立教188年3月号 八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。

教祖百四十年祭活動仕上げの年も早や2か月が経過しましたが、この間、私共は教祖の道具衆としての自覚を一段と高めつつ、更なる成人をめざしてにをいがけ・おたすけに懸命に努める中に、初席16名、ようぼく2名、講習生1名の御守護を頂き、また特に3年目の大きな活動である、離れているようぼくの掘り起こしを目指して2月16日に執り行われたようぼくおぢばがえり団参には50名を超えるようぼくが参拝させて頂きました。

更にその翌日の17日には、教会の将来を見据えた活動として第1回にっこり女子会を開催し、多数の参加者を得て盛況に努めさせて頂きました。

今月もまた、諭達をはじめ親々からのお声を拠り所に、三座のおつとめ、2回目のようぼくおぢばがえり団参を中心に、来月に迫る天浦成人理立、当教会が会場となる5月のようぼく一斉活動日にむかっても懸命に務めさせて頂きましょう。

今月も何卒よろしくお願い申し上げます。

けっこう源さんへの挑戦

立教188年2月22日 一郎会長様 朝席でのお話

河原町大教会初代会長 深谷源次郎先生。

この方のニックネームは“けっこう源さん

何事も

「けっこうでんな、けっこうでんな…」

と結構づくめでこの道を通りきられました。

その結果、大教会がなんと三十数ケ所出来ました。

河原町の旧講名は“斯道会(しどうかい)”と言います。

その斯道会の深谷源次郎先生は本来、むちゃくちゃ気が短かったそうです。

そういう方が

“けっこうけっこう…”

となったので、途轍(とてつ)もないご守護を頂かれたのだと思います。

私は30年来

けっこう源さんへの挑戦!

ということでこの道をやり続けておりますが、元来私も非常に気が短い人間であり、

瞬間湯沸かし器

と言われるほどでありましたが、今では

喜び探しの達人

仏の一郎

とまで言われるようになりました。

ある時、京都で1か月間ずっと雨が降り続いて、村人たちはみなブツブツ不足を口にしていた時に、深谷先生が

“けっこうけっこう”

と言うわけです。

「一体、何が結構なんや?」

と聞くと、

もしこの雨が一遍に降ったらどうなりますか?大洪水であんたの家も田んぼもみな流れてなくなりますよ。神さんが分散して降らして下さっているからありがたいんや。」

と仰られて皆さんが感心したという。

これは、けっこう源さんを象徴する大変有名なエピソードです。

先日、天浦の布教実習の練り合いの中で、あるご婦人さんの

「なかなか喜べない…」

とのコメントに、

「じゃあ、どうやって喜べばいいのか?」

という質問を天浦の会長様より振って頂き、その時即座にお答えさせて頂いたのが、この三つです。

かしものかりもの

いんねんの自覚

そして

教祖存命の理

まさに本日の教話集にバッチリそのことが書かれていましたね。

あのような場でとっさに答えを出させて頂けるのは、恩師である木下寿美子先生の教話集を何度も読み込み、それを日々実践しているからに違いありません。

一切がかりものの世界である

と聞かせてもらいますから、見えてくること、聞こえてくることは全部、親神様・教祖のお働きによるものです。

そして成ってくることは全て、かりものですから、自分で蒔いてきた種通りの現象が出ているだけなんです。

また反面から見れば、親神様、教祖が見せて下さっているとも言えます。

誰しも自分にとって不都合なことが目の前で起きると、

「なんで!どうして!」

と嘆いたり心配したりしますが、今自分にとって必要だから見せて下さっているのです。

ですから自分はどう受け止めていくか、またどう行いに移していくかということを考えさせてもらえるようになったら、毎日毎日素晴らしい喜びがどんどん湧いてきて、その心に見合った喜ばしい現実をお見せ頂けます。

どうか今日も一日悔いのないように、喜んで通らせて頂きましょう。

地域の心の拠り所

立教188年2月16日 順子奥様 ようぼくおぢばがえり団参バス車中でのお話

いつも通り朝4時に起きて、ふと教会の一階のフロアの隅に目をやると、中学生の男の子3人が毛布に(くる)まって寝ていました。

聞いてみると、昨晩遅くに家の鍵を失くしてしまい、明け方まで働いている親が帰って来るまで家に入れないと困り果て、24時間開放している私共の教会を訪ねてきてくれたそうです。

その子たちは、数年前からこどもおぢばがえりや子供会に来てくれている子たちで、親御さんに携帯で

「天理教の教会におるから…」

と伝えると、とても安心して下さったようで、3人は朝6時のおつとめをして朝食を食べて帰っていきました。

これまでにもDVに苦しんでいる奥さんが駆け込んで来て下さったり、家出してきた小学生を一晩だけかくまったり、様々なケースでおたすけをさせて頂きましたが、この教会というたすけ道場が、地域の心の拠り所として機能していることに改めて嬉しくありがたく感じさせて頂きました。

“にっこり女子会”の開催

それと共にその子たちが

「どのような環境で育ち、どのようなお母さんのもとで育てられているんだろう…」

と思わせていただき、また家族を養うために朝まで仕事をして、子供のことを心配しながらも、幾重にもせつない思いも抱えながら苦心しているお母さんの心を考えてみた時、

「そんな子育て中のママさん方に、私共の教会で出来ることがあれば、何でもさせて頂きたいなぁ…」

と。

そんな中、初めての

にっこり女子会

という場を設け、この世界の将来を担う若者や子供たちの運命の鍵を握っている“お母さん”という存在に対して寄り添い、耳を傾け、働きかけていける機会を提供したいと考えております。

とにかくスイーツやバザーやおしゃべりを楽しみながら、ゆっくりと時間をかけて学んでいける場になればと思っています。

心のたすかり

このお道の信仰を聞かせて頂き、日々身に行わせて頂く私たちは、本当に心をたすけて頂いていると実感致します。

山程お金があっても、山程御馳走があっても、山程海外旅行や好きなことが出来る自由があっても、心の中に人への恨みつらみや、寂しさや虚しさがあれば、それは決して幸せとは言えません。

逆に、

単独布教で3畳一間ーー子供はまだ小さい、お米がない、おかずもないーー、

しかし心は教祖のひながたを辿っているという大満足の境地で、一つのお芋を家族5人で分け合って

「幸せやなぁ… 教祖のおかげやね」

と人生を味わう姿。

これは見えた形ではない、本当に心がたすかるということが何より大切だと思わせて頂きます。

ふしから芽が出る

心を澄まして、自分の欲望をさて置いたなら、何もかもがご守護と感じることが出来るようになって、喜びの多い人生に建て替わってきます。

八生兵庫の一郎会長は、くも膜下で瀕死の重体、目も見えない、指一本動かすことが出来ない、そんな苦しい中を通り切って、奇跡の生還を果たしました。

今では、目が見える、手足が動く、ものが食べれる、

ありがたい!結構や!

と喜び勇んで人だすけに走り回っております。

その時の節があったからこそ、今の喜びづくめの毎日があるのだと思わせて頂きます。

ふしから芽が出るーー

間違いなく苦しいことの向こうには、必ず教祖がたっぷりご褒美を用意して 下さっています。

“這えば立て、立てば歩め、さあここまでおいで!”

とご存命の教祖が導いて下さっています。

ようぼくは取り次ぎ人

しかし信仰のない方々は、人生のふしは絶望でしかありません。

心を治める術を知らず、自分の心をどうすることも出来ずに、夫婦や親子、老々介護で手をかけてしまうーー

世間ではそこから悲惨な事件が後を絶ちません。

そんな方々に対して、教祖の御教えを取り次ぐ私たちようぼくの言葉一つが肝心だと思います。

大自然のルール、人間が生み出された目的、二つ一つの生み出しの理をお伝えする中に相手の心が治まり、明るく未来へ向かわせて頂くことができます。

また取り次ぎ人の声掛け一つで、元なる親の存在を知らしめ、おぢばというたすかりの地へとお導きさせて頂くことで、その方に大きなたすかりと護りを頂くことができます

教祖の道具衆の自覚をもって日々しっかりと通らせて頂きましょう。

ご案内

天浦よふぼくおぢばがえり

3月16日(日)

大型バス 午前8時30分 八生兵庫 出発

にっこり女子会

日時 3月28日 (金) PM2:00〜3:30

場所 八生兵庫分教会2階 直会室

参加費 無料(幼児や子供連れでも大丈夫です)

天浦成人理立について

4月10日までに上級・天浦分教会に運ばせて頂く尽くし運びの御用です。

この理立を通して、親孝行と人たすけを実践実行できる有難い旬であり、親の理によって心を磨き、成人させて頂ける尊い御用です。

修養科へいこう!ーー命をつなぐ生まれ替わりの3ヶ月

修養科とは、親神様がお鎮まりくださる親里で3カ月間、親神様の教えを学び、実践しながら、人間の本当の生き方を学ぶ所です。

修養科へは、満17歳以上であれば、老若男女の別なく学歴・歴・職業を問わず、だれでも入ることができます。

また、健康な人も、身上・事情に悩んでいる人も、互いにたすけ合って明るく陽気に修養に励み、信仰の喜びを味わいます。

そして、陽気ぐらしの世界を建設するようぼくとして生まれ替わり、新しい人生の門出を踏み出します。

※1月4日が受付(面接)となっています。

春の学生おぢばがえり

にをいがけ・おたすけの成果
においがけはようぼくの使命─「いつでも・どこでも・誰にでも!」

別席者4名
おさづけの理拝戴2名

月間喜びスケジュール

日程・日付行事時間
3月3日(月)◇天浦 三座のおつとめ◇9:00~ 11:00~ 13:00~
  4日(火)天浦分教会 春季霊祭10:00 執行
  6日(木)婦人の集い/女鳴物勉強会10:00 神殿集合/12:30
  8日(金)<北区布教>9:30 八生瀧川布出発
  9日(土)<兵庫布教>10:00 神殿集合
 10日(月)天浦月次祭前日ひのきしん13:00 天浦集合
 11日(火)天浦分教会 月次祭 10:00 執行
 12日(水)名田分教会 月次祭 10:00 執行
 13日(木)<兵庫布教>/男鳴物勉強会(小鼓)10:00 神殿集合/14:00~
 14日(金)<松山布教>5:30 兵庫発
 15日(土)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
 16日(日)【天浦ようぼくおぢばがえり団参】8:30 兵庫発
 18日(火)八生兵庫 春季霊祭 / 女鳴り物練習10:00 神殿集合/12:45
 19日(水)<西区布教>/男鳴り物(小鼓)勉強会9:30 神殿集合/14:00~
 20日(木)<天浦分教会布教実習>10:30 天浦神殿 集合
 21日(金)<垂水布教>9:30 神殿集合
 22日(土)【天浦別席団参】9:00 兵庫発
 23日(日)兵神大教会 月次祭10:00 執行
 25日(火)修養科受付15:00 兵神詰所
 26日(水)御本部 月次祭6:30 兵庫発
 28日(金)◎ にっこり女子会 ◎14:00 教会集合
 31日(月)兵神大教会少年会おつとめまなび総会10:00 執行
 月1日(火)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん
   2日(水) 八生兵庫分教会 月次祭  10:00 執行

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