でんぢとは?
原典みかぐらうたの七下り目は、「でんぢ」という言葉が頻繁に使われています。
教祖ご在世当時は農家の信者が多く、貨幣経済というより、土地経済と言われる時代で、当時の人々は、実際の貨幣よりも土地の方が強いあこがれをもっていました。
親神様は、この当時の信者さんに対して分かりやすいようにご守護を農業用語に例えてお教え下されたのであります。
やしきはかみのでんぢやで まいたるたねハみなはえる
こ〱ハこのよのでんぢなら わしもしつかりたねをまこ
このたびいちれつに ようこそたねをまきにきた
たねをまいたるそのかたハ こえをおかずにつくりとり
屋敷は、人間宿仕込みの元のぢばで、このぢばは最高のでんぢであり、このでんぢでまいた種は、必ず一粒万倍になってくるから、しっかりこのでんぢに真実の心の種をまきに来いと仰せられているのです。