第三号 七十七才老女 明治七戌年一月ヨリ
このたびハもんのうちよりたちものを
はやくいそいでとりはらいせよ (3-1)
すきやかにそふぢしたてた事ならば
なハむねいそぎたのみいるそや (3-2)
しんぢつにそふぢをしたるそのゝちハ
神一ぢよで心いさむる (3-3)
だん/\とせかいの心いさむなら
これがにほんのをさまりとなる (3-4)
いまゝでハなによの事もハかりない
これからみゑるふしぎあいづが (3-5)
こんものにむりにこいとハゆうでなし
つきくるならばいつまでもよし (3-6)
これからハ水にたとゑてはなしする
すむとにごりでさとりとるなり (3-7)
しんぢつに神の心のせきこみわ
しんのはしらをはやくいれたい (3-8)
このはしらはやくいれよとをもへども
にごりの水でところわからん (3-9)
この水をはやくすまするもよふだて
すいのとすなにかけてすませよ (3-10)
このすいのどこにあるやとをもうなよ
むねとくちとがすなとすいのや (3-11)
このはなしすみやかさとりついたなら
そのまゝいれるしんのはしらを (3-12)
はしらさいしいかりいれた事ならば
このよたしかにをさまりがつく (3-13)
このはなしさとりばかりであるほどに
これさとりたらしよこだめしや (3-14)
このよふのにんけんはじめもとの神
たれもしりたるものハあるまい (3-15)
どろうみのなかよりしゆごふをしへかけ
それがたん/\さかんなるぞや (3-16)
このたびハたすけ一ぢよをしゑるも
これもない事はしめかけるで (3-17)
いまゝでにない事はじめかけるのわ
もとこしらゑた神であるから (3-18)
にち/\に神のはなしがやま/\と
つかゑてあれどとくにとかれん (3-19)
なにゝてもとかれん事ハないけれど
心すましてきくものハない (3-20)
すみやかに心すましてきくならば
よろづのはなしみなときゝかす (3-21)
このよふのたしかためしかかけてある
これにまちがいないとをもゑよ (3-22)
このためしすみやかみゑた事ならば
いかなはなしもみなまことやで (3-23)
なにもかもいかなはなしもとくほどに
なにをゆうてもうそとをもうな (3-24)
めへにめん神のゆう事なす事わ
なにをするとも一寸にしれまい (3-25)
はや/\とみへるはなしであるほどに
これがたしかなしよこなるぞや (3-26)
これをみてなにをきいてもたのしめよ
いかなはなしもみなこのどふり (3-27)
人のものかりたるならばりかいるで
はやくへんさいれゑをゆうなり (3-28)
子のよなきをもふ心ハちがうでな
こがなくでな神のくときや (3-29)
はや/\と神がしらしてやるほどに
いかな事でもしかときゝわけ (3-30)
をや/\の心ちがいのないよふに
はやくしやんをするがよいぞや (3-31)
しんぢつに人をたすける心なら
神のくときハなにもないぞや (3-32)
めへ/\にいまさいよくばよき事と
をもふ心ハみなちがうでな (3-33)
てがけからいかなをふみちとふりても
すゑのほそみちみゑてないから (3-34)
にんけんハあざないものであるからに
すゑのみちすじさらにわからん (3-35)
いまの事なにもゆうでハないほどに
さきのをふくハんみちがみへるで (3-36)
いまのみちいかなみちでもなけくなよ
さきのほんみちたのしゆでいよ (3-37)
しんぢつにたすけ一ぢよの心なら
なにゆハいでもしかとうけとる (3-38)
口さきのついしよはかりハいらんもの
しんの心にまことあるなら (3-39)
たん/\となに事にてもこのよふわ
神のからだやしやんしてみよ (3-40)
にんけんハみな/\神のかしものや
なんとをもふてつこているやら (3-41)
ことしにハめつらし事をはじめかけ
いまゝでしらぬ事をするぞや (3-42)
いまゝでハなによの事もせかいなみ
これからわかるむねのうちより (3-43)
このたびハたすけ一ちよにかゝるのも
わがみのためしかゝりたるうゑ (3-44)
たすけでもをかみきとふでいくてなし
うかがいたてゝいくでなけれど (3-45)
このところよろつの事をときゝかす
神いちじよでむねのうちより (3-46)
わかるよふむねのうちよりしやんせよ
人たすけたらわがみたすかる (3-47)
高山ハせかい一れつをもうよふ
まゝにすれともさきハみゑんで (3-48)
だん/\とをふくよせたるこのたちき
よふほくになるものハないぞや (3-49)
いかなきもをふくよせてハあるけれど
いがみかゞみハこれわかなハん (3-50)
せかいぢうむねのうちよりしんばしら
神のせきこみはやくみせたい (3-51)
せかいぢうむねのうちよりこのそふぢ
神がほふけやしかとみでいよ (3-52)
これからハ神がをもていあらわれて
山いかゝりてそふちするぞや (3-53)
いちれつに神がそうちをするならば
心いさんてよふきつくめや (3-54)
なにもかも神がひきうけするからハ
どんな事でもぢうよぢさを (3-55)
このたびハうちをふさめるしんばしら
はやくいれたい水をすまして (3-56)
高山のしんのはしらハとふじんや
これが大一神のりいふく (3-57)
上たるハだん/\せかいまゝにする
神のざんねんなんとをもうぞ (3-58)
いまゝでハなにをゆうてもみへてない
もふこのたびハせへつうがきた (3-59)
これからハよふきづとめにまたかゝる
なんの事やら一寸にしれまい (3-60)
今までもしりてはなしてはなしとも
といてあれどもなんの事やら (3-61)
これまでハいかなはなしをといたとて
ひがきたらんでみへてないぞや (3-62)
これからわもふせへつうがきたるから
ゆへばそのまゝみへてくるぞや (3-63)
しかときけ三六二五のくれやいに
むねのそふぢを神がするぞや (3-64)
しやんせよなんぼすんだる水やとて
とろをいれたらにごる事なり (3-65)
にごり水はやくすまさん事にてわ
しんのはしらのいれよふがない (3-66)
はしらさいはやくいれたる事ならば
まつたいしかとをさまりがつく (3-67)
このよふをはじめた神のしんぢつを
といてきかするうそとをもうな (3-68)
いまゝでもしんがくこふきあるけれど
もとをしりたるものハないぞや (3-69)
そのはづやどろうみなかのみちすがら
しりたるものハないはづの事 (3-70)
これまでハこのよはじめてない事を
たん/\といてきかす事なり (3-71)
なにもかもない事はかりとくけれど
これにまちごた事ハないぞや (3-72)
十一に九がなくなりてしんわすれ
正月廿六日をまつ (3-73)
このあいだしんもつきくるよくハすれ
にんぢうそろふてつとめこしらゑ (3-74)
にち/\に神の心のせきこみハ
ぢうよじざいをはやくみせたい (3-75)
これからハにんぢうそろをてつとめする
これでたしかににほんをさまる (3-76)
しんぢつにたすけ一ぢよてあるからに
なにもこわみハさらにないぞや (3-77)
なにもかもたすけ一ぢよとめるなら
神のさんねんみにさハりつく (3-78)
しやんせよ万たすけのこのもよふ
にんけんハざとさらにをもうな (3-79)
いまゝでハなにかよろづがハからいで
みなにんけんの心ばかりで (3-80)
これからハ神の心と上たるの
心と心のひきやハせする (3-81)
このはなし一寸の事やとをもうなよ
神がしんぢつみかねたるゆへ (3-82)
これからハ神のちからと上たるの
ちからくらべをするとをもへよ (3-83)
いかほどのごふてきあらばだしてみよ
神のほふにもばいのちからを (3-84)
しんぢつの神がをもていでるからハ
いかなもよふもするとをもゑよ (3-85)
いまゝでハからがにほんをまゝにした
神のざんねんなんとしよやら (3-86)
このさきハにほんがからをまゝにする
みな一れつハしよちしていよ (3-87)
をなじきのねへとゑだとの事ならバ
ゑたハをれくるねハさかいでる (3-88)
いまゝでわからハゑらいとゆうたれど
これからさきハをれるはかりや (3-89)
にほんみよちいさいよふにをもたれど
ねがあらハればをそれいるぞや (3-90)
このちからにんけんハさとをもハれん
神のちからやこれハかなわん (3-91)
このよふハにぎハしくらしいるけれど
もとをしりたるものハないので (3-92)
このもとをくハしくしりた事ならバ
やまいのをこる事わないのに (3-93)
なにもかもしらずにくらすこの子共
神のめへにハいぢらき事 (3-94)
なにゝてもやまいとゆうてさらになし
心ちがいのみちがあるから (3-95)
このみちハをしいほしいとかハいと
よくとこふまんこれがほこりや (3-96)
このよふのにんけんハみな神のこや
神のゆう事しかときゝわけ (3-97)
ほこりさいすきやかはろた事ならば
あとハめづらしたすけするぞや (3-98)
しんぢつの心しだいのこのたすけ
やますしなずによハりなきよふ (3-99)
このたすけ百十五才ぢよみよと
さだめつけたい神の一ぢよ (3-100)
にち/\に神の心のせきこみを
そばなるものハなんとをもてる (3-101)
上たるをこわいとをもていすみいる
神のせきこみこわみないぞや (3-102)
むねあしくこれをやまいとをもうなよ
神のせきこみつかゑたるゆへ (3-103)
たん/\と神の心とゆうものわ
ふしぎあらハしたすけせきこむ (3-104)
このふしきなんの事やとをもている
ほこりはろふてそふぢしたてる (3-105)
あとなるにはやくはしらをいれたなら
これでこのよのさだめつくなり (3-106)
このはなしはやくみへたる事ならば
いかなものでもみなとくしんせ (3-107)
いまゝでハしよこためしとゆへあれど
かんろふだいもなんの事やら (3-108)
このものを四ねんいせんにむかいとり
神がだきしめこれがしよこや (3-109)
しんぢつにはやくかやするもよふたて
神のせきこみこれがたい一 (3-110)
これまでハぢうよじざいとまゝとけど
なにもみへたる事わなけれど (3-111)
これからハいかなはなしもときをいて
それみゑたならじうよぢざいや (3-112)
いまゝでの事ハなんにもゆてくれな
廿六日にはじめかけるで (3-113)
これからハせかいの心いさめかけ
にほんをさめるもよふするぞや (3-114)
にんけんの心とゆうハあざのふて
みへたる事をばかりゆうなり (3-115)
これからハない事ばかりといてをく
これからさきをたしかみていよ (3-116)
どのよふな事もたん/\ゆいかける
みへたる事ハさらにゆハんで (3-117)
このよふをはじめた神のしんばしら
はやくつけたい神の一ぢよ (3-118)
めへにめん神のゆう事なす事を
たん/\きいてしやんしてみよ (3-119)
いまのみち上のまゝやとをもている
心ちがうで神のまゝなり (3-120)
上たるハせかいぢううをまゝにする
神のざんねんこれをしらんか (3-121)
これまでハよろづせかいハ上のまゝ
もふこれからハもんくかハるぞ (3-122)
このよふをはじめてからハなにもかも
といてきかした事ハないので (3-123)
上たるハせかいぢううをハがまゝに
をもているのハ心ちかうで (3-124)
高山にそだつる木もたにそこに
そたつる木もみなをなじ事 (3-125)
にんけんハみな/\神のかしものや
神のぢうよふこれをしらんか (3-126)
いちれつハみな/\わがみきをつけよ
神がなんどきとこへいくやら (3-127)
一寸はなし神の心のせきこみハ
よふぼくよせるもよふばかりを (3-128)
たん/\とをふくたちきもあるけれど
どれがよふほくなるしれまい (3-129)
よふぼくも一寸の事でハないほどに
をふくよふきがほしい事から (3-130)
にち/\によふほくにてわていりする
どこがあしきとさらにをもうな (3-131)
をなじきもたん/\ていりするもあり
そのまゝこかすきいもあるなり (3-132)
いかなるのぢうよじざいのこのためし
ほかなるとこでさらにせんぞや (3-133)
いまゝでもためしとゆうてといたれど
もふこのたびハためしをさめや (3-134)
たん/\となに事にてもこのよふわ
神のからだやしやんしてみよ (3-135)
このたびハ神がをもていでゝるから
よろづの事をみなをしへるで (3-136)
めへ/\のみのうちよりのかりものを
しらずにいてハなにもわからん (3-137)
しやんせよやまいとゆうてさらになし
神のみちをせいけんなるぞや (3-138)
一寸したるめへのあしくもできものや
のぼせいたみハ神のてびきや (3-139)
いまゝでハ高い山やとゆうたとて
よふほくみへた事ハなけれど (3-140)
このさきハ高山にてもたん/\と
よふぼくみだすもよふするぞや (3-141)
いちれつにはやくたすけるこのもよふ
上下ともに心いさめで (3-142)
にち/\にせかいの心いさむなら
ものゝりうけハみないさみでる (3-143)
なにゝてもたすけ一ちよであるからに
むほんねへをはやくきりたい (3-144)
いまのみちほこりだらけであるからに
ほふけをもちてそうぢふしたて (3-145)
あとなるハみちハひろくでごもくなし
いくたりなりとつれてとふれよ (3-146)
二二の二の五つにはなしかけ
よろついんねんみなときゝかす (3-147)
高山のせきゝよきいてしんしつの
神のはなしをきいてしやんせ (3-148)
にち/\に神のはなしをたん/\と
きいてたのしめこふきなるぞや (3-149)