【2020年4月号】天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

教会長ご挨拶

「今さえよくば、我さえよくば」の風潮の是正─八生兵庫分教会創立10周年を成人の旬にしよう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に有難うございます。

春爛漫のこの月4月は、私達全人類の母なる教祖が御誕生遊ばされた縁りの月としておぢばでは教祖御誕生祭が執り行われます。

教祖は、寛政10年4月18日、大和国山辺郡(やまべごおり)三昧(さんまい)(でん)にお生まれになられ、幼少の頃より聡明で、13歳で中山家に嫁がれてからも夫に忠実(まめ)やかにつかえ、父母には孝養を尽くし、使用人はもとより犯罪を犯した者や怠け者らに対してもいたわりの心で接し、許される等人並優れた天分をお持ちの方であられました。

旬刻限が到来し、月日のやしろとお定まり下されてからは、親神様の思召しのままにお通り下され、あらゆる艱難苦労の中を、常に明るい心で、口に筆にそして行いに示して、万人たすかるひながたの道をお付け下さいました。

更に深い思惑から、現身を隠されて後も、存命の理をもって日夜を分かたず親心をおかけ下されています。

来る18日には、教祖の222回目のお誕生日を寿(ことほ)ぎ申し上げます。  

その翌日19日は本来ならば婦人会創立110周年記念が総会開催される予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、中止となりました。 

しかしながら、お打ち出し頂いておりました「百万会員を 目指して、一人が2名の会員を」との思いを切らすことなく今後もその達成を目指して務めさせて頂きましょう。

更に今月は本年1回目の天浦成人理立を運ばせて頂く月柄に当たります。

これまでおたすけ頂いたご恩と我々 天浦の理に繋がる子供の上におかけ下さる天浦分教会長様ご夫妻の親心に少しでもお応えさせて頂くべく、心定め完遂に向かって全力で取り組ませて頂きましょう。

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

天理教八生兵庫分教会長 西村 一郎

をやのざんねん

立教183年3月3日 表統領 中田 善亮 先生 天理時報3月8日号「表統領メッセージ」より抜粋

御教えによると、かつて「流行り病」といわれた感染症は、神の残念の現れであり、人間創造の元の思召を知り、早く心を入れ替えて陽気づくめの心になってもらいたいとの親心の現れであると示されています。

いま世界では、内乱、紛争、立の激化などの緊迫の度を深めています。

一方、教内を顧みますと、たすけ一条を急き込まれる親神様・教祖に、残念な思い、もどかしい思いをお掛けしてはいないかと、大変申し訳ない思いでございます

新型コロナウィルスの感染拡大が一日も早く収まり、病んでいる方々にたすかっていただきますよう、一心にお願いするとともに、一層おたすけに励み、陽気ぐらしへの歩みを速めて、親神様・教祖にお喜び頂けるよう、全教の足並みを揃えて、一手一つにつとめさせて頂きたいと思います。

~ 中 略 ~

今回の世界的な事情を、私たちが大きく成人させて頂く節と捉え、この大節から芽を吹く姿をご守護頂きたいと念願しています。

かわいい我が子の行く末を案じて

清水 慶政 兵神大教会長様『芳洋』四月号「かぜ」より

せかいにハこれらとゆうているけれど月日さんねんしらす事なり         

おふでさき第14号22

いま世界には、「身勝手」と「隔て心」が悪風となって吹き荒れているように感じます。

この世と人間を生み出して下さった元の神・実の神の目には世界中の人間が皆かわいい我が子であります。

そのかわいい我が子達の行く末を案じる真実の親の切なる親心を聞き分けて、「どんな者でも、仲善くせんければならんで」との思召に応える為にも、今こそ私達は自らの「身勝手な心」「隔てる心」を陽気な人をたすける心」に切り替えるべく、成人の努力をしなければなりません。

そして、世界の心を切り替えていくために、おつとめおたすけに勇んで掛からせて頂き、世の中の風向きを変えていこうではありませんか。

しっかり励ませて頂け!とのメッセージ

木下 修一朗 天浦分教会長様「あまうら」会報 巻頭のあいさつより

只今は、新型コロナウィルスの感染拡大が世界的に進行しています。

お道の中でもさまざまな影響が出てきています。

~ 中 略 ~

今回の事情を信仰的に思案するならば、今、世の中では「自分中心」の生き方が蔓延し、自分さえ良ければ、我が家さえ良ければ、という風潮が強くなり、あちらこちらで犯罪や争い、戦争が頻繁に起こっています。

またネットの普及により便利になる一方、様々な問題も増え、親子の絆が弱まり家庭内での犯罪が多発し、また心が病んで苦しんでおられる人々が増えています。

今私たちが生きる世界が表の繁栄を求めるに急なあまり、己が視野を狭めて、生かせて下さる親神様の大いなる御守護の世界を見失い、世の親和を損なって苦悩しています。

~ 中 略 ~

世界一列みな兄弟を知らしめ、我々ようふぼくが、親の存在と思召しを伝えるべく、しっかり励ませて頂けとのメッセージと受け止め、にをいがけおたすけに励ませて頂く事を急き込んで下さっているのではないでしょうか。

元を知らず おごり高ぶる人間の心

立教183年3月31日一郎会長様 朝席のおはなしより

現在、新型コロナウィルスが蔓延し、国内もとより世界中で大問題となっていますが、安倍晋三内閣総理大臣をはじめ医師会の会長に至っても、この問題の背景に『親神様のざんねん』があるという真実を誰もわかっていません。

「何でこうなってしまうんだろう?」と、 常に対処療法で、目の前の現象ばかりにとらわれて右往左往しています。

「今さえよければよい、我さえよければよい…」

というおごり高ぶる人間の心がこの問題を引き起こしていることに気が付いていない人がほとんどではないでしょうか。

私たちは有難くも、その元を教えて頂き、「今こそ救け合わなければならない!」と実践をさせて頂いています。

世界には人生の大地震に遭い、人生の大津波の中で、運命の台風の真っ只中で、心の路頭に迷っている方が沢山いらっしゃいます。

そんな方々のセイフティネットとなって、「どうですか? 大丈夫ですか?」と常日頃から声を掛け続け、おたすけをさせて頂いているのが、私たち天理教の布教師じゃないですか。

「楽は苦の種、苦は楽の種」「苦労は買ってでもせよ」「かわいい子には旅をさせよ」という(ことわざ)があるように、若い時に苦労から逃げて遊び(ほう)けたら、晩年は苦労ばっかりの人生となり、若い時に楽を避けて苦労を喜んで通っていたら、結構な楽々の晩年になります。

この世は二つ一つで成り立っていますから、物事がうまくいかないときは、心が一方に偏っている場合が多い

常に一方的に考えるのではなく、両方から物事を考え、何よりも実行に移すことが肝心です。

とにかく動くことによって、事態はコロッと変わってきます。

過去と相手は変えられないが、未来と自分は変えられます

人に動いてもらうには、こちらの低さしかないんです。

理屈や知恵では人は動きません。

低いとは、上級の理を立てることであり、周囲の尊重です。人を尊重するとは、低い心で、おたすけの心で接するということです。

また、自分の心をえるということは大変なことですが、  変える努力をすれば必ず変わってきます。

心が変われば、未来が変わります。      

未来が変わるということは、人生・運命の景色が変わるということです。

火・水・風とも退くと知れ

立教183年3月18日 順子奥様 春季霊祭でのお話より

まさに親神様の残念立腹です─

温暖化という「火」から始まり、大雨・津波という「水」の異常を見せて頂き、そしていよいよ「風」─ウィルスという目には見えない空気感染・「風」の異常です。

皆さん、どうですか?

─親神様の残念立腹以外の何ものでもない見事な成ってき方─

今こそ、信仰するお互いが原点に立ち返り、それぞれが信仰信念を確立する旬とさせて頂きたいと思います。

現在、どんどんと行事が中止となり、また月次祭の参拝や帰参さえも(ゆる)されなくなっています。

毎月当り前のようにおぢば・上級の月次祭に参拝させて頂きながら、その精神や姿勢を(かえり)みて理を軽くしてきた私たちに鉄槌(てっつい)を下されたような、大変申し訳ない思いです。しかしまた教祖(おやさま)よりこうしてお時間を頂き、今後“いざ鎌倉!”という時に大勢の心ある方が集結して頂けるベースを作らせて頂きたい。

それには一回きりの帰参というような理の軽いにをいがけではなくぢばの理・親神様のご恩・教祖のご苦労という本当に大事な処にじっくりと取り組み、またおつとめの理合い十二下りの前後半と教祖のひながたを辿らせて頂く精神を培い、教理勉強を通して信仰姿勢を改める意義ある旬にしたいと思っています。

本心を言えば、26日は布教師として、私一人でも電車で帰参し、隠れてでも参拝したいという思いです。

しかしそれをすれば親にご迷惑をおかけする。

まさに先人の先生方の言うに言われないお心を偲ばせて頂いています。 

~ 中略 ~ 

教祖(おやさま)雛形(ひながた)の道の中に、全ての答えが必ず示されてあります

ウィルスに打ち勝つのも体内の免疫力を高め、日々自分たちの運命を強くする事しか(すべ)はないわけですから、私たちよふぼくは、どんな事態になろうとも、教祖(おやさま)存命の理を信じ、世界の人々のたすかりを真剣に願い一手一つにこの節を乗り越えて、6月2日の10周年が迎えられますように、つとめさせて頂きましょう。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者7 名

月間よろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
4月3日(金) 3日(火)     婦人の集い/女鳴物勉強会(天浦恵美子奥様) 【別席団参①】10:00 神殿集合
4日(土)天浦分教会 霊祭9:30執行
5日(日)  <兵庫布教>10:00神殿集合
7日(火)  <西区布教>11:00八生瀧川布出発
8日(水)    <中央区布教>9:30神殿集合
10日(金)天浦月次祭 前日ひのきしん14:00天浦集合
 天浦成人理立 運び   
11日(土) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(日) 日()日( 土)名田分教会 月次祭10:00執行
14日(火)お手ふり勉強会(天浦会長様)13:00 神殿集合
15日(水)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
16日(木)  兵神大教会 月次祭/遥拝式10:00執行/10:00神殿集合
18日(土)教祖御誕生祭 八生兵庫分教会 霊祭   10:00執行/10:00神殿集合
19日(日)八生兵庫ミニ子供会14:30 神殿集合
20日(月)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
21日(火)<松山布教>5:30兵庫発
22日(水)<垂水布教>9:30神殿集合
25日(木)修養科受付  15:00兵神詰所
26日(日)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
28日(火)おつとめ練習10:00 神殿集合
29日(水)全教一斉ひのきしんデー     *詳細は天理時報にて  
5月 1日(金)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(土)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行