天理教単語帳 こうのうの理とは?

こうのうの理とは?

「こうのう」=「効能」のことです

おさしづに

身びいきはならん、こうのう理はいつになりても効能あるほどに 

明治31年7月14日のおさしづ

とあります。

最初の「こうのう」というのは、親神様の思召しにかなった道を歩んでいくことが、こうのうの理を積むという意味です。

後の効能は効き目、すなわち親神様のご守護があるという意味で使われています。

いくら長い年限、信仰をしていても、親神様の思召しに適った道を通っていなければ、こうのうの理を積むことはできません。

おさしづに

どれだけの事したとて理にあたらねば効能とはいはん 

明治25年7月1日のおさしづ

ただ年限ありて心に効なくばふるいとはいへやうまい、効能なくばまあさうかいなあといふやうなもの 

明治31年3月25日のおさしづ

と仰せられています。