立教186年7月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

教祖百四十年祭まであと 時間

ご挨拶

仕切り・こどもおぢばがえり─絶対のたすかりの場所・ぢばへ!

日々それぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。

教祖百四十年祭三年千日年祭活動一年目の年も瞬く間に 半年が過ぎましたが、私共は年頭より、諭達第四号と大教会活動方針を拠り所に、おつとめと布教を地道に務めさせて頂く中に数々の出会いとおたすけの場をお与え頂き、遅々とした歩みながら、成人の歩みを進めさせて頂いております。

そして、おたすけを推進する上で欠かすことのできない 裏付けとしてお尽くしの御用の上にも心血を注ぎ務めさせて頂いておりますが、特に今月は大教会を通してのおぢばへの仕切りを運ばせて頂く月でございます。

たすけの根源たるぢばへのふせこみ、又魂への徳積みとも いうべき尊き御用に向かい、心定めの完遂を目指し、教祖のご存命の理を頂き、親身のおたすけの中から真実込めて運ばせて頂きましょう。

又、4年ぶりの開催となるこどもおぢばがえりに向かっても少年会最大の行事としてそのもつ意義、即ちぢばという絶対のたすかりの場所で行われ、しかも存命の教祖から息をかけて頂いて、その徳と先々の守りを頂ける素晴らしい行事であるとの意義をしっかりと心に刻み、誘いかけに力を込めて参りましょう。

今月も何卒、よろしくお願い致します。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者8名
修 養 科 生3名

八生兵庫分教会 立教186年 上半期 人づくり成果

人 づ く り初  席  者よ う ぼ く修養科生
年頭心定め60名3名5名
7/2 現在成果333名

よろこびの神殿ふしん喜納金

八生兵庫分教会は形の上でのふしんが完成し、3年前設立十周年を迎えさせて頂きましたが、本当の意味でのふしんは終わっていません。

神殿ふしん喜納袋(1口1万円)をご用意させて頂いております。

皆様の変わらぬ誠真実のお心寄せが、喜びの種まきとして末代栄える理になります。

節の中にこそ喜びを!

立教186年6月12日 一郎会長様 朝席のおはなし より  

人生に節あり

人生には色々なことが起こってくるものです。

天理教を信仰しているから何も無いということは決してありません。

理を信じて通っていても、人は事情や身上の節をお見せ頂いた時、心配して右往左往することもあります。

しかし、後になって振り返れば、全てが親神様のご守護であり、教祖の深い親心であったと思える日が 必ず来るのです。

病床でもおつとめ

私は今から22年前に、重度のくも膜下出血という大きな身上の節を頂きました。

私が突然倒れたことで、当時住み込んでいた天浦分教会内の人たちを大騒動へと巻き込んでしまいました。

病院に運び込まれた私は土紫色の顔をしてほぼ死人同様であったそうですが、天浦の前会長様が運んで下さった大きな理立と皆様の真実の心定めによって、その4日後には意識が戻り、奇蹟的な御守護を頂きました。 

まだ眼底出血で全盲の状態でしたが、目覚めさせて頂いた私は、「何で自分がこんな目に…」とは、全く思いませんでした。

後になって病院の看護師さんに聞くところによると「あんたベットの上で、ずっと手振ってたで!」と… 何と私は些かも嘆くことなく、病床にて一心不乱におつとめをさせて頂いておりました

満を持して年祭

それまでの私は、道一条を決心し、天浦に住み込みさせて頂いて以来、11年間走りに走っていましたので、その2カ月間で身体を十分に休ませて頂くことが出来ました。

その後退院した翌年に教祖百二十年祭に向かう御諭達が発布され、命をたすけられた私は、満を持して年祭活動に突進させて頂きました。

その大節をきっかけに、自分自身の深いいんねんの自覚をさせて頂くことが出来ました。

またその節を乗り越えた先には、神殿 建築・教会設立─そしてそこに向かって共に志を同じくして進む人たちとのかけがえのない出会いがありました

無の中を歩き続けた効能

私がそんな節の中を喜ぶことが出来たのは、やはり木下 寿美子先生の薫陶を受けて、それまで親への尽くしに力を入れ、においがけに歩かせて頂いたお陰だと確信しております

おふでさきに

もふけふわ どんな事をばしたとても なにもあんぢな をやのうけやい(14号86)
このたびは たすけするのもしんじつに うけよてたすけ いまがはじめや(7号85)

このたびは たすけするのもしんじつに うけよてたすけ いまがはじめや(7号85)

どうか存命の理を信じて、どんな節の中もご恩報じの心をもって歩ませて頂きましょう。

おやさま存命の理を信じて!

立教186年6月29日  西村 順子 奥様 朝席でのお話

鳴り物に感動

先日、初めておぢばがえりをして下さいました湊川にある三絃専門のお店の店主さんが、私どもの教会に来て下さったときのことです。

その方は店主であり、また若い方々にも三絃を教えておられる指導者であられますので、是非とも天理教のおつとめを少しでも知って頂きたいと思い、神殿にご案内させて頂き、三味線で「よろづよ八首」を演奏させて頂きました。

するとその店主さんは、それを聴いて大変驚いておられました。

教祖が子供にでも出来るようにと思召されて、このおつとめを直々にお教え下さったこと、また教祖伝にありますように、まだ8歳の辻とめぎくさんをわざわざご指名になられ、女鳴り物をお仕込み下さったことをお伝えさせて頂くと、店主さんはそのことに大変共感され、たった7つのつぼだけで構成されているおつとめのやさしい曲調に心を惹かれたと言っておられました。

これまで長きにわたって何度もおぢばがえりのお誘いをさせて頂いていましたが、その出来事がきっかけとなり、この度おぢばに帰られる運びとなりました。

子供に新しい服を着せるように

また、その店主さんは私どもの鳴り物の扱い方(特に女鳴り物)についても、大変感心して下さったので、「天理教の教会では、ただの 楽器ではなく神様のお道具として、鳴り物を扱うのです。」とお伝えさせて頂きました。

三味線であれば、最初は皮が破れ、胴掛けは黒ずみ、埃をかぶった状態で教会に与えて頂くものもあります。

しかしまるで子供に新しい服を着せるように、皮を張り直し、新しい糸を掛け、胴掛けも新調し、和紙と布地の胴袋で三味線を包み、更に桐の箱に収納して、まめに湿度などを調整しながら、神具庫に保管致します。

こうして元々ひどい扱いを受けてきた鳴り物を、一つ一つ直させて頂き、お稽古に使わせて頂いております。

まだまだこちらの腕前が 下手で申し訳ない限りですが、そのように心を込めてメンテナンスをさせて頂くことによって、不思議と鳴り物も喜んでくれ、勇んでより良い音色を奏でてくれるように感じさせて頂いております。

鳴り物が「この教会に来れば、綺麗に丁寧に大切に扱ってもらえるよ…」と 仲間を呼んでくれるのか、少しずつですが鳴り物をお与え頂けるご守護をお見せ頂いております。

おたすけがおたすけを呼ぶ

このことは、たすけ道場である教会のおたすけも同じことだと思わせて頂きます。

この教会では、何もかも失くして来られた方でも、まずは寝食の場を与え、身なりを整え、礼儀を教え、信仰を伝え、人間らしい人間へと生まれ替わって頂けるように、たすけて頂いた者たちが一手一つになって導かせて頂きます。

最初は事情や身上で身も心もボロボロで引き寄せられた方々が、この教会に来たら救けてもらえる…大事に使ってもらえる…少しでも役に立つ人間へと育ててもらえる…と、おたすけがおたすけを呼び、教会が成り立っていくように思わせて頂きます

仕切り= おたすけ

昨今、大変な事件が数々報道されてますが、決して他人事と思われません。

私たちの中にこびりついている心の高さと執着によって、あらゆる問題が起こっているように感じさせて頂きます。

このたびの年祭活動がスタートして、最初の仕切りは、まさにおたすけの 仕切りだと思わせて頂きます

今日訪問するご家庭の中には、明日大きな災難などに遭遇してしまうご家庭があるかも分かりません。   

私たち布教師は、わずかでもこの仕切りに尽くして頂くことで、大変な事柄から守って頂ける種になるのだと、一切を我が事として、勇気をもって仕切りをお伝えさせて頂きましょう

月間よろこびスケジュール

日   程                           日  付行    事時   間
7月3日(月)    天浦 三座のおつとめ9:00~ 11:00~ 13:00~
  4日(火)天浦 霊祭10:00 執行
  6日(木)婦人の集い/女鳴物勉強会10:00 神殿集合/午後から
  7日(金)<西区布教>11:00八生瀧川布出発
 8日(土)<中央区布教>10:00 神殿集合 兵庫9:00発
   9日(日)八生兵庫 子供会 ◇10:00 神殿集合
10日(月)天浦月次祭 前日ひのきしん13:00天浦集合
11日(火)天浦 月次祭  9:30執行
12日(水)名田 月次祭 /<西宮布教>10:00執行/10:00神殿集合
15日(土)琴緒 月次祭11:00執行
16日(日)<松山布教>      5:30兵庫発
18日(火)八生兵庫 霊祭/女鳴物勉強会10:00執行/12:45
20日(木)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(土)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(日)兵神 月次祭   10:00執行
26日(水)御本部月次祭 6:30 八生兵庫 出発
28日(金)<兵庫布教>10:00 神殿集合 兵庫9:00発
30日(日)<< 別席団参 >> 9:00 八生兵庫 出発
8月 1日(火)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(水)八生兵庫 月次祭青の思案場10:00執行/夕づとめ後