立教187年8月号　天理教八生兵庫分教会　よろこび月報

ご挨拶

日々それぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。

さて、勇みに勇んで務めさせて頂いている教祖百四十年祭三年千日の年祭活動も早くも前半が過ぎましたが、この間、あまたの出会いとおたすけの場をお与え頂き、身上･事情のおたすけの上に数々の教祖のご存命のお働きを目の当たりにさせて頂いております。

後半に向かっても、諭達第４号にお示し頂く真柱様の思召し、また、兵神大教会、天浦分教会よりお打ち出し頂いている活動方針を今一度しっかりと心に刻み─

との八生兵庫分の行動指針に添って、教祖の道具衆としての自覚を一層高めて、ひながたを実践し、たすけの実をあげつつ、それぞれの心の成人に務めさせて頂きましょう。

今月も何卒よろしくお願い致します。

立教187年7月18日一郎会長様朝席のおはなしより

諭達第３号抜粋　昭和56年（1981年）1月26日発布

一言のにをいがけは、人の運命を変える。　

それはをやの声を聞く時、心の向きが変わるからである

一度のおたすけは、人の心を入れ替え、無い命をもお救けいただく。

それはをやの理を受けるからである。

ここで言う一回のおたすけとは“おさづけ”のことです。

おさづけによって、人の運命を変え、無い生命をもたすけることができます。

医者や薬から見放された人でもたすかるのです。

また、悪い運命を善い運命に変えて頂くことが出来ます。

“ようぼく”はこんな尊い役割を担っているのです。

でも心や魂が汚れきっていては、おたすけは出来ません。

魂をきれいにするための段々のお話が“別席”のお話です。

同じ理のお話を重ねて聞くうちに、魂の汚れがとれ、その度ごとに教祖から徳をつけて頂けます。

始めは何か難しい話やなぁ…１時間半は長いなぁ…と思われるかもしれませんが、尊いようぼくになるための1歩1歩、1席1席ですから、疎かにしてはいけません。

私が常に別席者にこだわり続けるのは、ここにその所以(ゆえん)があります。

天才”というのは、1つのことを徹底してやり続けることができる才能を持つ方の事です。

野球選手で言えば、昔は王(貞治)選手、今は大谷(翔平)選手、少し前はイチロー選手。

この方たちは、寝ても覚めても野球のことしか考えていません。

私も一条を志してより３５年になりますが、最初は無我夢中で必死のパッチでありました。

ようぼくはあれこれ考え込んだり、我が身我が家のことをごちゃごちゃ考えてる暇などありません。

とにかく目の前の人をたすけ、においをかけてかけてかけまくる！

常に変わらない心、変わらないつとめで、共々に心の成人を目指していきたいと思います。

ここで大切なことは、あくまでも自分が人をたすけるのではなく、“何でもどうでもたすかってもらいたい”というその心の誠を教祖が受け取って下さって、教祖がたすけて下さいます。

また、“心を入れ替える”と言っても、自分の胸部をパカッと開けて新しいものを取って付ける訳にはいきません。

だから毎日毎日小さな理の中から、教祖という大きな理を自分がしっかりと掴んでいき、教祖に使って頂くことが肝心です。　　

今日も一日、人に真心を尽くし、小さな誠を積み重ね、その理によって出会った方がたすかって頂けるように勇んで通らせて頂きましょう。

別席者	8名
ようぼく	1名