ごく(御供)とは?
「ごく(御供)」とは、小さな紙の袋に包まれたご洗米のことです。
たすけ一条の手立てとして、人間の生まれおぢばで供えられたご洗米を、天理教教会本部からお与え下さいます。
天理教の信仰者の多くは、「おごくさん」や「ごくさん」と呼んでいます。
身上に悩んでおられる方と出会った際、天理教のご教理を取次ぎ、病状・身上の平癒を願ってごく(御供)を数粒飲んで頂いたり、普段の食事に数粒混ぜて食べて頂きます。
教祖ご在世時代のごく(御供)は、はったい粉でした。
明治11年に金平糖に変更され、更に明治37年から今日のようなご洗米に変更されました。
おさしづに
どんなものも、みなたべるものも同じ事、何も供きくやない、心の理がきくのや
明治35年7月23日のおさしづ
と仰せられています。
つまり、ごく(御供)の中に特別なものは入っておらず、普段食べているものと変わりはありません。
しかし、親神様の思召しにもたれきるという「心の理」が病状・身上の平癒に繋がるとお教え下されています。
「ごく(御供)」は、天理教教会本部や、お近くの天理教会で頂くことができます。