教会長ご挨拶
まずは自らの心を陽気に澄んだ心に─日々の胸の掃除につとめよう!
日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に有難うございます。
新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言もようやく解除され、日本国内では感染状況も収束に向かいつつありますが、世界を見渡せばロシア・ブラジル・中東・アフリカ・韓国など感染が拡大している地域も多く、それらの地域では多くの人が命を失い、又、我が国においても経済や生活の上に甚大な影響が出て、先を見通せない不安にさいなまれている人が激増しています。
私共ようぼくは、この大節にこめられたをやの御心にしっかりと思いを致し、まずは自らの心を陽気に、澄んだ心に切り替えるべく、日々の胸の掃除に務めさせて頂くと共に、いずみがちな世界の心が 陽気に立て替わりますよう、おつとめやおたすけに勇んでかからせて頂きましょう。
今月も何卒宜しくお願い申し上げます。
天理教八生兵庫分教会 西村 一郎
にをいがけ・おたすけの成果
別 席 者 | 3 名 |
世の風向きを変えるチャンス
清水 慶政 大教会長様『 芳洋 』 立教183年5月23日号「風~かぜ」より抜粋
この新型コロナウイルスという事情が現れてからというもの、私は非常に関心を持って注視を続けてまいりました。
その中で気付かされることは、このウイルスが、人間の「身勝手さ」によって感染が拡大しているということ。
そして、我さえ良くばという「隔てる心」が社会に混乱を招いているという事実です。
~ 中 略 ~
この新型コロナウイルスは、感染してもすぐには発症せず、しばらくしてから結果が現れてくるため、何が原因で感染したのかが自覚しにくいという特徴があります。
先月号でも書きましたが、御教えでは、「心一つが我がの理」とお聞かせ頂く私たちの心の使い方が理となって、そのまま心通りに身上や事情に現れてくるとお教え頂きます。
その視点で昨今の世の中の在り方を振り返ってみれば、この度の新型コロナウイルスは、人間の「身勝手さ」や「隔て心」が理となって現れてきたもののように感じます。また「心の理」は「蒔いたる種は皆生える」と、種に譬えてお教え頂きますが、種というものは、蒔いてもすぐには生えてこないという特徴があります。
こうして見てみると、まさにいま現れている新型コロナウイルスの特徴が「心のほこり」に合致するものだと感じずにはおれません。
~ 中 略 ~
いま世界には、「身勝手」と「隔て心」が悪風となって吹き荒れています。
この世界の心を切り替えていくためには、まず教えを聞かせて頂いている私たちが、今ある生活の中で、少しずつでも教えを実践していくことが大事です。
まさに今がチャンスです。
世の中の風向きが変わるよう、変えていけるよう、私たちから陽気ぐらしの生き方を発信していきましょう。
教祖・教祖と言うて通った理の二十年・三十年・四十年の積み重ね
木下寿美子先生教話集『親から子への贈り物』第3集「36、道と世界は裏腹」より
私達は、小さい小さい一個の自分であります。
けれども、大きな教祖の理を頂いて、日々こうしてお連れ通り頂いておる以上、一切が理の世から判断さして貰って、なにを考えるにもなにをするにしても、全部教祖のご苦労にお報いするようなこと以外、お道の者は考える必要もない。
「道と世界は裏腹や」という言葉がありますけれども、只世界の人は幸せのみを求めて、求めながら不幸になるような方向へ、又我が身勝手な思案から我が身勝手な都合のよい方へ流されて行ってる。
お道の者はそれと反対に我が身はどうなってもよいと、教祖にこのご恩をかえさなならんと。
こんなにたすけて頂いた元一日を考えたら、 本当に申し訳ないと。
~ 中 略 ~
よく世間の人が晩年になってから、こんな筈やなかった、こんなつもりやなかったということをよく聞きますが、 もう当然のことで、我が身我が身と、我が身ばっかり立てたんですから、我が身が潰れるのは当然です。
我々道の者は、我が身のことを思うより、教祖・教祖・教祖で通らせして貰うねんから、晩年になってみたら教祖と言うて通った理の二十年、三十年、四十年という積み重ねが、今度はどんな幸せな人生を私達は与えて頂くか。
そのへんをもっともっと真剣に、今自分が置かれておる立場が何なのか。
そういったことをしっかりと自覚さしてもらうことが大切です。
みちと世界
立教183年4月29日 順子奥様 朝席のお話より
親神様・教祖のご恩を知らず
昨今、報道を見ても、被害者に申し訳ないとさえ感じられない犯罪者がどれだけ多くなっていることか。
これはおふでさきの中で“ぎゅうば”と表現されるような人間の最も恐ろしい果ての姿ですね。
では、なぜこのような天に唾を吐きかけるような人間が増えてくるのでしょうか。
それは親神様が十億年もの年限をかけて、人間というものを拵えられたご苦心ご苦労とそのご恩を知らないからです。
更には、教祖が世界いちれつをたすけるために大変なご苦労の中をお通り下さったお陰を知らないからです。
教祖の為された世界の大変革
し教祖が世界たすけに踏み出して下さっていなければ、世界はここまで大きく変わっていることはなかったでしょう。
現在では、拷問もなくなり、日本でも男尊女卑の時代から、女性でも頑張れば総理大臣にでもなれるというような平等な社会となり、教祖のお陰によって、ようやく世界の情勢はここまで変わって参りました。
世界に映すお道の精神
全人類の中でもまだ僅かな私たちよふぼくは、親神様の存在を知り、人類は兄弟姉妹であり、そして故郷はおぢばであり、母なる教祖がご存命でお働き下されているというこの真実を、先に教えて頂いたお互いは、誇りをもってこの親心を知らしめなければなりません。
コロナの事情で、世の中の人たちは、耐え忍びながら不安や不満を抱えておられます。
私たちはこんな時だからこそ、地域貢献のひのきしんに励み、ニコニコと喜び楽しんで暮らす姿を周囲に映し、おたすけをさせて頂きたいものです。
恩を感じられる心の力
ひのきしんで身体が元気になります。
お尽くしで運命が良くなります。
出来る範囲のことをしていては、いんねん通りです。
それを超えて、何とか何とかと努力をする中に、心のたんのうの力、つまり恩を感じる心が出来てきます。
尽くして魂に徳を積むことしか、自分の財産はありません。
人生はすべて徳というものがものを言ってきます。
自分の為だけに時間やお金や身体を使っていては、徳は減る一方です。
人様がたすかる為に、お尽くしでお金を差し出し、ひのきしんで身体を差し出し、おたすけで心を差し出していく中に徳が出来、これこそが運命の筋トレになります。
医療従事者の決死の覚悟
松山の淺山宅の講社にも何度か参拝に来て下さった一人の女医さんから、新型コロナの患者を受け入れるにあたってのお話を聞かせて頂きました。
まさに戦時中のあの赤紙と同じで、特攻隊のような決死の覚悟をもって、ピックアップされた心ある医療従事者は、命を懸けてその対応に取り組んで下さっています。本当に感動致しました。
私たちは同じように医療現場で闘うことはできませんが、こんな時こそ、喜び勇んで日々を通る姿を、皆様に発信していきたいと 思います。
それが私たちよふぼくの役割であり、教祖より与えて頂いたこの時間を、次なる塚である世界たすけの仕切りのご用に向かって、覚悟をもって伏せこませて頂きましょう。
天理教布教師は 世界を改革する世直しの人材!
立教183年2月9日西村一郎会長様 別席団参でのご挨拶より
世界たすけを目指す天理教では、世界中の人々のたすかりをいつも願っております。
人種・性別・
国籍・民族・職業を超えて親神様は全ての人間の親なのです。
ですから子供である人類兄弟姉妹は
仲良くたすけ合わなければなりません。
いま世の中を見渡すと、必ずしも陽気暮らしが出来ているとは言えません。
いま蔓延しております新型肺炎コロナウィルスの感染拡大も、その他の感染症・地震・津波・台風といった自然災害に至るまで、人間同士がたすけ合わないから起こってくると教えられます。
自分のところだけよかったら良い人さんはどうでも良いといって争い合っている姿を見て「そんなことをする為に人間を創ったわけじゃない。たすけ合って仲良く暮らしてほしい。」と親神様が残念に思われているのです。
天理教布教師は世界を変革していく世直しの人材として働かせて頂きたいものです。
何もしないで救かる道理はありません。
それに相応しい理のつとめ・理の苦労をさせてもらってこそ、なるほどという姿をお見せて頂けます。
月間よろこびスケジュール
日 程 日 付 | 行 事 | 時 間 |
6月3日(水) | 婦人の集い | 10:00 神殿集合 |
4日(木) | 天浦分教会 霊祭 | 10:00執行 |
7日(日) | 《 西区布教 》 | 9:30 神殿集合 |
11日(木) 土) | 天浦分教会 月次祭 | 9:30執行 |
12日(金) ( 土) | 名田分教会 月次祭 | 10:00執行 |
14日(日) ( 土) | 《 兵庫布教 》 | 10:00 神殿集合 |
15日(月) | 琴緒分教会 月次祭 | 11:00 執行 |
《 西宮布教 》 | 9:30 神殿集合 | |
16日(火) | 《 松山布教 》 | 5:30兵庫発 |
18日(木) | 八生兵庫分教会 霊祭 祭 | 10:00神殿集合 |
22日(月)(火) | 《 垂水布教 》 | 9:30 神殿集合 |
23日(火) | 兵神大教会 月次祭/遥拝式 | 10:00執行 |
26日(金) | 御本部月次祭/遥拝式 祭 | 6:30八生兵庫出発 |
28日(日) | 《 中央区布教 》 | 9:30 神殿集合 |
7月 1日(水) | 八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん | |
2日(木) | 八生兵庫分教会 月次祭 | 10:00執行 |
よろこび月報 立教183年6月2日号