立教185年2月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に ありがとうございます。

去る1月26日、教祖が現身を隠された明治20年陰暦正月26日に由来する立教185年春季大祭が、中山大亮様を祭主に本部神殿にて厳粛に勤められました。

大亮様は祭文の中で「私共は教祖のひながたを素直に たどり、なるほどの人になる努力を積重ねるとともに、様々な問題に悩み苦しむ人々に真実のをやの思いを伝え、真にたすかる道を歩みだせるよう誠の限りをを尽くす 覚悟でございます。」と奏上されました。

続いて、かぐらづとめとてをどりが滞りなく勤め終え られたあと神殿講話に立たれた中田善亮表統領は─、

存命でお働き下さる教祖の親心」にふれたうえで、「ひながたを辿ることの大切さ」をお話し下さいました。そして「教祖百四十年祭の三年千日活動は一年後から仕切ってスタートする」として、「教祖年祭を勤める意義」や、「教祖年祭へ向かう心の置き所」などについて、諄々とお仕込み下さいました。

私たちは表統領先生をはじめ、去る月にお聞かせ頂いた親々のお声にお応えするべく、まずは6月に迫る天浦分教会創立80周年記念祭をしっかりと務めさせて頂くと共に、教祖百四十年祭という次の塚に向かって、地道におつとめと布教、又、ようぼく中席者の丹精、道の 将来を担う人材の育成に努め励み、一歩一歩をやの思いに近づく成人の歩みを進めて参りましょう。

今月も何卒よろしくお願い致します。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者3名

天浦分教会「真心のお供え」のお願い

日々は天浦分教会の上にお心寄せ賜り、誠にありがとうございます。

コロナ禍の中、皆さま方にはいかがお過ごしでしょうか。

まだまだ感染の治まる気配が見えない中、  先の見えない不安が続きますが、私どもは教祖 ひながたを心の拠り所として歩ませて頂けるよう、自問自答 しながらの毎日でございます。

本年の6月11日には兵神大教会長様をはじめ、上級の親々を迎え、天浦分教会創立八十周年を勤めさせて頂きます。昨年には歴代会長の年祭を迎えるに当たり、皆さま方の真実で傷んでおりました神殿御簾·参拝場の畳の取り換え·廊下の改装を  させて頂く事ができ、誠にありがとうございました。

当教会の神殿並びに教職舎も建築から三十年が過ぎ、その他にもあちらこちらに傷みが生じてまいりました。

つきましては、再度のお願いになり皆さま方には大変な  ご負担になろうかと存じますが、6月11日の八十周年   までに改修させて頂きたいと思っております。

それぞれに   いつもお心寄せを頂戴して大変な中ではございますが、皆さま方の真心のお供えを賜りますよう、お供えの袋を同封 致します。尚、期日は2月11日、3月11日のどちらかの   月次祭に合わせて、皆さまの真実を親神様·教祖にお供えさせて頂きたいと思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和4年1月11日 天浦分教会長 木下修一朗

おやさま存命の理を信じて!

立教185年1月18日 順子奥様 霊祭祭典後のお話より

暮らしの中で「負ける」ということ

先日、当教会の春季大祭の直会の席で、婦人会の皆さんと共に、なつゑ奥様と天浦の会長様ご夫妻からいろいろと勿体ないお話を賜りました。

その時、日常の暮らしの中で「負ける」ということは具体的にどういうことかを教えて頂き、私を含め婦人会一同愕然(がくぜん)と致しました。

まず、なつゑ奥様は車で買い物に行くとき、出来るだけお店の入り口から遠くに車を駐車されるそうです。

つまり、入り口に近くて便利な場所は人様にお譲りするということですね。また恵美子奥様は野菜などの食品を買われる時、前の方から古いものを買われるそうです。

つまり、良いもの新鮮なものは人様にお譲りするということですね。

お道の信仰者でありながら、全くその逆をしていた私は、とても恥ずかしく思い、日頃の心遣いを深く反省致しました。

親としての信仰の在り方

「どうして日常にそんな心遣いがお出来になるのかなぁ・・・?」と、そこでフッと浮かばせて頂いたんです。

それは、なつゑ奥様や恵美子奥様を産み育てられたお母様、すなわち船場、北陸の前大教会長夫人のご存在です。

恐らく親子で買い物に行かれた時に─

「車は遠い所に停めるのよ─お野菜は前から取りなさいね、新しいものは人様にお回しするのよ─それが教祖のみ教えでしょう。」と 噛んで含めるように説き聞かせながら、日常の暮らしの中に自らの 行いを通して我が子をお育てになられたに違いないと確信致しました。

そういった子供を育てる親の日常の信仰の在り方が子供の人格形成に大きな影響を及ぼします

日常の信仰実践と子供の人格形成

最近報道されている東大に行きたかった高校2年生が受験生を襲った事件や、心療内科クリニックのビル放火事件など、結局のところ「我さえ良かったら、今さえ良かったら」というエゴと欲がもたらした事件に他なりません。

そのような人格が育った背景を思う時、これから益々天理教を信仰させて頂いている私たちの日常の信仰実践と、  代を重ねて徳を積んでゆく子育てが重要になってきます

「日々の理」を継続しましょ

その信仰実践の一環として大教会よりお打ち出し頂いている「朝起き・正直・働き」そして「日々の理」の実践です。

先日大教会長様より、誠真実の心を育てて頂く 「日々の理」の大切さを、分かりやすくお教え頂きました。

私自身、今までも「日々の理」はさせて頂いていましたが、改めて時間が空いた時間に袋を作り、名前書き、そこへお金を入れて、封をして、毎朝それを天浦分教会、そして八生兵庫の賽銭箱にお供えさせて頂いています。

継続することが肝心ですから、中身は大層なものでなくてもいいですから、せめてこれを天浦の80周年を経て来年から始まる教祖百四十年祭の三年千日の間、しっかりとつとめさせて頂きましょう。

引き出しと立つご守護の旬

それでは皆さま、なぜそんなに今年が大事な年だと思いますか?

来たる今年の6月11日、天浦80周年は「引き出しの御守護」です。

じゅうじゅうたっぷり「をふとのべのみこと様」に運命を引き出して頂く、才能を引き出して頂く─けれどもいんねんも引き出されていく時旬ですので、油断ないように通らせて頂くことが大事です

これが布石となって、来年から始まる教祖140年祭の年祭活動に突入します。

じゅうじゅうたっぷり「つきよみのみこと様」のご守護で運命が立つ、志が立つ、しかしいんねんも立つ旬です。どちらが立つのか自分が落ちないよう、間違わないよう、また挫けてしまわないように、その千日間への励みとなる理づくりが、今年にかかっています

見据えるべきは教祖150 年祭

さあ、これから私たちが見据えるべき目標は、教祖140年祭を駆け抜けた先の教祖150年祭 ─。

一体どんな世の中になって いるでしょうか?

最近でも想像を絶する火山の爆発─学者さえも()り得ない津波などの災害─これからますます自然が破壊され、世界的にも様々なことが出て来るでしょう。

私たちの子供や孫たちの世代が、もっともっと危険に(さら)されていく可能性だってあります。

皆さま、どんな中にあっても、教祖存命の理を見失わないよう誠真実の心で、八生兵庫分教会、一手一つに元気で明るい教会─そして、更に親孝行で人だすけに熱心な教会を目指して、今年も一年、1月から勇んでスタートさせて頂きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

存命の理とかしものかりもの!

立教185年1月17日 一郎会長様 朝席のおはなし より

毎日の暮らし中で、一切の事柄を善意に解釈し、一切を善意に受けとる事が肝心です。

善意で受けとると、自分にとっては聞き辛いこと・受け入れにくいことを言ってもらった時でも、その背景に教祖を感じながら、これは今の自分の為に必要だから、その人を通して教祖(おやさま)がいろんなことを教えて下さっているんだと受け止めることができます。これが「教祖存命の理」ですね。

そして「心一つのかしものかりものの理」が治まったら、人が何を言おうと、どのような事態になろうと、常に教祖が自分に仕込んで下さり育てて下さっているんだというふうに気がつかせてもらうので、落ち込んだり、腹を立てたりすることは段々無くなってきます。

とにかく一生懸命に御恩報じ、人様のお世話に明け

暮れていれば気が付いたら、自分の足元はちゃんと成っているものです。

人間は「人に喜んで頂こう。楽しんで頂こう。何かお役に立たしてもらおう。」こういうような心でおりますと、そんな落ち込むとか、嫌な気分になるとか、そういうことが不思議と無くなってきます。

本当にそういう世界なんです。

そうして、楽しみづくめの陽気ぐらしに近づいていきます。

月間よろこび月報

日   程                                 日  付行    事時   間
2月3日(木)     婦人の集い 【別席団参①】10:00 神殿集合 兵庫9:00発
 4日(金)天浦 霊祭10:00執行
 7日(月)    <中央区布教>   9:30神殿集合
10日(木)大教会伏せ込み㋪/天浦月次祭前日㋪13:00天浦集合
11日(金) 日()日( 土)天浦 月次祭 9:30執行
12日(土) 日()日( 土)名田 月次祭 10:00執行
13日(日)<西宮布教>   9:30神殿集合
14日(月)<兵庫布教>    10:00 神殿集合
15日(火)琴緒 月次祭11:00 執行
16日(水)   <松山布教>      5:30兵庫発
17日(木) 喜竜会(おふでさき勉強会) 
18日(金)八生兵庫 霊祭/女鳴物勉強会10:00執行/12:45
19日(土)  <西区布教>11:00八生瀧川布出発
20日(日)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(火)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(水)兵神 月次祭 <遥拝式><10:00執行>
26日(土)御本部月次祭 <遥拝式>・鳴物練習  よう <10:00執行>
3月 1日(火)八生兵庫分教会 月次祭 前日㋪ 
2日(水)八生兵庫 月次祭10:00執行