天理教単語帳 さづけとは?

さづけとは?

天理教におけるたすけの道は、「おつとめ」「おさづけの理」です。

親神様は、「世界一れつの人間をたすけたい」という親心から、おつとめと共におさづけの理をお渡し下されています。

親神様の理想とされる「陽気ぐらし」の世界建設にお役立て頂きたいという「よふぼく」に、この「さづけ」の理を渡されています。

おぢばに帰り、9回の別席を運び、「何が何でも人様にたすかってもらいたい!」という一名一人の心に、真柱様を通しておさづけの理が渡されます。

このさづけの理は、末代の宝とお教え下されており、おさづけを頂くと、よふぼくと呼ばれるようになります。

「おさづけ」は、

あしきはらいたすけたまえ てんりおうのみこと

と唱え、病む人々の患部に取り次がせて頂きます。

しかしそれは、単に見える形の儀式というものではなく、「たすかってもらいたい」という切なる願いに親神様が乗って働いて下さるものです。

おさづけの取次人自身が、たすけの主ではなく、親神様の「よふぼく」にほかなりません。