続いてこそ道 とは?
原典おさしづに
つゞいてあつてこそ道といふ、つゞかん事は道とはいはん、いへやうまい (明治39・5・21)
おさしづ
とお教え下されています。
世間でも「三日坊主」などの言葉があるように、なんでも人間の心は変わりやすく、継続させるということはとても難しいものなのであります。
しかし、年限をかけて一生懸命に努力すれば、相当な効果を収め、必ず成功することができるのです。
天理教では、「年限の理」「天然自然の道」というお言葉があるように、信仰の道を継続することが大切な本質だとお教え下されています。
かしもの・かりものの理を聞き分け、いんねんを自覚し、たんのうの心を治め、欲を忘れてひのきしんに勇む心を続けてこそ、初めて心の成人をした人と言えるのであります。
お言葉に
人間しあんはひさしくつづかん
とありますように、神一条の道は、必ず続く道がありますが、人間思案の道はどんなに深く考えているつもりでも、長くは続きません。
神一条の道をしっかり心に定め、変わらぬ誠の心を続けていくことが大切です。
みかぐらうたに
よう/\こゝまでついてきた じつのたすけハこれからや
(三下り目 4)
という暖かいお心で待ち構えて下さっています。
また、「無理してはつゞかん」とのお言葉もよく思案させて頂かなければなりません。