立教179年8月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

喜びと勇みを絶やさず━日々成人への努力を積み重ねよう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

教祖百三十年祭の年も後半に入り、先月には、本年一回目の大教会を通してのおぢばへの仕切りとこどもおぢばがえりという時旬の御用に対し、八生兵庫分教会につながる夫々(それぞれ)が誠心誠意取り組ませて頂きました。

仕切りについては、年祭活動の動きを停滞しないようにとの真柱様の思いのもと、天浦分教会の親孝心の理を頂いて、夫々(それぞれ)が戸別布教の場で、また戸別布教でお出会いした方のおたすけを通して、真実をお預かりし、年頭心定めの倍を運ばせて頂くことができました。

又、こどもおぢばがえりに対しましても、兵神団八生兵庫隊としてマイクロバス五台を心定めさせて頂き、二日現在の時点で少年会員延べ47名、育成会員延べ70、合計117名の参加を得て、感動と喜びのうちに勤めさせて頂いております。

今後も、旬々に頂く親々の声を指針に、存命でお導き下さる教祖(おやさま)の親心におすがりし、喜びと勇みを絶やすことなく、にをいがけ・おたすけ・育成丹精に精一杯務め、日々成人への努力を積み重ね、十月の成人理立、月四回の別席団参、更には秋のおぢばがえり団参という次の塚に向かって邁進させて頂きましょう!

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者12名
修 養 科 生1名
修養科修了生2名
よ う ぼ く1名

尽くせばよい…尽くせばよい

親から子への贈り物第 5集 『49.なぜ親に尽くすか』より

親の為に、親教会の為には、何ものも犠牲にして、やらせてもらわないかん。

今も親の為に尽くす運ぶという事は何も変わってはおりません。

けれども犠牲になってまでせんならんという気持ちでなくて、犠牲以上の苦労をしても、むしろ、これが犠牲でなく「当然なのやと、当然なのや」という、親に尽くすことに関しては、相も変わらない気持ちは持ってますけども、あまりにも一方的であった私の信仰から、段々と親に尽くして、本当に理を頂戴するその反面には、何の為にそんな事をしてるのかと、なぜそこまでやらないといけなかったかと、その意味があんまり分かりませんでした。

とにかく、「尽くせばよい、尽くせばよい」という、そういう思いで長い長い道中を通らせて頂きましたが、今日、本当になぜそんなに尽くさなければいけなかったかということは、考えてみたら、今はたくさんの用木の方を、天浦としてお与え頂いていると、この沢山の道の用木に対して、本当の意味の親神様・教祖の御恩、また、理の分かる方達に育てさせて頂く為の理づくりやった。

~中  略~

神様は蒔いた種は皆生えると、その通りに、尽くしたものは、尽くした理に、また運んだものは、運んだだけの理と、間違ったものは、間違っただけの理とはっきりと仕分けをして、それぞれをお育て下さっている。良いことが見えてくるのも、辛いことが見えてくるのも、全部、これは本当に大きな親神様の親心に違いないわけなんです。

私たちは 一時でも理に添うよう、理が立つよう、また自分自身を勇まして、何というても一番に喜んで下さることは勇んで通ることや。

いくら良く教理が分かっても、尽くしが好きでひのきしんが出来ても、親から見て、何か勇んでないということが、一番に申し訳ない。

「勇んで通ればほこりは散るで」

と仰るように、とにかく、日々を勇んで通らせてもらうことが、いかに親に御安心をして頂ける事やないかと思っております。

結構な往還道・・・それでもまだ行こうか!

立教179年7月5日 朝席のおはなしより

続いてこそ道  途切れたら道にならない、歩かないと道にならない、命でもひとたび途切れたらおしまいです。

道は続かなければ道とは言えません。

やまさかやいばらぐろふもがけみちも
つるぎのなかもとふりぬけたら   

おふでさき(1-47)

まだみへるひのなかもありふちなかも
それをこしたらほそいみちあり   

おふでさき(1-48)

ほそみちをだんゝこせばをふみちや
これがたしかなほんみちである   

おふでさき(1-49)

険しくとも、そこを踏ん張ってくぐり抜けていかないと本当の往還道には出られない。

たとえ往還道に出ても、油断し甘え切って安住していたら、結果伸び広がってゆかない。

それでもまだまだ行こか!”といった()甲斐性(がいしょ)がなくなってしまう・・・それは、目の前に苦しい我が身に迫った事情や身上がなくなったから・・・。

今あるとすれば、お尽くしの苦労だけじゃないですか。

子供が気が狂って暴れ回ったり、末期の癌を宣告されてお尻に火が着かないとやれないというのでは、いけない。

先日、班別練り合いがあり、青の思案場の若い人たちに対してこう言いました。

「ヴィジョンを持って、20年後、30年後の自分の姿を想定して、そこから逆算して、今はどうしたらいいのかを思案し、実行にうつしなさい!」     

~ 中 略 ~

しっかり心にムラが無いように、一日の日でもこの偉大な親のお働きが心から喜べて、心からお礼が言える気持ちになれば、幸せですね。

かの(木下寿美子)先生でも、喜べない日があったと思います。

しかしずっと変わらずに、続けて御用をつとめ切られた上に、年間約20組位の他教会の方が求めて学びに来られる現在の天浦分教会という間違いのないたすけ道場の姿があるのです。

 ~ 中 略 ~

とにかく低く謙虚に、少々のことで くじけず、いずまず、甘えないで、しっかりとひながたを見つめ辿り、親に喜んでもらえる道を踏み通ってこそ、またそれが続くならば、これを“末代の道”というのです。

翼をひろげて

R179 .7.8 別席団参バス車中での順子奥様のお話より

たすかりのシステム

誰がどう言おうと、私が布教師として歩んできた30数年の一つの答えは、“尽くし運びによってたすかる”という間違いないシステムであります。

本来ならば断絶して孤独になって、借金と病気を抱え、人を恨み世を(はかな)んで、自ら命を断ちたくなるような人生でした。

そういう徳の無い私が人並みに夫婦となり、子供をお与え頂き、こうして大勢の方々と志を同じくして、人だすけに(いそ)しませて頂いている現在の事実こそが、

『100パーセント、たすけて頂きました!はっきりと運命を変えて頂きました!』  

と…飛行機に乗って、世界中を周り、マイクで叫びたいくらいです。

教会設立の基礎

毎日毎日、娘を乳母車に乗せ、今日バスを運転している息子を背中に負うて、坂の多い垂水の町を、朝9時に布教のおつとめをして出かけ、夕方4時前まで歩かせて頂きました。

その中にたくさんの人と出会いました。

いまの八生兵庫分教会の基礎になるような方々との出会いは、ほぼその頃に頂きました。

その頃の私は、たすけて下さった理の親である木下寿美子先生に尽くしたいなあ・・・只々、その一念だったんですね。

たすかる理を買う

まず私は当時持っている指輪・着物を友達に頼んで、買ってもらって尽くし、やがてはそれもだんだんなくなります。

どうしたらいいのかなあ・・・?

私はお供えがしたい・・・でも本当は出した方の運命がたすかるんです・・・

そのことを一生懸命お伝えして、少しずつ少しずつお預かりできるようになり

「やあ、たすけて頂いたご恩を思うとき、こんなんじゃぁ 申し訳ない・・・」

と、まだうら若い当時の私は、思い切って大きな金額を真剣に心定めました。

最初はバカにされたり、怒られたりといろいろありましたけれども、子供が精神病んで引きこもってるのよ…私、末期の癌なのよ…難病なのよ…と、いろんな方に出会う中にこのぢば・かんろだいへの大事な仕切りに…「奥さん、今は解らんでしょうけれども、たすかる理を買うてください!」みんな初めは、びっくりしますよね・・・。

しかし、訳解らんながらでも、ワラにも(すが)るような思いで、仕切りをして下さった家々において、本来狂うであろう子供が全うに育ち、病んで果てていく者が健康となり、このバスに乗っている方々もみな、仕切りによってたすけて頂きましたね。

尽くしというものは、そのお金の額じゃないんです。

徳という名の天の貯金

人だすけに使われていくお供えをすることは、自分の天の通帳に入金していってるみたいなものなんです。

天に対して尽くし運んだ『徳』という通帳に残高が無いから、病いでとられ、事情でとられ、酒や薬や色情で溺れ、自分の運命が果てていく訳なんです。

金銭のお尽くしというものは、自分の変わるに変われない本音の心を、恩と感謝の心に変えて頂けます。

そうなった時に、おのずから良き運命になるのは必然です。

決して人のためではございません。

みな一粒が万倍となって我が身に帰ります。

月間よろこびスケジュール

日   程                                   日  付行    事時   間
8月4日~5日   こどもおぢばがえり八生兵庫隊(3回目) 7:30八生兵庫出発 10:00神殿集合
   4日(木) )  天浦分教会 霊祭10:00 執行
      6日(土)婦人会の集い10:00神殿集合
  7日(日)<兵庫布教>    10:00神殿集合
  8日(月)<垂水布教>9:30神殿集合
  9日(火)【別席団参①】八生兵庫 担当9:00兵庫発
10日(水)<教会長布教所長夫妻布教・おつとめ練習>/前日ひのきしん9:30天浦/14:00神殿集合
11日(木) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(金) 日()日( 土)名田分教会 月次祭  直会当番10:00執行
13日(土)  【別席団参②】/あまうら盆踊り9:00 兵庫発/18:30 天浦
14日(日)  <中央区布教>9:30神殿集合
15日(月)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
16日(火)<松山布教>5:30兵庫発
18日(木)  八生兵庫 霊祭/おふでさき勉強会/喜竜会10:00執行/12:45~/18:30~
19日(金)  【別席団参③】9:00 兵庫発
20日(土)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
23日(火)兵神大教会 月次祭 直会当番10:00執行すい
25日(木)天浦青年会活動/修養科生受付9:30集合/兵神詰所15:00面接
26日(金)御本部月次祭  6:30八生兵庫出発
28日(日)【別席団参④】9:00 兵庫発
29日(月)<芦屋布教>9:30神殿集合
9月1日(木)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(金)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行