立教179年9月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

どうでもの精神をもって実動しよう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

今年も早や三分の二が経過しましたが、教祖のひながたと真柱様はじめ親々から頂くお声を指針に教祖百三十年祭の 年を勇みに勇んで務めさせて頂き、届かぬながらお打ち出し頂くすべての事柄に全力で取り組ませて頂きました。

その結果、人作りにおいては年頭の心定め完遂に向け順調に御守護を頂いております。

又、月々の御供、4月成人理立・7月仕切りなどお尽くしの点でも何とか心定め通り運ばせて頂くことができました。

残り4か月となった本年もこの動きを更に加速させ、殊に全教一斉にをいがけデーを含むにをいがけ強調月間でもある今月は全よふぼく勇気を持ってにをいがけを行い、教祖から頂くお出会いを通しておたすけに取り組むと同時に、私たちが今日あるのは親々のお陰であることを片時も忘れることのないよう、常に親への伏せ込みを通して理作りに励み、次の塚である十月の天浦成人理立月4回の別席団参11月26日の別席団参に向かい、どうでもの精神をもって実動させて頂きましょう。

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者10名
修 養 科 生1名
修養科修了生1名
よ う ぼ く1名

不自由の中の陽気暮らし

木下寿美子先生著『悩みに答えて~あなたもしあわせに』より

私も七十年祭の時、ちょうど大教会長様から教会全部をお供えするようにとのお言葉に勇み切ってお受けさせていただき、予定の日までに売るためにずい分苦労しましたが、予定通りに売らしていただき、上級に二ヶ月ほどお世話になり、只今のところへ教会を移らしていただきました。

~  中   略  ~

その後大教会長様がよくお仰さいますお言葉が

「あの時思い切って教会を売ってお供えするように言ったのは、道の本当の姿にしてやりたいとの思いが深かったので言ったのだ」

とのお言葉です。

「金でない理だ、理の道とは教祖のひながたの道を歩んでくれとの願いを持っていたのだ」

とお聞かせ下さいました。

私は今、勿体ないような日々です。

理に護られてお連れ通りいただく道は、ほんとうに言いようのないよろこびに包まれています。

私も教会を売らしていただき、只今のところへ移らしていただきましたとき 、三年位は水道もひけず、電気もつけられず、夜は真暗で夕づとめはローソクにお燈明をつけてやっとおつとめさしていただけるというようなことでした。

そんな不自由な中にあって、来る日も来る日も私にとっては、まったく陽気ぐらしの日々でした。

それは一つ苦労通れば涙が出るほどうれしい、また一つ苦労が来れば 過ぎ去った思い違いや通り方の反省が痛いほど感じられ、その間に、にをいのかかった人たちが、だんだんとお道らしくようぼくに育ってくると、一面に苦労はありましても、反面には日々成長のよろこびがハッキリ感じられました。

まったくのカラになった私の心の中には、何でも受け入れられそれもよろこび一杯で受け入れられますから、  すべてが身についたと思います。

~  中   略  ~

 道一条ほど尊くも結構な生き方はないのです。

ただ、思い切りがいんねん切りとお聞かせいただくように、一切はまず思い切りからはじまり、だんだんと真実な心に立て替わってまいります。

魂の出世!魂の教養!魂の解放!

立教179年8月18日 一郎会長様 霊祭祭典後のお話より

現在、世間では“墓じまい”といって、もう古くなったお墓を家族が管理出来なくなって、お墓を撤去するという事態が激増しているそうです。

しかし、このお道では脈々と連綿と孫子にわたって先祖の遺した功績に敬意を表して、 お墓参りをきちんとして、こうして毎月霊祭をつとめます。

出直しは、古い着物を脱ぎ捨てるようなものやと教えられます。

それでは一体魂の本体はどこへゆくのでしょう?

─実は、魂本体は一旦、ぢば・かんろだいに帰ります。

そして時期が来たらまた新たな身上を借りて、この世に生まれてきます。

前生・前々生と過去幾代にもわたって遣ってきた心と言動が、魂に刻まれます。

そして、魂から発する心が積んできた内容に相応しい来生を送るのです。

ですから、悪行の限りを尽くし、恩が重なり過ぎれば、その者は”ぎゅうばと見える道”或いは本当に“ぎゅうば”に生まれるとも教えられます。  

その根拠として・・・(稿本天理教教祖伝)逸話篇に

「人間においしいと食べてもろたら、喜ばれた理で今度は出世して、人間の方へ近うなって来るのや。」

天理教教祖伝逸話篇

とあるように、逆に動物から人間に昇格することもあります。

現在この地球上には70数億人の人間がいますから、確実に… その中には虫・鳥・畜類からきた魂もあると云えます。

ですから、なんぼ言うても全く理がわからない・・・それも仕方のない事です。

ここで大事なことは、間違いのない教祖のひながたを正しく辿ってゆくこと・・・それと共に最期までこの道をしがみついてでも通りきるということです。

~ 中 略 ~

天浦の会長様のお声で、現在天浦の朝づとめに日参させて頂いています。

その朝席の中で、本当に有難いなあと思うのは、私の恩師である木下寿美子先生の生の音声を、毎朝聞かせて頂ける事です。

私もその当時はおそらくその本当の意味はわかってなかったと思います。

いま実動をさせて頂き、よくわかるんです。

先生のお話は一貫して、親神様の十億年にわたるご苦心・ご苦労・・・その偉大さを少しでもわかり、そのご恩に報いる…日々喜び勇むということ…それには人をたすける苦労と尽くしの苦労…そして 低くなる…低いとは親の声を素直に聞く…低いとは周囲を尊重する事・・・このように私たちは毎日凄いことを教えて頂いています。

もし、旬のご用に対して成ってこないならば、それはやってないか、やり方を間違ってるかです。

自らを検証して、しっかりつとめさせて頂きましょう!

心の執着からの解放記念日

立教179年8月18日 順子奥様の朝席のお話より 

□□ 弾圧した 天理教重要性 □□

8月15日、終戦記念日ということもあり、第二次世界大戦のことについて触れます ─

あのとんでもない悲惨な戦争がなぜ起こったか・・・ 

立派な主義主張は後で取って付けたものであって、あくまでも人間の欲望に基づいて起こった戦争です。

当時は言論が統制され、人間として当然の主張さえも叫べない・・・そんな恐ろしい時代に、天理教も弾圧を受けました。

「よろづよ」とか「ひのもと」とか「ぢば」「おやさと」そして「元の理」等、統制されて何にも言えなかった。その当時の先生方は政府の言うことに従って、涙を呑んで天理教という教団を守りぬいて下さったんです。

終戦してから、二代真柱様が“復元(ふくげん)”を急がれて、堂々と教理の根本である「元の理」が伝えられ、やっと“かぐらづとめ”十二下りが最初から最後まで、きちんとつとめられるようになったんです。

ある意味では、駄目やと言われた時代があるからこそ、元の理・おつとめの重要性、お道の尊さを実感できます

混沌とした時代、間違った方向に進んでいる時代にこそ、私たちは何が本物で、何が重要であるかの信念を築いていかなければいけません

~ 中 略 ~

□□□□□□ 自由めて 不自由てる □□□□□□

「自由」って一体何でしょうか?・・・

辞書では「己の本性のまま生きる。」・・・

皆さん、教会に来るまでの私たちの本性って一体どんなものでしたか?…

24時間自由に好きなように暮らしながら心は執着でいっぱい…ギャンブル・酒・色情に溺れて、揉め事と喧嘩とその渦の中で、もがき苦しんできたはずです!

その行き着く先は、監獄(かんごく)独房(どくぼう)棺桶(かんおけ)です。

私も自分で選んだ美容という商売の道を歩みながら気付いた事は『歯を食いしばってやる努力と苦労には限界がある…

このままいけば、魂の成長はあり得ない…ずばり「不毛」です…   

いんねんを積みこそすれ、「自分は間違っていない!」という大間違いをして、我が家のいんねん通りに果てるしかない。』と。

~ 中 略 ~

□□□□□□ 教会生活解放 □□□□□□

ところが教会に住込んだ時に…

「こんな自由な世界があったのか!」…

“神様と自分”という世界で、私は初めて心の自由を味わいました。  

当然、教会生活にもきっちり時間は仕切られていて、をもたり様・・・「時間」ということは動きですから、世間と同じように朝起きて、昼働いて、夜寝る・・・しかし、これまで自分の見栄と欲望のために費やしてきた働きでなく、はたはたを楽にするというひのきしんで体を動かし、人だすけのために身を尽くさせて頂く─そんな時間設定の中で送る日々に、自分のいんねんだらけの心から私は解放されてゆきました!

そんな私が頂いた最高の財産は、憎しみ・苦しみが「感謝」に変わったという心の改革です。

ただ、ひのきしんの繰り返しの中で時間をかけて魂に徳を積み、その擦り切れた運命を改修して頂きました。

~ 中 略 ~

一柱目、くにとこたちのみこと…場=理念ですから、自分の立つ位置・暮らす場所で考えが定まります

教会というたすけ道場において頂けるありがたさといんねんから守られている事を忘れずにつとめさせて頂きましょう!

月間よろこびスケジュール

日   程                                   日  付行    事時   間
9月  3日(土)婦人会の集い10:00神殿集合
   4日(日) )  天浦分教会 秋季霊祭10:00 執行
5日(月)  【別席団参①】/<西区布教>9:00 兵庫発/9:30神殿集合
  6日(火)<兵庫布教Ⅰ>    10:00神殿集合
  7日(水)<中央区布教>9:30神殿集合
  8日(木)<西宮布教>9:30神殿集合
10日(土)<教会長布教所長夫妻布教・おつとめ練習>/前日ひのきしん9:30天浦/14:00神殿集合
11日(日) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(月) 日()日( 土)名田分教会 月次祭 /<垂水布教>10:00執行/月次祭終了後
  14日(水)【別席団参②】八生兵庫 担当9:00兵庫発
15日(木)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
16日(金)<松山布教>5:30兵庫発
18日(日)  八生兵庫 秋季霊祭/おふでさき勉強会/喜竜会10:00執行/12:45~/18:30~
19日(月)  【別席団参③】9:00 兵庫発
20日(火)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
22日(木)天理バザー/<天理布教>8:00 兵庫発
23日(金)兵神大教会 月次祭 10:00執行すい
24 日~25日あまうら子供会『野外活動キャンプ』*9頁子らコラム参照
25日(日)天浦青年会活動/修養科生受付9:30集合/兵神詰所15:00面接
26日(月)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
27日(火)【別席団参④】/<芦屋布教>9:00 兵庫発/9:30神殿集合
28日(水)教会長路傍講演の日/<兵庫布教Ⅱ>>10:00神殿集合
30日(金)◇兵庫支部総会◇ 会場:八生兵庫分教会
10月1日(土)八生兵庫分教会 秋季大祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(日)八生兵庫分教会 秋季大祭10:00執行