おふでさきとは?
おふでさきは、みかぐらうた・おさしづを含めた天理教の三原典の1つで、天啓によるおやさまの直筆です。
原典・おふでさきに
だん/\とふてにしらしてあるほどに はやく心にさとりとるよふ
おふでさき第4号72
とあるように、おやさまは親神様の思召しを口で言うだけでは忘れるので、忘れないようにとの親心から筆で書き残されました。
その「ふで」あるいは「ふでさき(筆先)」に敬称の「お」をつけて「おふでさき」という名前になっています。
おふでさきは1号〜17号に分けられており、全部で1711首のお歌からなっています。
ただ単に忘れないようにというだけではなく、親しみやすく、理解しやすいようにとの親心から、ひらがなでの歌の形式で、たとえを多く用いて表現されています。
おふでさきは明治2年〜明治15年までかかってお記になっています。
内容は同じ天理教の教理でも、他の原典と違って、天理教教理の根幹が記されており、中でも天理教で最も大切なおつとめのことが強調されています。