立教180年5月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報 

ご挨拶

修養科一期講師 仕上げの伏せ込み─おぢばから吹く風 ③

新緑が目に鮮やかな今日この頃─ 、

八生兵庫分教会にお繋がり頂くよふぼく・信者の皆様に  おかれましては、常日頃、教会の上に心を寄せて頂き誠に ありがとうございます。

殊に先月は、教祖誕生祭、婦人会総会に合わせての別席団参、天浦成人理立という時旬の御用の上に精一杯のご真実を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

さて、修養科一期講師の御命を頂いておぢばに伏せこませて頂き、早いもので2ヶ月が経過し、残すところ20日余りとなりました。

修養科生の皆さんに、親神様、教祖の親心とおぢばの素晴らしさ、更にはおつとめの大切さをしっかりお伝えし、修了後それぞれの所属教会にとって、なくてはならないよふぼくとなって頂けるよう丹精に勤める所存です。

私自身も、おぢばでの伏せこみを通して充電させて頂き、更なる勇みをもってにをいがけ・おたすけ・尽くし・運び・ひのきしんに邁進させて頂く決意がみなぎってきました

残りの期間も 気を緩める事なく最後まで務めさせて頂きますので、皆様方も『仕切り』『こどもおぢばがえり』という次なる塚に向かって勇んでお通り下さいますようお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者15名

天然自然の理に沿って干渉する

木下寿美子先生教話集第四集 十五話『一万個ついたトマトの木』より

これからは、二十一世紀に向けてもっともっと人間は、思い方をかえないかんのやないか。

~ 中  略 ~

これから先は、自分自分というてる人は、絶対に破滅してしまう。

間もなく二十一世紀、しっかりと人をたすける、人と自分とのコンビネーションから始まって、動きのなかに人をたすけていかなけりゃいかん

これがこの二十一世紀大きな課題や。

考えてみたら世間でそういうことがわかっても、どっから手をつけてよいかわからん。

ところが、お道は有難いことに、いつでも人をたすける。

人のお節介を焼いたりするようにみえますけれどもそんな意味でなく、天然自然の理に沿うように、人のことを干渉さしてもらってるのや

それを世間の心で見たらあんまりいらんことまでせん方がよい。

~ 中  略 ~

 しかし、だんだんと気がつかしてもろたら、何という素晴らしい歩みを教祖はお教え下さっておったんかなあ。 

どんなにお礼をいうて感謝してよいかわからんほど素晴らしい 生活をさしてもろとったんやなあ。

~ 中   略 ~

世間から 見てもなるほど、道から見てもなるほど、親神様・教祖がご覧になってもなるほどと思うて頂けるようになるのがほんまの道やないか

自己中心になったり偏ったりせんように、自然を尊び、自然のなかでお互いがたすけ合うていくという、この大事な生活を取り間違わないように通らしてもらいたいと思います。

お道の出番

4月26日 順子奥様の団参バス車中のお話より

誠は天に通ずる

木下寿美子先生が、二十年も前に─

「これからは世間の方が天理教を求めてくるわよ」

仰られていました。

まさしく今こそ、そんな時代がきていますね。

先日(平成29年4月21日)の国会で、天理教災害救援ひのきしん隊の活動のすごさが取りただされ、私たち布教師一同、心から感動するとともに、災害への迅速な対応と被災者一人一人の心に応える自己完結型の救援活動の長年にわたる歴史的な事実に衝撃を受けました。   

~ 中 略 ~

まさに、救援にあたった二万人の誠の心の集積が、天に通じて一人の(衆議院)議員さんの心を動かし、この度の国会の答弁に至ったのだと確信しています。

何よりも百二十年もの間、おやさまの教えを実行していった教会長様方々・信者さん方々の誠の集積であります。  

~ 中 略 ~

「里親制度」においても、天理教の教会における里親のあり方が天の理に合わせ、おやさまのお心に照らして、我が子のようにお世話をすることを、非常に高く評価されています。

だから難しい家庭環境で育ち、特に深い心の傷を負ったお子さんたちは、天理教の教会に里子として預けられるそうです。

真似のできない根本精神

「憩いの家」の総合病院も、世界でも稀にみる行き届いた病院であり、世間でもそういったものを創ろうと、いろんな所で最先端の医療を駆使して建ち上げられていますが、たとえ形はよく似た施設がたくさん出来てきても、同じようにはいきません。

それはおやさま存命の理を信じ、おさづけを取り次ぐということは出来ないからです

福祉に関わるお道の精神

「一れつきょうだい」「互い立て合いたすけ合い」の教えのもと天理教は早くから福祉活動に取り組み、既に1世紀を超える歴史があります。

その間、児童、障害者、高齢者への福祉、受刑者への矯正・保護など、活動の幅を広げてきました。

なかでも里親活動に取り組む天理教関係者は多く、日本中で受託されている里子の1割強を養育しています

もともと教会には、身寄りのない子どもやお年寄り、病気や障害を持つ人など、難渋を抱える人々と生活を共にするという、おたすけの伝統がありました。

天理教の教会は、福祉の制度や環境が整う以前からその一端を担ってきたといえるでしょう。

天理教ホームページ「福祉に関わるひのきしん」より

年を経るごとに増すKOGの重要性

『こどもおぢばがえり』のお誘いについては、年数が経てば経つほど、お誘いが難しくなるという現状があります。

お金さえ払えば子供たちにとって面白いテーマパークやゲームに溢れ、また少子化によって非常に守りに入ってしまい、親が子供を預けることをしなくなりつつあります。

けれどもその子供たちの心は、年数を経るほどに病んでいき、二日間でもおぢばに帰る値打ちが更に増してきます

物事の基準が「学歴・名誉・出世・財産」を第一とする価値観に(おちい)り、高学歴で政治家になっても、自分に火の粉のかからないように発言をし、事を進める保身─。

どうでしょうか?本気でやってる天理教信者は、敢えて火の粉の中に飛び込んでいきます。

たとえ自分が火傷(やけど)をしても、いんねんの自覚を持ち、「心一つのかしものかりもの」の教理をもとに、一切を我が身の不徳として、更に「人たすけて我が身たすかる」の信念をもって実動し、おやさまを信じ、おやさまがお喜び下さるなら・・・と、その一点を胸に火の粉の中に立ち向かっていく心が、根本的に違います

心が変わる世界たすけの『仕切り』

この度、益々自分自身がこうして天理教布教師としてやらせて頂いていることの値打ちを再認識させて頂いた次第です。

しかし、これだけの値打ちのある自己完結型の他に類を見ない活動をするためには、現実莫大な費用がかかります。

そんな世界だすけのぢばへ、尽くさせて頂くのが、この『仕切り』なんです。

お金というものが関わってくるからこそ、本気になれる、変えられない心に取り組める、本当にたすかる理が出来るんです

どうか皆様方、こんな素晴らしい世界のどこにもない活動を、この素晴らしい信仰の(とも)(しび)を消さないように、誠の心をもって真剣にやらせて頂きましょう。

今月のよろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
5月3日(水)  八生兵庫婦人の集い/KOG作戦(兵庫‣長田)10:00 神殿集合
   4日(木)天浦分教会 霊祭10:00執行
   5日(金)【別席団参①】/KOG作戦(中央区)兵庫9:00発/9:30神殿集合
   6日(土)  <兵庫布教>10:00 神殿集合
7日(日)  <西区布教>   11:00八生瀧川布出発
9日(火)天浦分教会月次祭 前々日ひのきしん14:00神殿集合
10日(水)《天浦前会長様 五年祭》11:00 執行(天浦神殿)
11日(木) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭 (直会当番)9:30執行
12日(金) 日()日( 土)名田分教会 月次祭10:00執行
13日(土)<垂水布教>9:30神殿集合
14日(日)【別席団参②】八生兵庫 担当9:00兵庫発
15日(月)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
16日(火)    <松山布教>5:30 八生兵庫出発
18日(木)八生兵庫分教会 霊祭//喜竜会10:00執行/18:30
19日(金)【別席団参③】 9:00兵庫発
20日(土)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
20日~21日あまうら子供会「お泊まり会&野外活動」17:00天浦神殿 受付
23日(火)兵神大教会 月次祭10:00 執行
24日(水)<西宮布教>9:30神殿集合
25日(木)天浦青年会活動(例会)9:30集合(19:40~)
26日(金)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
27日(土)<天理布教>/詰所バザー8:00 兵庫出発
28日(日)≪青年会兵神分会総会≫10:00 執行(兵神大教会)
29日(月)<芦屋布教>9:30神殿集合
30日(火)【別席団参④】/おつとめ練習兵庫9:00発/10:00神殿集合
6月 1日(木)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(金)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行