天理教単語帳 鏡屋敷(かがみやしき)とは?

屋敷という言葉は、

  • 屋敷のいんねん
  • もとの屋敷
  • 屋敷にふせこむ

など、多くみられますが、屋敷とは、親神様が人間世界をご創造され、宿しこまれた元のぢばのことを指しています。

このぢば、すなわちおぢばのことを「鏡屋敷」とも言います。

原点・おさしづに

この屋敷、四方正面、鏡屋敷である、来たいとおもても、きられんやしき、来たものにいねとは云はん、来んものに、来いとはいはん 

明治20年4月23日のおさしづ

と仰せられています。

また更に、

ほんにあれでこそ、大和の国に珍らし地場や、鏡屋敷や、元人間始めた屋敷やそうなと、一寸きくやうなもの 

内々みんな一つの心であつたら、どつからきてもたれにきいても同じ事、これが鏡屋敷の台という、ちがふやうな事ではどうもならん

明治31年5月9日のおさしづ

とも仰せられているように、せっかくの「鏡屋敷」としての理も、人々の心が神一條の心に一手一つに心をそろえるよう、お教え下されています。