立教179年10月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

々のお陰を心から離さぬよう理作りに励もう

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

さて教祖130年祭を勤め終えて早や9か月、年祭後は、真柱様のお言葉を指針に教会の常時活動たるおつとめと布教、また道の将来を担う人材の育成、ようぼく中席者の丹精を地道にこつこつとつとめることを心がけ、実践させて頂く中に人作り・こどもおぢばがえり・お尽くしなどの上に大きな成果をお与え頂いております。

しかしその反面、道中には成人を促す上からの様々な節をお見せ頂いておりますが、全て大難を小難にとお導き頂き心をお育て頂いております。

今月は、天浦成人理立を運ばせて頂く月です。

我々が今日こうして命をお守り頂き、運命救済の結構な道を辿らせて頂けるのも、木下寿美子先生はじめ天浦の歴代会長様ご夫妻のご苦労のお陰であることを常に心から離すことのないよう、親への伏せこみを通して理を頂き、理立を心定め通り運ばせて頂けますよう、懸命に勤めさせて頂き、そして御本部秋季大祭並びに月々の別席団参に一人でも多くの方々におぢばにお帰り頂けるよう理作りに励ませて頂きましょう。

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者14名

親に喜んで頂くことでしか”末代という理”はない

木下寿美子先生教話集『親から子への贈り物』第一集より

7、末代続く徳を貰う

この世の中に末代続くような徳を貰うのに、難儀や苦労もせんと自分の思うとおりの事しとっては、何にも残るものはない。

やはり、嫌な事、自分にとっては好ましくない事、自分にとってはしづらい事、自分にとっては損な事、アホらしい事ばっかりを続けてさしてもろたら、あとは有難い事、結構な事、嬉しい事、言葉で言い表せんような結構な姿が、お貸し与え頂ける訳です。

21、末代続く道

ただ信心さえしたら良いのではない。信心の中で言葉に言えん苦労これが子孫末代まで伝わる大きな大きな理を頂く訳です

 本当にお道なればこそ、五代六代云うて続きますが、中々世間では、そこまで結構に続けば良いんですが、続かんのが習わしになっております。

お互いに自分以外の人のことを大切に、それが自分を一番大事にし、自分の一番結構になる道です。

自分のことさえしとったら良い。

これはある意味ではそれでも良いか分かりませんが、とても末代まで残るような、大きな力は頂きません。

親が喜んで下さることでしか「末代という理」は無い訳ですから、その辺の取り違いが無いように、しっかりとお連れ通り頂きたいと思っております。

57、末代続くためには

本当にこの道を真剣に通ればこの世の中に何一つ恐ろしいものはない

何が一番恐ろしいか・・・

なんぼ信仰しとっても、甘えと油断、高さというものは、これは信仰も何も度外視して、破滅へ導かれる一番大きな手立てです。

それと反対に、おやさまのひながたにあるような、本当に笑われそしられ、迫害攻撃の中も勇んで通った姿こそ末代続くのです。

御恩と使命を伝えたい

立教179年5月2日 一郎会長様 月次祭神殿講話より

世界で最も貧しい大統領・・・ウルグアイのムヒカ大統領が語った言葉が話題になっています。

私どもは教祖から既に聞かせて頂いている事ですが、そのスピーチが全世界に大きな衝撃を与え、反響を呼んでいます。

「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。」

と、ムヒカ大統領はこう仰っています。

この国の平均所得は6万円、彼は給与を96万円もらってます。

実はそのうちの90万円を社会福祉基金に寄付しているそうです。

彼の資産と言えば、ボロボロの家と18万円のフォルクスワーゲンだけだそうです。

ある方がその車を1億5千万円で買いたいと申し出たそうですが、彼は「絶対に売らない、乗り続ける。」と断言しました。

私なら、売りますね・・・(笑)。

おやさまは、明治時代に、たった一言で

『欲にきりない泥水や 心澄み切れ極楽や。』

と教えて下さっています。

~ 中 略 ~

教会を設立されたような初代様方の伏せ込まれた苦労によって、そのお徳と理によって、子孫は結構にいけるんですね。

ですから教会の子弟様方は、永きに亘って救けて頂いている分、なお更しっかりと御恩返しをしないとバランスがとれなくなります

私も信仰3代目です。

だから「初代がたすけて頂いた以上に、御恩報じをさせて頂かないかんなぁ…」と、よく夫婦で語り合い、そのような心でつとめさせて頂いている現在であります。

私も「全人生をかけてこの道をやるんだ!」という覚悟をもって一心不乱にこの道を通らせて頂く中に御恩を感じ、使命を感じさせて頂き、継続発展・運命救済・因縁納消の道へと導かれ、いま楽しみづくめの日々を送らせて頂いています。

八生兵庫の若き青年たちも4月より、おぢばでお育て頂き、ぢばの理を存分に頂いて、この度天浦分教会に帰らせて頂きました。

若者たち諸君には使命感と覚悟を持って、これから羽ばたいて貰いたい!

天浦でも“存命の理”ということを徹底的に仕込んで下さっております。

おやさまは私たちよふぼくの傍に、確かに居られるんです

存命のおやさまのおともをして、地道にこつこつと戸別訪問を継続する。

はじめはどんな世界でも、我慢・辛抱・忍耐です!続いてこそ道!

継続していく中に、自分の心に喜びとよふぼくとして生きていく素晴らしさを心から味わうことができるのです! 

親を決して裏切らない信仰が末代続く信仰

立教179年7月14日 順子奥様の朝席のお話より 

“天理教”という親の道を批判して、歯向かい裏切って結構になる道理は、どこにもありません。 

親に繋いだ道と親に歯向かった道と、年限経てば経つ程 大きな差が出てきます。

教会に繋がりながら多少、熱心にひのきしんをしたりして形としてやっては居ても、3代4代したら果てていく・・・こういう家もあります。

これはお道を通って居ても、やはり根本的に親不孝ですね。

親に仕込まれる度に、反抗して…不足して…歯向かって…文句ゆうて…愚痴をこぼし…親への批判をまき散らしてやった家は、まあ20年位は何とか行けますが、そういった家は次の世代が立たない…3代目になったら、もう(きり)のように消えています。

じゃあ年限があって、代が重なっている家とはどういうものか?

それは“親を裏切らなかった…”この一点に尽きます。

どんな中でも親に付き従うて、時には辛抱もし、我慢もし、たんのうした家。

だから繋がっている

「徳」が無かったら、自分の思いだけで破滅的な方向へいく人も幾らでもいます。

─皆さん、見ていて下さい。

十年後にはっきり出てきます。

信仰の有り様、心の有り方、親に対しての取り組み、何を口にし、何をやってきたか…良いことも悪いことも、ちゃんと理が出てきます。

ですから私たちがこうして結構に信仰させて頂けるのも親々が苦労して通って下さったお陰なんです。

『ご恩』ということを本気で腹に据えたら、おやさまは如何ようにもお働き下さいます。

これは、私が30数年この道を通って得た一番の答えです。

だから人間は恩に始まり、恩に尽きるんです。

~ 中 略 ~

親というものを(ないがし)ろにし、親に残念をかけていく事で、最も自分に残念な思いをかけられる子供の姿・家庭のとんでもない事情が出てきます。

そういった問題を引き起こす原因となる親不孝を払拭するのに最良の薬が尽くし運びの御用なんです

それは何故かというと、親の理を頂かないと尽くしは成らない。

だからお尽くしで苦労する度に、魂に親の理が入ってくる

つまり身をもって苦労するから、親のご恩がわかってくるんです。

やはり人をたすけ、親に尽くす苦労が、一番人格を磨いて下さる。

おたすけで何か事が出てきた時に、それを見せられる自分に対しておやさまは、いま一体何を仰っておられるのかという思案・・・常に内省して自省していくことで、問題が治まり、相手がたすかる心の理作りとなるのです。

おやさまの教えを聞かせて頂いて、どんなに不自由・質素で貧しくとも、心は貴いものになっていかないといけない。

私たちはいんねんの苦労で魂が(すた)れきってしまっている。

だからこそ、理の苦労をして魂を豊かなものに変えて頂く!

これが信仰じゃないですか!

~ 中 略 ~

「心定めはどうしたら成就しますか?」と尋ねると(木下寿美子)先生は『すべてに負けなさい!』と仰いました。

私たちはそういったチャンスを、常に旬の御用として与えて下さっているんですから、どんな悔しい思いをしても、とにかく負けていきましょう。

月間よろこびスケジュール

日   程                                   日  付行    事時   間
10月 3日(月)婦人会の集い《木下恵美子奥様お入り込み一手一つ>10:00神殿集合
   4日(火) )  天浦分教会 霊祭10:00 執行
5日(水)  【別席団参①】      9:00 兵庫発
  7日(金)<西区布教>9:30神殿集合
  8日(土)<中央区布教>9:30神殿集合
  9日(日)【別席団参②】八生兵庫 担当/成人理立運び8:30 兵庫発
10日(月)<教会長布教所長夫妻布教・おつとめ練習>/前日ひのきしん9:30天浦/14:00神殿集合
11日(火) 日()日( 土)天浦分教会 秋季大祭9:30執行
12日(水) 日()日( 土)名田分教会 秋季大祭 /<垂水布教>10:00執行/月次祭終了後
13日(木)<松山布教>5:30兵庫発
  14日(金)<芦屋・西宮布教>9:30神殿集合
15日(土)琴緒分教会 秋季大祭11:00 執行
16日(日)【別席団参③】/<兵庫布教>9:00 兵庫発/10:00神殿集合
18日(火)  八生兵庫 霊祭/おふでさき勉強会/喜竜会10:00執行/12:45~/18:00~
20日(木)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
22日(土)天理バザー/<天理布教>8:00 兵庫発
23日(日)兵神大教会 秋季大祭 10:00執行
25日(火)天浦青年会活動/修養科生受付9:30集合/兵神詰所15:00面接
26日(水)御本部秋季大祭   6:15八生兵庫出発
27日(木)《天理教青年会総会》【別席団参④】9:00 兵庫発
29日(金)㊗  八生兵庫分教会後継者(西村真一・堤なつこ) 結婚式 於:おぢば 10:00神殿集合
30日(日)あまうら子供会『おいもほり』9:30 天浦 集合・受付
31日(月)おつとめ合同練習10:00神殿集合
11月1日(火)八生兵庫分教会 月次祭前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
        2日(水)  八生兵庫分教会 月次祭《祝いの宴》10:00執行