立教184年7月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

たすけの根源たるぢばへ─親身のおたすけの中から真実込めて仕切りを運ぼう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に有難うございます。

さて、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言も解除され、またワクチン接種も進み、ようやく明るいや兆しが見え始めました。

しかし、世界各地では変異株による再感染が広がっている地域もあり、まだまだ安心した暮らしができない状況が続いています。

その中にあって、我々ようぼくには 教祖のひながたという人間生活の絶対的拠り所がありますので、まずは自らの心を陽気に澄んだ心に切り替えるべく、日々おつとめをしっかり勤めさせて頂くとともに、おたすけに勇んでかからせて頂きたいと思っております。

殊に、この月は大教会を通してのおぢばへの仕切りを運ばせて頂く月でございます。

たすけの根源たるぢばへのふせこみ、又、魂への徳積みともいうべき尊き御用に向かい、心定めの完遂を目指し、教祖のご存命の理を頂き、親身のおたすけの中から真実込めて運ばせて頂きましょう。

今月も何卒宜しくお願い致します。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者2名     小倉 房子  仁出川 清司 
修 養 科 生1名     奥本 義央

天の理を指針に行動を変える

「誠一つが天の理」

この世は、思い通り願い通りのご守護の世界ではありません。

また、この道は見せる姿や人間の計算や・ごまかし等は、一切通用しません。     

只々“(しぼ)り出すような誠 ”、それだけがご存命の教祖(おやさま)の お働きを頂けるのです。

お尽くしのご用を前にして、何も無いところから、お供えを生み出してくる・・・

これがなかなかと難しいことです。しかし、ご守護を頂くときは「一瞬」です。

また神様のお言葉に「一夜(いちや)の間にも…」とありますから、それが現実に成って来るには、「そうそう…」と言って教祖がお受け取り頂ける天に届く誠の心が出た時なんです。

いくら心定めをしても、この誠が無いと成って来ません。

しかし、どんな年端(としは)のいかん者でも、誠の心で通る中に、教祖の不思議自由用のお働きを、鮮やかにお見せ頂けるすごい世界なのです。

「順序一つが天の理」

順序をとび越えて、物事が成るという道理はありません。

人間関係の上でも、順序・礼儀・・・、そういったものが非常に大事です。日々、低く謙虚な心で、礼節と秩序をわきまえて、順序の理を狂わさないことが、天の理に適います。

「二つ一つが天の理」

「二つ一つの理」によって、一切の生み出しが起こります。

例えば、苦しい事を苦しいと愚痴るのは、「一つ一つ」です。

また、自分にとって嬉しい事があって喜ぶ・感謝する…

これも「一つ一つ」です。

いずれにせよ「一つ一つ」では、何も生み出されません。

ですから陽と陽…陰と陰…男だけ…女だけでは、全く生み出しがないのです。

ここに異質なものが合わさって初めて、生み出しがあるのです。

木下寿美子先生からよく「苦労を喜び、難儀を楽しめ」とお聞かせ頂きました。

喜べない苦労を喜び、楽しみようのない難儀な中を楽しんで通ってこそ、二つ一つの理で物事が生み出されて奇跡が出ます。

これは自ら身におこなって体験を通してしか、掴むことができないでしょう。

運命の質の転換

親を思い、心を定めたら、必ず苦労が出てきます。

それを喜んで、楽しんで通る中に、無から有が生み出されます。

皆さん、何も無いところから形あるものを生み出すという、こんな凄いことを指導してくれる信仰はどこにもありません。 

天理教は、運命の質の転換運命のケタを変える道です。

楽しみづくめの信仰

この道は、親不孝な者は 親孝行に─ 

恩知らずは 恩がわかるように 

孤独な者は 家族や仲間に恵まれ─ 

倒産破産してゆくようなお金に徳の薄い者が、定めたら定めたように自由用のご守護を頂くようになる・・・

そんな間違いない道です。心一つのかしものかりものの理を治め、代を重ねる中にいんねんが納消され、魂が見事に更生されていきます。

ですから、「今しんどいことがあればある程、先々に楽しみ づくめの世界やなぁ・・・」と思えます。

本日も、旬のご用に向かって、天の理に基づいた誠の心で 通らせて頂きましょう!

勇みのカリスマ講座

『八生兵庫』の『はっせい』とは?

まず、「八生」ですが、正式には、はじめは「はっしょう」だったんです。教祖八十年祭の時天浦分教会に講社がたくさんありまして、それを10か所程まとまって布教所に昇格しましょう・・・という動きがあったんです。その時に、それらの各布教所の名前に「八生(はっしょう)」とつけました。

ここも実は布教所時代、ずっと「八生(はっしょう)兵庫」だったんです。

「はっしょう」という名の第一番目の拠点となったのは、天浦三代会長・木下範三先生が、千葉県の稲毛市へ単独布教に行かれました。

その時に、米華さんという方ににをいがかかって、「八生布教所」を開設─  

昭和39年、範三前会長様ご自身が初代布教所長となられました。

そこから八生と名前の付く拠点が、たくさんできました。

昭和40年2月 八生兵庫布教所・充良布教所

八生布施布教所(H12天浦石見布教所に改称)

          八生吾妻布教所(H8解散)

          八生杉並布教所 開設

     同年5月 八生明石布教所 開設

     同年8月 青弘布教所(教会昇格につきS46解散)

          八生須磨布教所(S58解散)八生坂本布教所 開設

     同年9月 八生長田布教所(H10解散)開設

    同年10月 八生三村布教所 開設

つまり「八生」は、教祖八十年祭に誕生したことから、名づけられました。

八生兵庫は、教会名称の理を頂く時に、「はっしょう」は言いにくいので、「はっせい」と読み方を変えました。

八生兵庫の「はっせい」とは、この兵庫の地から様々なものを発生させていく・・・

つまりあらゆるものが生み出されていくという意味があります。

「八生」は「発生」という意味に加え、八は末広がりを表わし、年限をかけ、末広がりにどんどんと生み出されてくるという意味を込めているのです。

また数字の“8”は横にすると、∞(無限大)でしょ。

つまり、私の祖母(初代八生兵庫布教所長)が懸命に伏せ込んで下さったこの兵庫の地から無限に伸び広がっていくという壮大なテーマが、この名称にはあるんです。

ですから兵庫区・神戸市・兵庫県だけにとどまることなく、これから世界に発信するんだ!という熱いヴィジョンを描いています。

おやさまがお働き下さればどんな素晴らしいご守護を頂けるか、分かりません!

大きな夢をもって布教させて頂こうではありませんか!

八生兵庫分教会の教会史として、この名称にまつわる初代会長の思いと情熱を皆さんの胸にしっかりと刻んでおいて頂きたいと強く願います。

天浦分教会創立80周年 立教185年(令和4年)6月11日 記念祭執行

さあ 求める旬─教祖におすがりし次代にゆるぎない信仰信念を伝えよう!

来年迎える天浦分教会創立八十周年記念祭に向かって、各々がおたすけ頂いた元一日をに思いを  致し、更なる御恩報じと心の成人を目指して、しっかりと運ばせて頂きましょう。

よろこびの神殿ふしん喜納金

我が八生兵庫分教会は形の上でのふしんが完成し、昨年設立十周年を迎えさせて頂きましたが、本当の意味でのふしんは終わっていません。

神殿ふしん喜納袋(1口1万円)をご用意させて頂いております。

皆様の変わらぬ誠真実のお心寄せが、喜びの種まきとして、末代栄える理になります。

月間よろこびスケジュール (R184.7.3~8.2

日   程                               日  付行    事時   間
7月3日(土)     婦人の集い 【別席団参①】10:00 神殿集合
 4日(日)天浦 霊祭9:30執行
 5日(月)◇元の町布教所 開所式◇11:00 執行
  7日(水)  <兵庫布教>10:00 神殿集合 兵庫9:00発
10日(土)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん13:00 神殿集合
11日(日) 日()日( 土)天浦 月次祭  <遥拝式>9:30執行
12日(月) 日()日( 土)名田 月次祭 10:00執行
14日(水)<兵庫布教>10:00 神殿集合 兵庫9:00発
15日(木)琴緒 月次祭11:00 執行
16日(金)   <松山布教>      5:30兵庫発
18日(日)八生兵庫 霊祭仕切り運び10:00執行
19日(月)<西宮布教>    9:30神殿集合
20日(火)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(木)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(金)兵神 月次祭  <遥拝式><10:00執行>
26日(月)御本部月次祭 <遥拝式>・鳴物練習  よう <10:00執行>
7月 1日(日)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(月)八生兵庫 月次祭10:00執行

新型コロナウィルス感染拡大の為、急遽、予定が変更になる場合も多々ございますので、予め行事内容・時間など、ご確認の上、ご対応して頂きますよう宜しくお願い致します。

また、行事ご参加の際はくれぐれもマスクの着用などの感染対策にご協力くださいませ。