火・水・風とは?
「火・水・風」とは、一言で表現すると、神様のご守護のことであります。
天理教では、親神様のご守護の理を十に分け、それぞれに神名を配してお説き分け下さっています。
これを「十柱の神名」と言います。
そのうちの主たるものが火・水・風の働きなのであります。
くにとこたちのみこと
人間身の内の眼うるおい、世界では水の守護の理
をもたりのみこと
人間身の内のぬくみ、世界では火の守護の理
かしこねのみこと
人間身の内の息吹き分け、世界では風の守護の理
とお教え下されています。
原典の中には
「実があれば実があるで、実といへばしろまい、真実といふは火・水・風」
明治20.1.13)
十人のなかに三人かたうでわ 火水風ともにしろそくとしれ(六・21)
と仰せ下されているように
私たちは人間は日々、火・水・風という親神様のご守護によって生かされています。
人間の誠真実に対して、神様は一層のご守護を下さいます。
また真実のない者には、神様のご守護がなくなるのであります。