天理教単語帳 りうけい(立毛)

りうけい(立毛)とは?

りうけい(立毛)とは、大和地方の方言で「農作物」のことを指します。

教祖は、この言葉をそのまま原典の中で多々お使いになっておられます。

当時の信者さんには、農家が多く、具体的なたすけの姿として、農作物の豊年・豊作についてお説きになり、さらに農作物が育つために、肥のさづけをお教え下さたのです。

おふでさきに

りうけいのいつむ心ハきのとくや いづまんよふとはやくいさめよ 

第1号13

りうけいがいさみでるよとをもうなら かぐらつとめやてをとりをせよ

第1号14

大一わりゆけつくるをたすけたさ こゑ一ぢよふをしへたいから

第13号60

と仰せ下されています。

また、おさしづにも

りうけいの育つも、この世始めも同じ事、ない人間をこしらへて、始めよりものがいへたやない、一年たてば一つわかる、又一つわかれば、また一つわかるやうになつて、ものいふやうになりたも同じ事

明治20年8月23日のおさしづ

と示されているように、誰にでもわかるように、りうけいにたとえて、神様の理をお説き下されているのです。