【2021年5月号】八生兵庫分教会喜び月報!

ご挨拶

日々素直な心で着実な成人の歩みを!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

去る4月18日、御存命の教祖の223回目のご誕生日を寿ぐ教祖誕生祭が中山大亮様を祭主に、本部神殿、教祖殿で執り行われました。大亮様は、祭文の中で、「私共一同は、改めて教祖の道具衆としての自覚を深め、ひながたを目標に、いかなる中も勇んでたすけ一条の御用に務めきる覚悟でございます。」と奏上されました。

さて、世界的な広がりが続く新型コロナウィルスの事情は、依然として収束の見通しが立たず、尚も多くの人々が命を失い、生活や経済の上に大きな影響を及ぼしています。

また、お道の信仰の上にも、教会や本部で行われる行事や 集まりなどは、未だ再開の目途が立っていません。

私共ようぼく一同は、こうした容易ならざる状況の根の深さを痛感すると共に、心の立替えなしに事情の治まりのないことを、改めて思い知らされる毎日でございますが、立ち止まることなく、今一度、信仰の原点である親神様・存命のみ教えに立ち返り、教祖がお残し下されたお言葉とひながたを頼りに、日々素直な心で信仰実践を心掛け、着実な成人の歩みを積み重ねて参りましょう。

今月も何卒宜しくお願い致します。

天理教八生兵庫分教会長 西村 一郎

風の時代 ─ 生み出しの原理 ─

理の親との関係でいんねん納消

今日の木下寿美子先生の教話集にあったように、信仰したからいんねんが切れるものではありません。

天理教で言う「いんねんの納消」とは、決してそんななま易しいものではありません。

いんねんというものを切ってくれるのは、実は理の親なのです。

教祖がおつけ下された理の親と理の子という関係の中で、無理難題を言って頂き、それを「はい!」と受けたら、そこに苦労が出てきます。

そして、苦労を重ねてその声を聞いたとしても、決して褒められることなく、更に仕込んで頂いて「ありがとうございます。」と、お礼が言えたときに、いんねんが切れるのです。

やはり、たんのうしかいんねんの切れる道はありません。

たんのうは増やす理 

たんのうとは、うれしいことを喜ぶんことがたんのうではありません。

自分にとって嫌なこと・辛いこと・理不尽と思えることの中に、いんねんの自覚に基いて、これが心からありがたいと喜べた時に、いんねんが切れていきます。

このたんのうこそが一粒万倍、無から有を生み出す理、そして増やす理なのです。

尽くしはタイミング

お尽くしには、旬やタイミングがもの凄く大事です。

つい私たちは「お尽くしを言うたら、嫌われるんじゃないか・・・」「こんな大きな金額を提示したら、天理教をやめると言われないか・・・」そんな人間思案が先行して、そのタイミングを外してしまい、結果的に折角たすかるこのお道を切らしてしまうということがあります。

私のこれまでの経験上、とにかく旬に頂く理の親からのお尽くしのご用には、一切の人間思案を度外視して、その方にたすかって頂くためにも、信念をもって伝えさせてもらうべきです。

結果がどうであれ、必ずそこには大きな理が残ります。

お尽くしを伝える大切さ

ある家庭内暴力の12歳のお嬢さんのおたすけの話です。

お嬢さんをたすけるために、農家をしているその方の祖母に思い切って300万円というお尽くしをお伝えに行きました。お嬢さんのことで困り果てていたとは言え、突然訪れた訳の分からない天理教が来て、いきなり300万円というわけですから、さすがに穏やかであったその方の祖母も怒りを露わにして「もう、帰って!」と、私たちは追い帰されました。

そのお宅への道案内としておたすけについて来られた用木の奥さんが、横でずっとおたすけのやりとりを聞いてくれていました。

結局私たちは、お尽くしのことを言ったがために追い帰され、手ぶらで帰ってきましたが、結果的に隣で聞いていた奥さんが、その時頼んだ同じ金額を尽くして下さりその奥さんの家庭の事情にも、たすかりを頂かれました。

仕切りは陰で決まる

運命にとって日常生活の陰でのつとめ方が最も大事です。

不倫も 犯罪も依存症も、全部隠れて陰で重ねます。

決して堂々とはしません。

陰での言葉、陰での行い、それが命取りとなってきます。

表で悪い事したら叱られる。

だから±ゼロ。

陰で積んだ埃は、マイナスの何乗にも成って返ってきます。

自らの手で、陰に落とし穴をいっぱい掘っているようなものです。

真っ暗な中を歩けば、いつ落ちるかわからない。

だから私たちは信仰という明るい光の中を歩かなかったら、自ら堀った落とし穴にはまります。信仰とは陰を美しくしていく、見えない処を美しくしていくことです。

どうぞ、陰での信仰のあり方をお互いに意識してつとめさせて頂く中に、それが理づくりとなって必ず生み出しの御守護を頂戴出来ますので、5月6月と二ヶ月半、仕切りに向かって全力投球させて頂きましょう。

勇みのカリスマ講座

Q.

白を黒と言われたらハイと言え!」と信仰の上においてもよく聞きますが、実際、白い物ならば白であるという事を前提として話し合えばいいと思います。なぜ従わないといけないのか、理由を教えて下さい。

A.

これは、あくまでも例え話なんです。

同じような内容でミカンとリンゴの話があります。

目の前に確かにリンゴがある。

しかし親が「これミカンやで。」と言われた時にどう答えますか。

一般の人ならば「どう見てもリンゴやんか。」と言う。なんなら「あんた、おかしんと違う。」となる。これは常識の考え方です。   

かつてこのお話を寿美子先生がおたすけでされました─。

ある時に、一人の方が先生に相談しに来られた。

「自分の家内が脳腫瘍になり、命の危機にさらされて助けて欲しい・・・」と。

その方は、教会長であり、頭も賢い方で、布教も熱心にされていました。

その方に、ミカンとリンゴの例え話をされました。

その方は、お話を聞いて「何を言ってるねん。リンゴやんか」と言ったそうです。

結局、常識の考えで通った結果、その方の奥さんはたすかることなく、亡くなってしまいました。

では、ここ一番奇跡を起こすには、常識を越えていく必要があります。

それには、徹底したアホにならないといけない。

つまり、この話は自分の経験や価値や常識ではおかしくても、アホになって親が仰ることを丸ごと受けて、ふしぎを頂くと言う話なんです

かつて私も天浦時代に、寿美子先生と前会長様が教会の方針を巡ってよく食い違われることがありました。

寿美子先生が教会の方針を決めて「(範三)会長に言っておいで。」と言われる。

私は、その旨を伝えたら会長は「う〜ん、それはアカンわ!一郎くん、先生に言うて来てくれ」と頼まれる。

まさに人間キャッチボールです。

行ったり来たりしながら私が何度も怒られました。

しかし自分が負けて潰れたら、両方が立ちます。

このようにクッションのような誠の役割を担う人がいれば、一旦は怒られたりするが、自然と揉め事も収まり、最終的には自分が立ってくるのです。

白と黒の話は、常識で考えたら、白を黒と思うのはおかしな 話に決まっています。

たとえ理不尽な事でも、それを受け止める処に生み出しがあるのです

今のような冷静な時は聞けますが、いざ声を受ける時に、とっさにパッと受けられるかどうか─ 

これが奇跡のご守護を頂く分かれ目になるのです

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者3名
よ ふ ぼ く1名

月間よろこびスケジュール(R184.5.3~6.2

日   程                               日  付行    事時   間
5月6日(木)     婦人の集い 【別席団参①】10:00 神殿集合 兵庫9:00発
  7日(金)  <西区布教>11:00八生瀧川布出発
  9日(日)八生兵庫喜竜会  10:00 神殿集合 兵庫9:00発
10日(月)天浦月次祭前日ひのきしん13:00天浦集合
11日(火) 日()日( 土)天浦 月次祭  <遥拝式>9:30執行
12日(水) 日()日( 土)名田 月次祭 /鳴物勉強会/教理勉強会10:00執行
14日(金)<多聞布教>    9:30神殿集合
15日(土)琴緒 月次祭/お手ふり勉強会11:00 執行/10:00集合
16日(日)   <松山布教>      5:30兵庫発
18日(火)八生兵庫 霊祭/女鳴物勉強会10:00執行/12:45
20日(木)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(土)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(日)兵神 月次祭  <遥拝式>・鳴物勉強会<10:00執行>
26日(水)御本部月次祭 <遥拝式>・鳴物練習  よう <10:00執行>
6月 1日(火)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(水)八生兵庫 月次祭10:00執行

新型コロナウィルス感染拡大の為、急遽、予定が変更になる場合も多々ございますので、

予め行事内容・時間など、ご確認の上、ご対応して頂きますよう宜しくお願い致します。 また、行事ご参加の際はくれぐれもマスクの着用などの感染対策にご協力くださいませ。