天理教人名辞典 中山つね なかやまつね

中山つね なかやまつね

天保4年(1833)11月7日(陽暦12月17日)、中山善兵衛・みき(教祖)の四女として生まれる。

天保6年(1835)わずか3歳で出直す。

文政11年(1828)教祖31歳の頃、預かり子が痘瘡に罷り、命乞いをしたことによって、後年その命と引き替えとなった。

教祖は娘二人の命を身代わりとして願をかけたが、二人の命を同時に受け取っては気の毒であるからと、やすの魂をつねとして生まれ代わらせて、二人分としたと伝えられている(『稿本天理教教祖伝』21ページ)。