年祭の理とは?
年祭という言葉をよく使いますが、これは世間でいう御命日という意味だけではありません。
本教の年祭の本来の意義は、年祭を迎える度に、我々人間がどれだけ成人したかを反省し、新たに今後の成人と教祖のご意志に応えていくところに年祭の意義があるのです。
また「十年一節」と言って、年祭を迎える度に、大きな節から大きな芽を出すべく、ご本部からのお打ち出しがあります。
昭和三十一年の教祖七十年祭では、世界たすけのよふぼくを育成する別席場をはじめとするおやさとやかたの建設が始められ、教祖七十年祭が盛大に行われました。
このお道は、年祭を迎えるごとに大きな節を与えて頂き、その節から大きく芽を出し教勢を拡張しているのです。
この先の年祭でも一層の心の成人と道の発展が望まれるのであります。
諭達第3号 立教175年ver