【2021年6月号】八生兵庫分教会喜び月報!

ご 挨 拶 

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

新型コロナウィルスの感染拡大は、日本国内では治まりを見せつつありますが、世界を見渡せばインドをはじめとして、まだまだ感染が拡大している地域も多く、それらの地域では多くの者が命や職を失い、我が国においても生活や経済の上に甚大な影響が出て、先を見通せない不安にさいなまれている人が激増しています。

その中にあって、私共ようぼくは、この長く続く大節の中をどのように務めさせて頂くかをということを常に思案し、まずは自らの心を陽気に澄んだ心に切り替えるべく日々胸の掃除に努めさせて頂くと共に、おつとめやおたすけに勇んでかからせて頂きたいと思っております。

特に、来月に迫るおぢばへの仕切りの御用に向かっては、年頭心定めの完遂を目指し、教祖のご存命の理を頂き、親身のおたすけの中から真実込めて運ばせて頂きましょう

今月も何卒宜しくお願い致します。

天理教八生兵庫分教会長 西村 一郎

風の時代─運命を変える尽くし

共感性とプレゼンテーション力

皆さまは“5080(ごまるはちまる)問題”をご存じでしょうか?  

50代の息子が80代の母親のわずかな年金のすねをかじって生きている─或いは引きこもりやネッカフェ難民・・・皆さまはこういう事情がどこから出てくると思われますか?

実は全て、会話・コミュニケーション・人と人とのカンバセーションが出来ない共感性の欠落から来ています。

現代、私たち人類にとって、必要なことは、相手の心にそっと寄り添っていける共感性と、相手の心にちゃんと受け取って頂けるような言葉を発していけるコミュニケーションの力だと思います。

私たち布教する者はありがたいことに、戸別訪問・声かけをします。

本来、挨拶一つ出来なかった人たちでも、おやさまのお伴である  にをいがけの経験を重ねることで、その力を養って頂いています。

それからもう一つ大切な点は、親神様・おやさま・理の親という「親」を光らせて救けて頂いたご恩をお伝えしていくプレゼンテーション能力が磨かれます。

自分が何かにチャレンジしたり、人様に支援して頂こうとするとき、このプレゼンテーション能力は不可欠です。

人はいんねんに転ぶ

しかし、そういった能力をいくら身につけたとしても、人は人生に転んでしまいます。

では、人は一体何に転ぶのでしょうか─。

この年、この月、この日のこの時刻…この場所で…この魂と出会う。

これを“いんねん”と言います。

例えば、とってもまじめな子が、その日、その場所、その魂と出会い、何でもない事から口論になって、思わず刺し殺してしまった─、

こんな事件が山ほどあります。

これは前生にそうなってしまう種を自分でちゃんと蒔いているのです。

逆に良い出来事もしかり、あの場所で、あの時に、あの魂と会って、たすけて頂けた─。

これも“いんねん”の為す業です。

時と場所と人とがパチッと合ったときに、一つの事件が起こります。

じゃあ、人は人生に転んでしまうことを絶対に避けられないのでしょうか?

「宿命」を変える「お尽くし」

他の宗教では、このことを「宿命」と言ったりします。

宿命というものは変えようがありません。

しかし、私たちはその変えられない、運命を変える術を、おやさまより教えて頂いています。

それは“お尽くし”です。

私たちにとって大事なお金・・・

自分の欲望を満たすために使うお金・・・

それを人たすけ・世界たすけに、手離していくことです。

思いきって、、、

それを離したときに、その金銭に自分の癖・性分がくっついて剥がれていくのです。

だんだん癖性分がとれていくと、“宿命”と言われるような立て合いで、その日その場所でその人に会っても、転落するような大変な事態にはならずに済む─或いは時間がずれる─、その場所に行かない─こういう形で守られていくわけです。

たとえその時は事情が無くても、大きく尽くして頂いた方は、そのあとに大きな事情や身上が起きたときに、見事に救けられています。

ここで間違えてはいけないのが、尽くしたから、ふしが出てこない訳ではありません。

出てきてもたすかりという結果が出てくるのです。

この尽くしの意義の深さというものは、凄まじいものがあります。

誠真実で仕切り

それでは、尽くすには

何がいるのでしょうか

それは“誠真実”です。自分の名誉や自分が守ってきたものを思い切って捨てた時、おやさまがそれを“誠”と受け取り、存命の理でお働き下さるから、信じられないような奇跡が出てくるのです。

一切が本音の心に応じたかりものですから、自分が誠真実の心に なれる為の「理作り」という行動を起こしていくことが肝心です。

そうすれば、仕切りの度に自分の魂が浄化され、浄化された心に相応しいかりものの姿となり、運命が変わっていきます。

どうぞ皆さま、仕切りに向かって、天浦の会長様ご夫妻、大教会長様ご夫妻又、真柱様夫妻、大亮様ご夫妻、そして赤衣を召されたおやさまのお喜び下さる姿をイメージして、誠真実の理作りを致しましょう!

勇みのカリスマ講座

『十億年のをやのご苦心』

皆さま、おはようございます。

本日はお湿りの御守護を頂いています。

つまり、雨の御守護ですね。

水と神とは同じこと心の汚れを洗いきる

とありますように、天然自然の恵みである水は、誠に有難いものです。

もし水がなかったら人間は生きていく事が出来ません。

この梅雨の時期は大雨が降ることもありますが、古来より日本にとって水は貴重な資源であり、梅雨は喜ぶべき季節なんです。

海外青年協力隊がアフリカ等の国へ行き、灌漑事業で井戸を掘る治水をしている。

未だに諸外国においては、雨露で葉っぱにたまる水滴を筒に溜めて、生活用水にするというような工夫を凝らして生きています。

教会に住み込む皆さんの中には、水を平気でじゃぶじゃぶ使って、じゃぶじゃぶ捨てる方もありますが、その水がなくて苦しんでいる国はたくさんあります。

中には泥水をすするような国もあります。

それを思えば蛇口をひねれば、きれいな水・飲める水が出てくる─。

こんな国はなかなかありません。

水一つとっても、誠に有難いですね。

ですから天理教では、挨拶において「足元の悪い中・・・」という言い回しでなく、「お湿りの御守護の中、お運び頂きまして、ありがとうございます。」という表現を致します

天理教の教えは、ズバリ一言で言うと「人だすけ」です。

そこで大切なことは、人間を創られた元の神である親神様の十億年に及ぶ御苦心をわからせてもらうこと─。

この世の中にあるものは全て人間に陽気ぐらしをさせてやりたいとの親心の上から、お創り下さり設置して頂いているものばかりです。

普段はあまり考えませんけれども、きれいな景色も、四季折々の季節感、そして旬々の様々な素材、動食物、そういったものも全部、親神様が創って頂いたものです。

それらをしっかりと活用しながら、陽気ぐらしを世界を実現してほしい・・・」

というのが、親神様の思し召しです。

然るに、世界中あるいは日本を見ても、現在どうでしょうか?

自分のことしか考えていない人がたくさんいます。

我が身、わが国さえよければいいと、自分たちの利益、お金、領土・海の権利などそういう資源などの独占が顕著になってきている。

確かに大昔に 比べれば、教祖の理によってに解放はされてきたものの、たすけあいどころか搾取を繰り返している。

そういうところから出てきたのがコロナウイルスです

もっと原点に戻って、富の偏在ではなく、分け合うという

形を親神様は望んでおられると思います。そういうことに、殆どの人間は目の前の欲望欲求に左右されて、気が付かない・・・。

私たちの辿るべき道は、教祖の道しかない

ですから、しっかりと人だすけの上に苦労させて頂きましょう。

教会の生活は常識からいえば、不自由で、ある意味苦労です。

自由な時間や自由に使えるお金がありません。

しかし、あてがってもらう、もらってばかり、たすけてもらうばかりでは、絶対にこのお道の神髄は わかりません。

こちらから求めて、苦労の道を通らせてもらわなければならない。

理の苦労は一粒万倍です。

今日一日喜び探しをして、親孝行と人たすけの道を、勇んで通らせて頂きましょう!

ろこびの神殿ふしん喜納金

我が八生兵庫分教会は形の上でのふしんが完成し、昨年設立十周年を迎えさせて頂きましたが、本当の意味でのふしんは終わっていません。

神殿ふしん喜納袋(1口1万円)をご用意させて頂いております。

皆様の変わらぬ誠真実のお心寄せが、喜びの種まきとして末代栄える理になります。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者5名
よ ふ ぼ く1名

月間よろこびスケジュールR184.5.3~6.2)

日   程                               日  付行    事時   間
6月3日(木)     婦人の集い 【別席団参①】10:00 神殿集合 兵庫9:00発
 4日(金)天浦 霊祭10:00執行
  7日(月)  <兵庫布教>10:00 神殿集合 兵庫9:00発
10日(木)≪天浦分教会 合同年祭≫11:00 執行(天浦分教会神殿)
11日(金) 日()日( 土)天浦 月次祭  <遥拝式>9:30執行
12日(土) 日()日( 土)名田 月次祭 10:00執行
14日(月)<中央区布教>    9:30神殿集合
15日(火)琴緒 月次祭11:00 執行
16日(水)   <松山布教>      5:30兵庫発
17日(木)   八生兵庫喜竜会14:30 直会室
18日(金)八生兵庫 霊祭/女鳴物勉強会10:00執行/12:45
20日(日)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(火)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(水)兵神 月次祭  <遥拝式><10:00執行>
24日(木)<西宮布教>    9:30神殿集合
26日(土)御本部月次祭 <遥拝式>・鳴物練習  よう <10:00執行>
7月 1日(木)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(金)八生兵庫 月次祭10:00執行

新型コロナウィルス感染拡大の為、急遽、予定が変更になる場合も多々ございますので、予め行事内容・時間など、ご確認の上、ご対応して頂きますよう宜しくお願い致します。

また、行事ご参加の際はくれぐれもマスクの着用などの感染対策にご協力くださいませ。