ご挨拶
親神様・教祖との一対一の関係性を高め成人の歩みを進めよう!
日々それぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。
さて、「さあ、求める旬─教祖におすがりし、次代に揺るぎない信仰信念を伝えよう!」とのスローガンのもと、2年間にわたって活動を推進してきた天浦創立80周年記念祭がいよいよ来月に迫って参りました。
この間はコロナ渦にあり、これまでの記念祭活動のような全体としての動きは叶いませんでしたが、それぞれが親神様・教祖との一対一の関係性を高める為の信仰と向き合う十分な時間を持つことができ、その分個々人のおつとめや教理に対するスキルアップや信仰信念の確立につなげることができました。
記念祭まで1か月余りとなった今、その日を迎える まで成人の歩みを進めさせて頂き、晴れやかな心で当日を迎えさせて頂ましょう。
今月も何卒よろしくお願い致します。
にをいがけ・おたすけの成果
別 席 者 | 9名 |
よ う ぼ く | 1名 |
おびや許し | 1名 |
おぢばへの仕切り
立教184年4月8日 順子奥様 朝席のお話より
信仰は理不尽の連続
天網恢恢疎にして漏らさず─余れば返す、足らねば貰う。天の帳面に付け落ちはない。』
この道を通り切る上で、これ以上の頼りになる答えはないと言えます。
私は信仰とは「矛盾」であり「理不尽」だと思ってます。根本的に因縁を切り、運命を立て替えるためには一見矛盾や理不尽と思われる現象を信仰を通してどのように治めていくか ─ つまり「たんのう」が不可欠です。
私は常に、悲しいことや苦しいことが起これば、前生から持ち越しのいんねんの上から「まだまだ足らないんだなぁ」・・・そして願った通りのことや嬉しいことが出てきた時には、「余った分、お返しをして下さっているんだなぁ」と・・・受けとめさせて頂きます。
心通りのかしもの・かりものの理を治めさえすれば、きっとどんな中も通り切れるでしょう。
子孫末代が栄えるために
そしてもう一つ大切なことは、自らがこの道を通りきるだけでなく、子孫末代に道が繋がり、広がり栄えていく道をつけるということです。
「天理教をしなかったら不幸になってしまうからやらないとしょうがない・・・」と、こんな節に怯えて恐怖心で信仰をするようでは、後の代に続くことはありません。
最初はみんな「幸せになりたい…この事情この身上を救けて貰いたい・・・」と入信します。
しかし、5年・10年・15年と年限を経る毎に、親神様の人間創造の思いや、おやさまが全人類をたすけあげたいとの親心からおつけ下さったひながたのご苦労の意味を分からせて頂かなければなりません。
子孫代々と栄えるためには、人間創造の意義に基づいて、おやさまのひながたを目標に、信仰に取り組ませて頂くことが肝心です。
魂救済の方程式
私たちは信仰者としておつとめを勤めにをいがけ・おたすけ・つくし運び・ひのきしんと…日々やっている形には変わりはありませんが、その心根が肝心です。
まさに月様・くにとこたちのみことさまの理念が第一です。
どんな理念に従って、動いているのか・・・感情的な信仰ではなく、教理に基づいた魂の理解が最も重要です。
おやさまがお教え下さった天理教の教理と実践こそは、見事な魂救済の方程式だと思います。
そして、その方程式の最も難解な問題が「理不尽」と「矛盾」です。
それを極端ですが、わかり易く示して下さったのが
「親が白いものを黒い言うたら、はいと言うのやで。リンゴをみかんと言われたら、はいと言うのやで─。」
いんねん納消の教理の根本はここにあります。
そういうことが理論的にきちっとわかれば、信仰の上での矛盾も何もなくなるのです。
鍵を開けて下さる親の声
実は私たち人間が持っている限界を超える可能性の鍵を開けてくれるのが、矛盾や理不尽なんです。
親の声には理があります。
例えば、お金が全く無いときに親からいきなり「一千万円!」と言って頂いたその声を「はい!」と受けて、本当にそこに努力したら、信じられないような能力が開花します。
「別席者10人!」という声を「はい!」と受け、それを真に受けて努力するならば、今まで知らなかった自分の可能性が広がります。
自分の限界を超えていく─遺伝子をオンにする─その限界の鍵を開けてくれるのが親の声なんです。
無理な心定めに挑戦!
しかし、実際には理の親がそんな無茶振りをされることは殆んどありませんので、自分自身で可能性の鍵をこじ開ける術として「心定め」があるのです。
「自分には無理かなぁ・・・」という心定めの設定が、眠ったまま錆びついている遺伝子を覚醒させてくれます。
船場大教会での大亮様の御揮毫が、なんと「挑戦」だったそうです。
まさに自分の限界にチャレンジしていく時旬なのです。
常に「おやさま」の4文字を!
信仰して楽になろうなんて思わないで下さい。
信仰を通して苦労に向き合い、それを乗り越えられる勇気と力を頂けます。
年限が立てば立つ程出てくるの大きい節は大きいでしょう。
しかし必ず乗り越えられます。
この信仰は誠に体力と気力と根気がいる信仰でありますが、全人類の母であるおやさまが、力を貸して下さいます。
おやさまは我が子の努力に働いてあげたくてたまらない・・・這えば立て、立てば歩めといつも手を引いてお導き下さっています。
教祖百四十年祭に向かって、これから4年間は徹底的におやさまの親心を言葉にしましょう。
戸別訪問では「おやさま」の4文字を必ず理として残しましょう。
さあ、夢とロマンを持って、7月の仕切りへと八生兵庫一手一つとなってやらせて頂きましょう!
おやさまひながた
立教185年4月20日 一郎会長様 朝席のおはなし より
成らん中の尽くし・尽くしてたんのう
木下寿美子先生は徹底して、親と名の付く方々には尽くしきられました。
「親は自分で選べない。親はどんな親でも尽くすもんや。」と、先生は腹を括ってこの信念を貫かれました。
ならん中の辛抱、そしてたんのう、たんのうしてまた尽くし、尽くしてたんのう─まさにこの連続でした。
守りぬかれた親の理
ある時、上級の会長の為され方が余りにも酷いからと言って、堪りかねた部内二十数ヶ所の教会長が連名で「会長を辞めてもらいたい・・・」との談判が始まりました。
全員一致で解任の執行が為されるはずでしたが、その時寿美子先生は断じて談判の判をつきませんでした。
おそらく他の兄弟教会からは非難轟轟の中で「親には尽くすもんや・・・どんなことがあっても、こんなことしたらあかん。」と親教会の会長様を守りぬいたのです。
親を引きずり下ろそうとした幾つかの教会は、半世紀経った現在、消滅した教会もあります。
しかしそんな時こそ親の理を守ろうとした天浦分教会の現在の姿を通して、歴史が証明しています。
あほになる
先生の逸話の中にこういう話があります。
ある他系統の方が「末期の脳腫瘍を患う妻を何とかたすけてほしい・・・」と、先生に相談に来られました。
先生はその相談に来られたTさんの前にみかんを置いて「Tさん、これはリンゴやなぁ?」と問われたそうです。
Tさんは「何言うてますの?これはみかんじゃないですか・・・先生、おかしいわぁ」と言い返されたそうです。
しかしここで大切なことは、「あほになる」ということです。
本当に奇跡を見せて欲しかったら、常識通りのことを言っていては駄目です。
常識で返答したTさんは、結局常識通りの結果として、その直後妻の出直しが待っていました。
常識を覆すような不思議を見せてもらうには、常識や自分の思いは横に置いて、心を低くして、あほになって、無になっていくことなんです。
しかし逆に、成らん中でも「はいっ!」と受けて一心不乱にやったときに、見事にがんが消えたという、そういったケースも多々あります。
これは少々極端なケースかもわかりませんが、とにかく自分の思いを捨てることの大切さを物語っています。
教祖ひながたもそうであったように、自我執着を去り、人間思案を絶ち、一身一家の都合を捨てて、仰せのままに素直に通る中に、考えられない奇跡が見えてくるということです。
月間よろこびスケジュール
日 程 日 付 | 行 事 | 時 間 |
5月3日(火) | 婦人の集い/女鳴物勉強会 【別席団参①】 | 10:00 神殿集合/午後から 兵庫9:00発 |
5日(木) | <兵庫布教> | 10:00 神殿集合 兵庫9:00発 |
7日(土) | <西区布教> | 11:00八生瀧川布出発 |
9日(月) | 初級 婦人の集い | 13:00 神殿集合 兵庫9:00発 |
10日(火) | 大教会伏せ込みひ/天浦月次祭前日ひ | 9:30大教会/13:00天浦集合 |
11日(水) 日()日( 土) | 天浦 月次祭 <遥拝式> | 9:30執行 |
12日(木) 日()日( 土) | 名田 月次祭 /<中央区布教> | 10:00執行/9:30神殿集合 |
14日(土) | 名田おぢばひのきしん団参 | |
15日(日) | 琴緒 月次祭/<西宮布教> | 11:00執行/9:30神殿集合 |
16日(月) | <松山布教> | 5:30兵庫発 |
17日(火) | <垂水布教> | 9:30神殿集合 |
18日(水) | 八生兵庫 霊祭/女鳴物勉強会 | 10:00執行/12:45 |
20日(金) | <天浦分教会布教実習> | 10:30天浦神殿 集合 |
22日(日) | <垂水布教> | 9:30神殿集合 |
23日(月) | 兵神 月次祭 <遥拝式> | <10:00執行> |
26日(木) | 御本部月次祭 <遥拝式> よう 祭 | <10:00執行> |
27日(金) | 別席団参① | 9:00 八生兵庫 出発 |
28日(土) | 別席団参② | 9:00 八生兵庫 出発 |
29日(日) | 別席団参③ | 9:00 八生兵庫 出発 |
30日(月) | 別席団参④ | 9:00 八生兵庫 出発 |
6月 1日(水) | 八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん | |
2日(木) | 八生兵庫 月次祭/青の思案場 | 10:00執行/夕づとめ後 |