ご挨拶
年祭活動最終年の今、教祖の道具衆としての務めを果たそう!
日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。
春爛漫のこの月4月は、教祖が御誕生遊ばされた縁りの月としておぢばでは教祖御誕生祭が執り行われます。
教祖は全人類の母体である“いざなみのみこと”の魂をもって、寛政10年4月18日にこの世に生を受け、それ故に神のやしろとお定まりになるまでの期間は、人間としての最高の生き方をなされました。
天保9年10月26日、旬刻限が到来してより後は、親神様の思召しのままにお通り下され、あらゆる艱難苦労の中を、常に明るい心で、口に筆にそして行いに示して、“つとめ完成の道”
明治20年正月26日、深い思惑から、現身を隠されて後も、存命の理をもって日夜を分かたず親心をおかけ下されています。
来る18日には、教祖の227回目のお誕生日を寿ぎ申し上げましょう。
更にその翌日19日は婦人会総会が開催 されます。婦人会長様のお話を聞かせて頂き、教祖より産み育てという女性の徳分を頂いて、道の台としての役割を果たす人が増えていくよう、多くの女性をお誘いすべく大型バス団参を務めさせて頂きます。
更に今月は本年1回目の天浦成人理立を運ばせて頂く月柄に当たります。
これまでおたすけ頂いたご恩にお応えさせて頂くべく、心定め完遂に向かって全力で取り組ませて頂きます。
教祖百四十年祭活動最終年の今、諭達と大教会、天浦の活動方針、更には八生兵庫の行動指針を拠り所に、教祖の道具衆としての務めを果たして、着実に成人の歩みを進めてまいりましょう。
今月も何卒よろしくお願い申し上げます。
おつとめ無くしてたすけ無し
立教188年3月2日 八生兵庫月次祭 一郎会長様の神殿講話より
感激の団参
天浦の会長様の肝入りである第一回よふぼくおぢばがえりがつとめられ、盛況に200名を超えるようぼくがおぢばへ参集致しました。
中にはしばらくお道から遠ざかっていた方も親のお打ち出しの理によっておぢばに帰らせて頂き、皆で揃っておつとめをつとめさせて頂きました。
私の横には天浦の会長様・奥様がおられ、更にすぐ前の結界の中には名田の会長様がおられ、おつとめ中、感激のあまり涙が出ました。
年祭の意義
教祖年祭活動は、先程拝読させて頂いた諭達にございますように「存命の教祖の親心にお応えする。道具衆としての自覚を高めて、仕切って成人する。その姿を教祖に喜んで頂き、安心して頂く。」 これが年祭活動です。
教祖はご存命でいまも生きておられます。
お姿はないだけで、その親心というものは、只々たすけたい─。
我々子供をたすけたいという、たすけ一条の親心です。その親心にお応えするには、我々道具衆が親神様・教祖の思いをこの世に実現していくことです。
それをさせて頂ける選ばれし者を“ようぼく”と申します。
我々ようぼくはこの三年千日年祭活動を通して、一段とその道具衆としての自覚と使命を高めていく時なのです。
おつとめの勤修
教祖がご定命を25年縮めてまでも現身を隠された、その意味は「心の成人」と、「おつとめの勤修」にあります。
心の成人とは、「人をたすける人になってくれ」ということです。
そしておつとめの勤修は、人をたすけるために絶対に必要なものです。
おつとめはたすけ一条の根本の道であり、「たすけのもとだて」とも聞かせて頂きます。
もとだて(酛立て)とは、醸造における酵母菌を増やす工程で、樽の中で酵母を増やして、やがてこれがアルコールに変わります。
つまり最も重要なものであるということです。
ひながたを辿る
このおつとめは、「かぐらづとめ」と「てをどり」からなっています。
かぐらづとめは、生命創造の十億年のプロセスを現わすものです。
また、受胎してから赤ちゃんが生まれるまで十月十日の理がそこに込められています。
そして、てをどりは稿本天理教教祖伝によると、「地上に満ちる陽気ぐらしの如実の現われ」とあります。
これは教祖のひながたそのものであるということです。ですからてをどりをするということは、ひながたを辿っているということになります。
ですから一代、二代、三代と代を重ねておつとめを勤める中に、薄紙を剝ぐように、病の根を断ち、謀反の根を断つことが出来ます。
我々もやがて、天浦の会長様ご夫妻のような 仲睦まじい家族の姿になることが出来るのです。
教祖存命の理を信じて!~真にたすかるたすけ道場~
立教188年3月28日 第二回にっこり女子会 西村順子奥様のおはなしより
地に足の着いた幸せ
「いつでもどこでも誰にでも!」と様々な職業や立場の垣根を越えて、においがけを楽しんでいる一郎会長のお陰で、これまで大勢の政治家の方に接する機会を与えて頂きました。
その中で感じることは、本日お話を聞かせて下さいましたО先生もそうですが、政治に関わる女性の方は男性議員さんと比較して、「家庭や家族を良くしたい、暮らし・生き様を良くしたい 、そこから社会を変えていきたい」という日常の生活に寄り添い、地に足の着いた幸せを求めて活動されている方が多いように感じます。
私はそういった姿にもっともっと活躍して頂きたいと陰ながらエールを送り、矢面に立って政治に携わる女性の方々を尊敬致しております。
本日お話を聞かせて頂き、介護現場や避難所、また家庭などのコミュニティの中で、特に命に関わる食事・衛星また金銭や物品の管理など、やはり女性はなくてはならない存在であることを改めて実感させて頂きました。
小さな小さな第一歩
現在、紛争やテロなど地球規模の問題が様々ございますが、それら 全ての根本的な解決の鍵は、“女性の心”にあると言っても過言ではありません。
かつて私は、仏教でいう出家をしてから40年間、神様の世界の中で数えきれない人だすけの経験をさせて頂きました。
子供さんの問題は、およそお母さんの心が原因であり、私たちおたすけをする者はここに真剣に取り組ませて頂く中に、たくさんのたすかりの姿を見せて頂きました。
この「にっこり女子会」は、現在危機に面している世界が少しでも良くなるために、その元である“女性の心”が育って頂くための小さな小さな第一歩として開催させて頂いています。
サムシンググレート
かつてNHKの特集で、ある記者が、世界中のトップクラスの科学者・医学者にインタビューをしました。
その質問というのは、「人間は一体誰が作ったのですか?」というものでした。
その問いに対して、口を揃えて「それは神です」と答えられました。
全生命と財をその学問や研究に費やしてきた専門家たちが、神としか言いようがない“サムシンググレート(偉大なる何ものか)”の存在を認めておられました。
これは決して天理教という一信仰の枠の中の話ではございません。
どんな無神論者であっても、世界的な有識者であっても、生命の不思議、自然界、大宇宙の存在、時間と空間の不思議、人間の理屈では到底説明がつかないことは、“神”としか言いようがないのです。
人生の三つの坂
今目の前にあるスマホ、そしてこの身体、これらは目に見えますし触ることが出来ます。それでは、心・魂・運命・空気…、これらは私たちの人生にとって最も重要なものでありますが、全て目には見えず、手にとることが出来ません。
しかし、日頃の私たちはどうでしょうか ─
形ある世界、目に見える世界の中で自分なりには頑張っているけれども、人生はなかなか思い通りになりません。
人生には“三つの坂”があると聞かせて頂きます。
一つは、上を目指して頑張って歩む“のぼり坂”、そして嫌でも来る“くだり坂”、そして一番怖いのは、“まさか!”の坂です。
「まさか!こんなことになるなんて─」この人生の“まさか”は、防ぎようがありません。
これは目に見えない世界から現れてくるもので、運命を決定づける一番大事なものは何かと申しますと、それぞれの“心”です。
心一つのかしものかりもの
ここで言う“心”とは、表面に見せている表情や頭で考えていることではなく、本音の本音で使ってきた心が、現象を引き起こし、その人の運命に大きく影響を及ぼします。神様は唯一人間に、“心の自由”を与えて、人と人との交わりの中で人生模様を織りなして、この世を楽しめるようにして下さいました。
これを“心一つのかしものかりもの”といいます
先生からのお諭し
私は恩師である(木下寿美子)先生からこのことを聞かせて頂いた時、愕然としました。私は幼少期から目が覚めれば両親が喧嘩をし、離婚を繰り返す中で、淋しい思いをたくさんさせられました。
思春期を終え二十代で先生と出会った時に「あなたの心にちょうどいいお父さんお母さんよ…」と言って頂いたけれども、産まれてから二十年の間にそんな悪い心を使った覚えもないので、全く納得出来ませんでした。
そこで「魂は生き通しで、前の世、前の前の世と繰り返しているのよ…このことが治まらなければ、納得がいかないでしょう」と聞かせて頂き、「それじゃぁ私は前の世で余程親不孝をしたんでしょうか?」と聞くと、先生は「そう悟るところに、親を恨まなくてもいい人生となり、そして今世は自分の人生の修養に励むことが出来るでしょう」と諭して下さり合点がいきました。
運命は言葉一つ
胎児が宿ってから、母親のおなかの中の十月十日というのは、 神様が人間をお創り下さった十億年のプロセスを辿る神秘の時間です。
世間でも胎教の大事さを教えられるようですが、実は人類の歴史に基づく重要な期間であります。
ですからこの期間の母親の心が、産まれてくる子供の人生を決定づけることになります。
私たちの人体は、血液・リンパ液とほとんどが水で出来ています。
この水を濁らせるか、澄ませるのか、実は“言葉”というものが絶大な影響を及ぼすことが明らかになっています。
よく“言霊”と言われるように、言葉には魂が宿ります。
人を生かすも殺すも言葉一つです。
幼い子供さんに「お父さんがお仕事してくれるお陰で、こうして毎日美味しいご飯が食べられて、有難いね。」と、毎日お母さんがそんな声をかける家庭に育った子は、当然親孝行になり、苦しみや悲しみも喜びに変えて前に進める人間になるのではないでしょうか。
逆に「あぁほんまにもうあんなお父ちゃんみたいになったらあかんで!」とそんな声をかけられて育った子は、どうなるでしょうか?
将来を担う子供の運命の鍵を握るお母さん方の心を少しでも掃除する機会を設けて頂けるような、この教会がそんな場になればいいなあと願っています。
心を澄ますおつとめ
また天理教の教会では「あしきはろうて」のおつとめという、それぞれの心をお掃除し、心を澄ます手立てがあります。
天理教祖おやさまはこのおつとめの完成のために、50年の長きに亘って、難儀苦労の中、留置・投獄・拷問という迫害の中を お通り下さり、世界いちれつをたすけたいと真にたすかる間違い ない道をおつけ下さいました。
世界がなぜ平和にならないのか ─それは人間の欲望と執着とエゴではないでしょうか。まずは私たち一人一人の心を澄まして、我が非を認め、日々心の入替えに励み、相手の幸せを願って世のため人のために 命を使えるような存在にならせて頂きましょう。
その大きな力を頂くのが4月19日の婦人会総会ですので、 当教会では大型バスを用意しておりますので、ぜひとも皆様、 この日は共々におぢばに帰らせて頂きましょう。
お知らせ
天浦三座のお願いづとめ
大教会より、年祭活動の実践項目“身上おたすけ・人だすけ”のお打ち出しを受け、毎月3日、座りづとめ・十二下り(三交代)を一座として、僅かな休憩を挟みながら、午前9時より三座のお願いづとめを真剣に勤めます。
それぞれが たすかって頂きたい方の願いの筋を用紙に書いて理立を添えて神前に供え、おつとめ着を着て、当てて頂いた役割を天浦分教会の上段で勤めさせて頂けるというまたとない機会です。(12月のみ午前7時より、六座勤められます)
天浦 別席団参
毎月団参日を設定し、初席者・中席者を対象にマイクロバスで帰参致します。
おぢば・別席場を賑やかにすると共に、年祭活動が更に盛り上がっていくよう、“ぢばへ!ぢばへ!”と心を寄せて、日々のにをいがけ・おたすけに力を入れて参りましょう。
天浦成人理立について
4月10日までに上級・天浦分教会に運ばせて頂く尽くし運びの御用です。
この理立を通して、親孝行と 人たすけを実践実行できる有難い旬であり、親の理によって心を磨き、成人させて頂ける尊い御用です。
天浦 よふぼくおぢばがえり
昨年、一昨年の真柱様の秋季大祭におけるお言葉を受け、様々なきっかけで少し信仰から離れてしまっているよふぼくの掘り起こしを主眼に、年祭活動仕上げの年である本年は7回 (2・3・5・6・9・11・12月)既存のよふぼくの修理・丹精の場として“よふぼく おぢばがえり”が実施されます。
参加される方々には何よりもまず親里へ足を運んでもらい、ご存命の教祖にご挨拶申し上げ、天浦の会長様の親心でご用意して下さる詰所でのお話会や模擬店を楽しんで頂き、この度の年祭活動に心を向けて頂けるよう、真心を尽くし、導かせて頂く者の成人の場と致しましょう。

にをいがけ・おたすけの成果
別 席 者 | 4名 |
おさづけの理拝戴 | 1名 |
修養科教養掛 | 1名 |
修 養 科 生 | 1名 |
教 人 | 1名 |
布教の家卒寮生(岡山寮) | 1名 |
布教の家入寮生(岡山寮) | 1名 |
月間よろこびスケジュール
行 事 | 時 間 | |
4月3日(木) | 天浦 三座のおつとめ | 9:00 神殿集合 |
4日(金) | 天浦 霊祭 | 10:00執行 |
6日(日) | 婦人のつどい/女鳴物練習 | 10:00 神殿集合 |
7日(月) | <松山布教> | 5:00 兵庫出発 |
8日(火) | <北区布教> | 9:30神殿集合 |
9日(水) | <西区布教>/<西宮布教> | 9:30神殿集合 |
10日(木) | 天浦月次祭前日ひのきしん/天浦成人理立 | 13:00天浦集合 |
11日(金) | 天浦 月次祭 | 9:30執行 |
12日(土) | 名田 月次祭 | 10:00執行 |
13日(日) | <兵庫布教> | 10:00 神殿集合 |
14日(月) | 八生兵庫 霊祭/女鳴物練習 | 10:00執行/12:45 |
15日(火) | 琴緒 月次祭 | 11:00 執行 |
16日(水) | 兵神 月次祭 | 10:00執行 |
18日(金) | 教祖御誕生祭 | 6:30 兵庫出発 |
19日(土) | 天理教婦人会総会 | 7:00 兵庫出発 |
◇兵神おぢばがえり団参 ◇ | ||
20日(日) | <天浦分教会布教実習> | 10:30天浦神殿 集合 |
23日(水) | <垂水布教> | 9:30神殿集合 |
26日(土) | 御本部月次祭 | 6:30 兵庫出発 |
27日(日) | ◁ 天浦 別席団参 ▷ | 9:00 兵庫出発 |
29日(火) | 《 全教一斉ひのきしんデー 》 | |
5月 1日(木) | 八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん | |
2日(金) | 八生兵庫 月次祭 | 10:00執行 |