立教185年9月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

主体性をもって─確固たる信仰信念を!

日々それぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。

新型コロナウィルス感染第7波は爆発的な広がりを見せており、ついに当教会においても会長以下教会内の多くの者が感染し、月末には全く動けない状態となりました。

しかしながら、親神様・教祖の御守護により全員比較的軽傷ですませて頂き、大難を小難にお連れ通り頂けました。

今後もあらゆる事態を想定し、いかなる状況に遭遇してもまずおつとめをしっかり勤め、日々胸の掃除と世界の治まりを願いつつ、その節の背景にある親神様・教祖の親心を悟り、すべてを喜びに変える努力を続けてにをいがけ・おたすけに邁進させて頂きましょう。

具体的には、来月に迫る天浦成人理立、そして年末の仕切り、更には来年からの教祖140年祭三年千日年祭活動を目標に、主体性をもって、あらゆる御用に取り組み、確固たる信仰信念の確立に努めさせて頂きましょう。

また今月は、全教一斉にをいがけデーを含むにをいがけ強調の月でありますので、勇気を持ってにをいがけを行い

教祖から頂くお出会いを通して、より一層おたすけに励まさせて頂きましょう。

今月も何卒、宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者2名
よ う ぼ く1名

仕切りについて

「仕切り」とは、兵神大教会を通して世界たすけを推し進めて下さるぢば・かんろだいに運ばれる最も尊いお供えのご用であり、特に人間の執着のかかる二の切り金銭を以て運ばせて頂く極めて具体的なおたすけの実践であります。

この「仕切り」を感謝とご恩報じの心で運ばせて頂きましょう。

布教師のロマンと宝

立教185年8月18日 西村順子奥様霊祭のお話より

節が多い8月9月

この八月は、恩師である木下寿美子先生が出直された月です。また天浦の初代会長木下一夫先生が大きな

交通事故って50年前の9月4日に出直されました。

天浦では8月・9月は特に大きな節を見せられるときです。

世間でもここ最近はコロナの閉塞感もあって、ものすごく夫婦・親子・兄弟や近隣の知人などのトラブルから、殺したり殺されたりという事件が続出しております。

普段はそんなことないがないはずなのに、人間はふっといんねんが出てくることがあります。世間では「魔が差す」といいますが、その場所でその時間にその魂との立て合いから、思いもよらない事件となることがあります。

何となく突発的に出した言葉が(あだ)となり、ふと魔が差してとった行動が、取り返しのつかないことになるのです。

魔が差さない生き方

それでは「魔が差さない生き方」とは、どんな生き方でしょうか ?

それは元を知り、決して元を忘れない生き方ではないでしょうか?

「元はこんな家やったなぁ、元々はこんな大変な事情やったなぁ・・・大きくたすけて頂いて本当にもったいないなぁ・・・」このような感謝の心さえあれば、常に自分の心の置き所を低く持って、出る言葉は喜びの言葉となります。

そうした謙虚な日々の心遣いによって大きな事件や事故から守られていくのです。

低くなったら必ず結構になる

木下寿美子先生はよく「油断と甘えが一番怖い。」そして、「人間は高いか低いかしかない、高かったら身上事情、低うなったら皆結構になるのやで。」と仰られました。

今でもその先生の言葉が脳裏をよぎります。

油断して今の結構に甘えたらいつだって 元の木阿弥(もくあみ)になるわけです。

ですから朝夕のおつとめを通して、自分の原点に戻る─ そして私たちは教祖のおひながたに立ち返り、理の親々がこの道を代々通って下さらなければ、今の私たちの姿は絶対に無いんだということを決して忘れてはなりません。

ご恩返しの決意は「歩く」

寿美子先生がお出直しなられたこの月に、そして本日の霊祭に、改めて先生へのご恩返しの決意を新たにしたいと私は思案してみました。

それには、やはり「歩く」ということではないでしょうか。

これまでも、心が苦しいとき、経済が行き詰まりつらいとき、身体が病んだとき、言うに言われない悲しいとき、私はどうやってたすけてもらっただろう・・・

その答えは、にをいがけでした。

コツコツとにをいがけに歩く中に、高かった頭が自然と下がり、(おご)っていた心が自然と謙虚になり、「あぁ私は本当に思い上がっていたなぁ、申し訳なかったなぁ、もっともっと御恩報じに励もう!」不思議とそんな心になるんです。

布教に出る前は暗い心・重い身体であっても、帰ってくる頃には本当に身も心も明るく軽くなっています。

また出会った方々の事情身上がたすかっていく─そして新たな運命を生み出し無から有を生み出すのが、このにをいがけなんです。

天浦のあの大きな神殿普請も、この八生兵庫の普請もどうやって出来たのでしょうか?

それもこれもやはり“にをいがけ”からです。

おやさまのお伴をさせて頂き歩くということは、私たち布教師の「ロマン」であり「宝」です。

性格が運命をつくる

いよいよ来年から教祖140年祭の三年千日という年祭期間に突入します。

年祭は私たち一人一人の心の成人に励むときです。  

心の成人とは、一般的に分かり易く言えば、「自分の性格を変える」ということです。

「好きを嫌いに、嫌いを好きに」自分の性格が運命を作り、事情を作り、病気を作ってきました。

性格を変えずして、運命を変えることはできません。

寿美子先生から教えて頂いた親孝行と人たすけの道を、心を引き締め、誰一人として落ちることなく、三年千日を勇んで邁進させて頂きましょう。

月間よろこびスケジュール

日   程                               日  付行    事時   間
9月4日(日)天浦 秋季霊祭10:00執行
  5日(月)  <西区布教>    9:30神殿集合
  7日(水)八生兵庫 婦人の集い/女鳴物練習 【別席団参①】10:00 神殿集合
10日(土)天浦分教会月次祭 前日ひのきしん13:00 集合(天浦神殿)
11日(日) 日()日( 土)天浦 月次祭10:00執行
12日(月) 日()日( 土)名田 月次祭 /<西宮布教>10:00執行/9:30神殿集合
14日(水)<兵庫布教>    10:00 神殿集合 兵庫9:00発
15日(木)琴緒 月次祭11:00 執行
16日(金)   <松山布教>      5:30兵庫発
18日(日)八生兵庫 秋季霊祭 10:00執行
20日(火)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(木)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(金)兵神 月次祭  <10:00執行>
25日(日)  修養科受付詰所15時面接
26日(月)御本部月次祭 <遥拝式>  よう <10:00執行>
28日(水)八生兵庫別席団参 9:00 兵庫出発
29日(木)全教一斉にをいがけ  
30日(金) 
10月 1日(土)(月)八生兵庫分教会 秋季大祭 前日ひのきしん 
2日(日)八生兵庫 秋季大祭/青の思案場10:00執行 / 18:00~