立教179年6月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

少年会最大の行事夏のこどもおぢばがえりその意義をかみしめ、力をこめよう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

立教百七十九年・教祖百三十年祭の年も、瞬く間に5か月が過ぎました。

年祭後は年祭当日の真柱様の神殿講話とそれを 受けた大教会長様、天浦の会長様の思いを指針に、教会の常時活動であるおつとめと布教、さらに中席者の丹精、道の将来を担う人の育成等を地道に務めさせて頂く中に、数々の出会いとおたすけの場をお与え頂き、人づくりの上に大きな御守護を頂戴しております。

こういった数々の御用を推進する上に、欠かすことのできない裏付けとしてお尽くし、殊に七月の仕切りには教会として、心定めの完遂を目指し、教祖のご存命の理を頂き、親身のおたすけの中から真実込めて運ばせて頂きたいと存じます。

又、恒例の夏のこどもおぢばがえりに向かっても、少年会最大の行事としてそのもつ意義をしっかりとかみしめ、一人でも多くの子供達の参加を目指し、毎月の少年会活動を活用しながら誘いかけに力を込めて参りましょう。

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者10名
修 養 科 生1名

アホらしいことを喜んでやる!

『親から子への贈り物』第2集『一九.歩くということ』より

私、本当に感無量の思いがあるのは、今から五年前の四月に五人のよふぼくの方に「白紙にもどって 一から始めるという」と、白紙にとにかく戻って ほしいと、無の世界を欲も理想も希望も何も捨ててただポカンとした気持ちで歩かせてもろてほしいと。

そこに初めていろいろと神様のお姿、また信仰の理合い、いろんなものが出てくるけど、自分がおさづけさせてもらおう、にをいがけさせて貰おう、信者になってもらおうと思うと、案外、今までそれでなんぼやっても失敗しているので、何か私もわからないけれど「白紙にもどって一より始めてくれ」と、真柱様があんなにおっしゃって下さるのだから、まあそういう気持ちで歩いて頂戴というのが、この布教の始まりでした。

自分はどうなってもかまわない、そこまで思わなくても、周囲、理を、特に親の理を立てる、そこに一番人間に必要な人間愛というんですかね人を大切に、人に愛情をもっていくと。

この心になったときに、それこそ親神様・教祖はどんなにお喜びくださり、どんな自由用(じゅうよう)な御守護をお見せくださるかわからないわけです。

 皆、それぞれ良いところもありますけれど、いんねんも持っております。

自分の力でいんねんというものは断ち切る事はできませんから、あくまでも理を素直に受けて、その理の中でこんなアホらしいことなんでしているのやろという風な、アホらしいことを喜んでできたら、そこには必ず親神様・教祖のお働きをお見せいただくわけですから、あまり物事は考えて判断して、利口になるよりも、むしろ今、お互いに成人する楽しみずくめの道を通るというのには、アホになって通らんことにはなかなか通りきれんと思います。

お互いバカでは困りますが、分かってもバカになり、ばからしいなあと思っても、負けて低くなり、普通の世界で非常にできにくいことを通らせてもらうことが一番、天の理に叶い、ひながたの道に近寄らせてもらうことやないかと。

そういう思いを持ってこれから、お互いに成人の道をまっしぐらに通らせていただきたいと思っています。

無の中をひたすら歩く

立教179年1月7日 一郎会長様 朝席

私が毎日、皆さんにお伝えさせて頂いていることは、(木下)寿美子先生が、初めはわからんわからんの中を、無我夢中で親へ親へと尽くし切られて、何十年もかけて暗中模索して、深谷(忠政)先生や、関(久米治)先生などに教えを乞う中で、一回当たり何十万円ものお礼をしながら学び、更に自ら実践して築き上げられたお道の真髄なんです。 

~中 略~

だから、当時の方々と声を掛け合って、『先生のお練りあいの尊いお話を、無料(タダ)で聴いては勿体ない…。』というところから、精一杯お礼を運ばせて頂き、求めて学び実践して、信仰を自分のものにした方々が、今ではリーダーとして教会長となり、継続発展しています。

先生は、いまから30年前の教祖百年祭の時、諭達第三号が発布され、その中に「百という字は、白紙に戻って一より始める」━それは一体どういうことなのか…と、3年間にわたって思案されたんです。

更に、その2年後、先生は「歩く」ということではないかと、気付かれるんですね。

そして、忘れもしません…昭和63年4月5日。

天浦の布教体制が始まったんです。

私はまだその時、先生の運転手をしていましたので、布教に歩き出した5人の方を見送りながら、まだその時には、まさか私がその中に入るなどとは思ってもいませんでした。

しかし、その半年後に入らせて頂きまして、何にも無いところから始まったわけです。  

~中 略~

「親神様のお身体の上を、無になって歩く」・・・それも、親のご恩を感じながら、ただひたすらに歩くんです。

毎日の暮らしに追われて、「今日いくら稼がないかん」とか「今日は何の仕事を(こな)さないかん」とか・・・普段なら全く眼中になかったものに、ありがたいなぁと感じれるんですね。

無になって歩く中に、目に映るものが変わるんです。

燦々(さんさん)と降り注ぐ太陽の光、海に目をやればキラキラと水面がきらめき、山には木々が茂り、草花が咲き乱れて、耳を澄ませば向こうで鳥がさえずっている、土の下には、様々な生み出しが(うず)まっている・・・   

親神様が人間を楽しませてやろうとの親心が、切実に感じられる訳です。

私も必死で歩いて歩いて歩き回って、現在(いま)があります!

たすけ一条の川を超す

兵庫教区大学生セミナー(R173.1.12)での順子奥様のお話より

“世間とたすけ一条の川を越す”ということは、このお道を通る上に、天地ほど違うものがあります。

それは、本当の自分のいんねんの自覚が出来てくるんです。

世間でどんなに熱心に通って信仰しているつもりでも、皮一枚わかりません。

無の中を歩くということは、凄いことやなあ。つくづくそう思います。

においがけということの偉大さ!その中からすべてのものが生み出されていく不思議!!

無の中で、“おやさま”を伝えさせて頂く!親神様・教祖という人間を造った親 ━ これほど確かなものが、何処にあるんでしょうか?

いろんな宗教を「熱心に20年30年やりました」…という方々を現在おたすけさせて頂いています。

みなさん、一様に最終最後のいんねんの自覚がつかないから・・・最終最後のいんねんを抱えたままで信仰しておられる。

一体何が違うのか?

・・・“元の理”を明かされた最後(だめ)の教え・・・ここなんです。

・・・行動でいえば、それは“教祖のひながた”です。

理解が出来ない・・・得心いかない・・・理不尽であり・・・どう考えたって・・・

「こんなの、矛盾じゃないの!」という処が、一番いんねんが切れていくこの道のエキスなんです。

ここに教祖存命の理を頂いて、不思議なたすけを頂くんです。

このことを二十数年を通して、体に叩き込んで頂きました。

~ 中 略 ~

私が世間から天浦にお住み込ませて頂いたばかりの 当時、正直“においがけ”だけは嫌だったんです。 

~ 中 略 ~ 

でも、(木下寿美子)先生から「明日から歩きなさい!」と言われて・・・    

私も初めての戸別訪問で、いまでもその情景までもはっきり覚えていますが…

「どうしようかなぁ?・・・押そうかな?・・・嫌やなぁ・・・」と。

未熟で、お話も出来ませんし・・・とにかく断ってくれたら、ほっとするような・・・。

でも、本当にそこからすべてが始まったんです。

神殿が建つのも、修養科生が出来るのも、別席者が出来るのも、親にお尽くしやお礼を運ばせて頂けるのも、みな・・・ピンポーンッ、「こんにちは、天理教です。」・・・『そんなん要らんわぁ!』・・・「ありがとうございました!」これなんですよ!

みんなこの無の中での“においがけからなんですよ

そこで気づいたことは、信仰が難しいんじゃない、ただ自分の気癖が難しい。

出会いを通して、おたすけを通して心底、教えてもらうんです。

出会いが、こちらを育ててくれるんですね。

~ 中 略 ~

こうして今も毎日が不思議ふしぎの連続です!!

月間よろこびスケジュール

日   程                                   日  付行    事時   間
6月3日(金)  婦人会の集い10:00神殿集合
   4日(土) )  天浦分教会 霊祭10:00 執行
 7日(火)  <西区布教>11:00八生瀧川布出発
  8日(水)【別席団参②】八生兵庫 担当9:00兵庫発
  9日(木)<兵庫布教>    10:00 神殿集合
10日(金)<教会長布教所長夫妻布教・おつとめ練習>/前日ひのきしん9:30天浦/14:00神殿集合
11日(土) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(日) 日()日( 土)名田分教会 月次祭 /<垂水布教>10:00執行/13:00出発
15日(水)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
16日(木)<松山布教>  5:30兵庫発
18日(土)  八生兵庫 霊祭/おふでさき勉強会/喜竜会10:00執行/12:45~/18:30~
【別席団参③】9:00 兵庫発
18日~19日子供会(お泊り会)「あまうら大運動会」9:00 天浦 受付
20日(月)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
23日(木)兵神大教会 月次祭10:00執行
25日(土)天浦青年会活動/修養科生受付9:30集合/兵神詰所15:00面接
【別席団参④】9:00 兵庫発
<天理布教>/天理バザー(兵神詰所)8:00 八生兵庫 出発
26日(日)御本部月次祭 6:30八生兵庫出発
30日(木)おつとめ合同練習(八生兵庫) 10:00神殿集合 
7月1日(金)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(土)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行