立教186年3月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

“をやの切なる思い”を聞き分け成人の歩みを進めよう!

日々それぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠にありがとうございます。

現今の世上を見渡しますと、いつ終わるともわからない 戦争、内乱、テロ、難民などに起因する世界の分断、頻発 する地震、洪水、干ばつなどの自然災害、次々に出現する新たな疫病の蔓延等により多くの人が命の危険にさらされており、また国内においても、エネルギーや食糧など生活必需品の異常な価格高騰や、かつてないほど多発する凶悪犯罪などにより、多くの人が日々の暮らしに不安を感じており、親神様が望まれる陽気づくめとはかけ離れた世の有様となっています。

教祖年祭活動期間に入った今、これらの課題を治める術はおつとめと布教以外にないと思い定め、まずは私達ようぼくが

これからは心しっかりいれかえて よふきづくの心なるよふ

との“をやの切なる思い”を聞き分けて、自らの心を澄まし、教祖のひながたを手本に明るい心で、成人の歩みを進めさせて頂きましょう。

今月も何卒よろしくお願い致します。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者7名

「低い心とは…」

立教186年2月27日 一郎会長様 朝席のおはなし より

命のご恩の返し方

本日も 親神様の十全の御守護のまにまにお連れ通り頂きまして、本当にありがたいと思わせて頂きます。

今日一日100%の御守護に対してどこまで御恩報じができるか、鶴でも恩返しします。

ワンちゃんでも恩を返します。

私たち人間は、御恩を受けた以上、返さないといけない…返さないと人間ではありません。

ではどうやって返せばいいでしょうか?

人をたすける心は真の誠」とあるように、人たすけが一番のご恩返しなんです。

陽気暮らしと人だすけ

人間を創られた目的は“陽気ぐらし”ですから、相手を敬い尊重し、睦まじく仲良くたすけあうことが肝心です。

これが人間の作られた目的でありますから、“たすけ”ということをしなかったら、もう人間じゃないわけです。

更に言えば、教祖から選ばれしようぼくが御恩報じをしなかったら、人たすけをしなかったら、生きている価値がないんだと、私は確信しています。

低い心とは?

心が高いと、つまずきます。低いということは、何をしても成功します。

それでは、低いとはどういうことでしょうか。

  1. 周りを尊重すること
  2. 上級の理を立てること
  3. 喜ぶこと

まずは周りを尊重するということです。

上級の理を立てるとは、素直に親の声を聞くということです。

ただ親の言うことを聞くだけでは駄目ですね。

素直にすぐ動く、実践することが低いということです。

それから極めつけは喜ぶこと・・・つまり“喜び探しをしましょう”ということです。

愚痴不足を言う…人をたすけない…自分のことしか考えない…こういう態度は高さの極みです。

“高い”ということは、“生み出し”が無いんです。一切は低いところに集まってくるんです

いろんな日もあるでしょう。何でも低いところから、ものごとを思案させて頂いて、お互いにおたすけ人であるということを忘れないように、しっかりと自覚させて頂いて、今日も一日 低い心で通らせて頂きましょう。

おやさま存命の理を信じて!~松山の地へ単独布教~

立教186年2月18日西村 順子 奥様 霊祭でのお話

松山の地に神祀り

2月13日、この度、八生兵庫の後継者である長男夫婦が、3人の子供たちを連れて、松山の地に降り立ち単独布教を開始致しました。

あれよあれよという間に話が進み、事が運んで、お借りすることとなったアパートの一室に、小さな神棚を据え、勿体なくも天浦の会長様・奥様のお入り込みを賜り、2月16日に親神様のご鎮座をさせて頂きました。

親がおつけ下さった道

思い起こせば、長女を乳母車に乗せ、まだ赤ん坊だった長男・真一を背中に背負って布教に歩かせて頂く中に、私は一人のママ友と出会い、そこから松山のおたすけが始まりました。

私が定期的に愛媛に赴くようになってから、約30年になります。当時、神戸⇔今治のサンフラワー号という夜行の船に揺られ、早朝観光港から電車やバスを乗り継いで、砥部焼で有名な砥部へ、おたすけに通わせて頂きました。

その内、今治、松山、 砥部、そして三坂峠を越えて高知まで、にをいがけおたすけをさせて頂きました。

ある時、古い書物を読んでいますと、御本席様が四国をご巡教なされたとき、その三坂峠から高知へと道をつけて下さったことを知りました。

これまで30年続いた四国へのおたすけも、私のちっぽけな考えや努力ではなく、ちゃんと親がその道をつけて下さり、その大きな理に導かれてのことであるとわからせて頂きました。

教会設立への節とご守護

また、私たちが天浦分教会に住み込んで約20年が経ち、いよいよ神殿普請に取り掛かろうという時に、私たちと共に同じ心で通ってくれる布教師が、その愛媛の地から出てきました。

更には教会設立のお運びの直後、元々松山で出会ってから私たちが長年おたすけさせて頂いた娘さんが、嫁ぎ先で出直すという大節がありました。

普通で考えれば、もうそこで道が切れ、信仰が途絶えてもおかしくないような大節でした。

けれども、亡くなられた娘さんの親御さんは、真実にもご縁を頂いてより10年間1度も欠かさず毎月四国から26日のご本部月次祭に出て来て下さいました。  

そんな真実のつとめ方が天への貯金となり、ここ一番という大節を乗り越え、愛媛の地に念願の布教所開設を果たし、亡くなられた娘さんのお名前を布教所名として、その看板を掲げて頂きました

親神様の青写真

誠にこの理の世界というものは、人間の計算や感情、義理や人情では考えられない神様の青写真通りの世界であることを思い知らされます。

人間思案でいろいろ心配もし、心も使いましたが、教祖はどんな中も私たちを親心いっぱいにお導き、お連れ通り下さるということを思わずにはいられません

順序の理を立てる

そこで忘れてはいけないことは、私たちは過去何十年にわたって、天浦分教会の初代におたすけ頂き、またその天浦があるのも、琴緒初代のおかげ、琴緒の初代は名田の初代のおかげ、名田は兵神の初代・清水与之助先生のおかげ、そして教祖の50年にわたるご苦労のおかげ、その御恩を決して踏み違えることなく、順序を通して理立てや御礼をさせて頂かなければらないと思わせて頂きます

その親々の言うに言えん辛酸を舐めてお通り下されたご苦労の理によって、私たちのようなものが大した苦労もせずに、こうして賑やかに明るく、この道を通らせて頂くことができています

満月を欠かす努力

私たち信仰者にとって慢心、心の(おご)りが一番怖いと感じております。

ですから、にをいがけ・おたすけ・尽くし・運びを通して、満ち足りた満月の状態から、常に欠かしていくことで運命が守られていくように思います

この年祭の旬に追い風を頂いて、子孫末代にわたって、節にめげず、そのピンチをチャンスに活かせるような力を、今しっかりと伏せ込ませて頂きたいと思っております。

月間よろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
3月4日(土)     天浦 春季霊祭10:00執行
  5日(日)<兵庫布教>    10:00 神殿集合
 6日(月)婦人の集い / 女鳴り物練習10:00 神殿集合
   7日(火)  <西区布教>9:30神殿集合
10日(金)天浦月次祭前日ひのきしん13:00天浦集合
11日(土)天浦 月次祭 9:30執行
12日(日)名田 月次祭<西宮布教> 10:00執行/9:30神殿集合
13日(月)<中央区布教>    9:30神殿集合
14日(火)<兵庫布教>    10:00 神殿集合
15日(水)琴緒 月次祭11:00 執行
16日(木) <松山布教>      5:30兵庫発
18日(土)八生兵庫 春季霊祭/女鳴物勉強会10:00執行/12:45
19日(日)【八生兵庫 別席団参】9:00兵庫発
20日(月)<天浦分教会布教実習>10:30天浦神殿 集合
22日(水)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(木)兵神 月次祭10:00執行
25日(土)修養科受付15:00 兵神詰所
26日(日)御本部月次祭  よう 9:30執行
28日(火)【八生兵庫 別席団参】9:00兵庫発
31日(金)兵神大教会少年会おつとめまなび総会10:00執行
4月1日(土)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(日)八生兵庫 月次祭10:00執行