181年2月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

真柱様の御心を堅く心に刻み、地道にこつこつと理作りに励み、兵神大教会創立百三十周年へ!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に誠真実を賜り、誠に有難うございます。

去る1月26日、春季大祭が真柱様祭主のもと、おぢばにおいて厳粛(げんしゅく)に勤められました。

神殿講話に立たれた真柱様は、冒頭二十六日の理について「はじめた理と治まりた理はその理一つである」との二代真柱様のお言葉を引いて、どちらも世界一れつの人間をたすけ上げたいとのたすけ一条の親心に(つらぬ)かれていると話を起こされました。

次いで春季大祭を勤める意義について、稿本(こうほん) 天理教教祖伝第十章におけるひながたを締め(くく)るお仕込みに込められたをやの思召を味わい返し、今も存命の理をもってお導き 下さる教祖の御期待にお応えする歩みを心新たに踏み出すことにあるとご教示下さいました。

そして、順序の理を説かれた明治20年1月13日のおさしづを引用され、これは現在においても、教えの実行をためらわせるような節における思案の拠り所となるものであることを示し又、つとめの大切さとその実行を急き込む事を通して神一条の精神をお仕込み下さいました。

次にかんろ台の建設について、その完成は形の上だけのことでなく、つとめの完成や十分な天の恵み、又、親神様がお望み下さる陽気ぐらしの世を象徴するものであり、その進み具合は世界のふしん・心のふしんの進み具合を反映しているとされ、その上で昨年のかんろ台の節について、各段のほぞが破損した事から、お互いの心のつなぎ、即ち一手一つの理が欠けているとのお仕込みと受け止め、それぞれの教会、各会における一手一つの働きを切望されました。

最後に道の現状への危機感を表明され、陽気ぐらし世界の実現という我々の目標を見つめ、お互いがしっかりと心をつなぎ一手一つに、着実な歩みを積み重ねていきたいと述べて講話を締め(くく)られました。

八生兵庫に(つな)がる一同は、この真柱様の御心を堅く心に刻み、地道にこつこつと理作りに励み、来年11月に迎える兵神大教会創立百三十周年記念祭に向かって真剣に歩ませて頂きましょう。

今月も何卒よろしくお願いいたします。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者8名
修養科修了生1名
 よ ふ ぼ く2名

教祖存命の理─親のご苦労・親のご苦心

木下寿美子先生教話集 第1集『六、親の思いに気付く』

親神様が「陽気遊山が見たい」とおっしゃって下さる以上は、どうでもこうでも、においがけ・お救けをさして貰わないかん

今、うちの教会の中の方が一生懸命に皆やって下さる。

お陰で随分結構なご守護を頂いてます。

いつも不自由で貧乏で難儀な人生でしたのに、ここ十年二十年は、難儀したい苦労したいというても、なんか直ぐに先回りのご守護を頂戴しては「勿体無いなあ」と思うております。

~ 中 略 ~

自分自身でもっと深く、親の思い、親神様・教祖の深い思召しが、悟れるように努力せないかんなあ。人間の思案なんかなんぼ  考えても小さいもんや。親神様・教祖の思し召しが一寸でも…「ああ、ここやってんなあ」と思うて気が付かせてもろた時の有り難さというものは、側の方も・・・

「先生、本当にそうですねえ、素晴らしい事ですねえ」

と言うて、共々に感激して下さるし、またそこに不思議なご守護が見えますから「ああ、やっぱりこれに違いない」と。

なんぼ長いこと道を辿っても「教祖存命の理」「親のご苦労・親のご苦心」これが分からなかったら、何にもならんのやなあということを、気が付かして頂いて居るようなことでございます。

勇みのカリスマ 『低さへの挑戦』

立教181年1月17日 一郎会長様の朝席のおはなしより

私は天浦の部内会議やお練り合いなどで必ず最初に当てて頂きます。

天浦の会長様には、深い思惑があられます。

会議なり、練り合いなりで、最初に発言する内容によってその方向性が決まってしまいますから、私がしょうもないことを言えば、それに続く皆に大きく影響を与えてしまいます。

ですから、いまの天浦の会長様の思いに添って、天浦全体の事を考えながら、立場をわきまえて適切な言葉を選び、発言します

といっても、当り障りのないようなことでなく、具体的で積極的な内容で皆が「やろう!」という気持ちを引き出せるような表現を心掛けています。

その部内会議の中で、今年一年の抱負を宣言しました。

今年の私のテーマはズバリ『低さへの挑戦』です。

低い謙虚な心、これが最高の心ですが、これがなかなか難しい。

私自身これまでお道を通ってきて、本当の意味での低いという心がまだまだであったことに気がつかせて頂きました。

皆さんも「低いとは何か?」ということをお互いに練り合いを重ねて取り組み、口ばっかりではだめですので、その都度生み出しをして、具体的に団参といえば野菜など神饌物を携えて、御本部に運ばせて頂きましょう。

親が何を望んでいるのか?

立教181年1月29日(月) 順子奥様 朝席のお話より

真実の親なればこそ

教祖は何も事情身上を起こしたくなんかない─かわいい子供につらい思いなんてさせたくない─

しかし、それは辛い思いを通してでも、どうしてもなおしてやりたいという深い教祖の親心なんです。なおさないと、今後その者が絶対に幸せになれないから・・・

またこの先、代が続いていかないから・・・

まさに真実の親だからこそなんです。

何をなおすのか・・・

恩の薄さ・我の強さ頭の高さを何とかなおしてやりたい。

出来れば本当はわざわざ事情身上を頂かなくても、おたすけの上で気付かせて頂いた方がいいに決まっています。

おたすけの痛い経験

私たちもこれまで布教師として、本当に痛い痛い経験をしてきました。

その一つは修養科に入るはずだった17歳の男の子が、直前に家族の反対によって修養科を蹴って仕事をさせられてしまった。

私たちは何とかその子に修養科に入ってもらおうと一生懸命おたすけさせて頂きましたが、結局その子は修養科に行けず、働きに出た現場のビルの11階から転落して即死したんです。

それはそれは悔やんでも悔やみきれないおたすけの体験でした。

そんなたくさんのおたすけの体験を通して、「如何に神様がたすけようとしておられるか」を身に染みて感じさせて頂きました。

理の苦労に変えて

にをいがけの中で出会う相手の姿を通して、「本当に我が姿やなあ・・・」と、そして何とかこの方にたすかってもらいたいと、お金も体も削って理立・理作りもし、真実・誠を尽くしてたすかりへ誘わして頂く事で我が足元が守られ、こちらがたすけて頂くんです。

苦労する分量はみな産まれもって決まっています。

それを宿命といいますね。その宿命的な苦労を理の苦労・おたすけの苦労に変えて頂くのがこの道です。

私たちはそんな素晴らしい生き方を教えて頂き、本来の自分たちのいんねんの姿を思えば、有難いかぎりですね。

住込み人を抱えよう

皆さん、自分に散々迷惑や心配をかけてくるような住込み人をそれぞれ抱えて下さい。

自分だけで教会に住込んでいれば、それは楽ですね。

その本人からも周りからもボロクソに言われながら、そのややこしい住込みの方のために頭を下げて通る・・・

自分自身が人一倍のいんねんを抱えていても、こうして大変な住込み人を抱えることによって、いんねんの自覚をさせてもらい、大きく守られるんです。

暴れ回る人、結構!朝起こしても起きない人、結構!

ふてたり文句を言う住込み人をお世話して苦労しないと、己というものが見えてきません。

金槌の川流れ

教会の周りの方や理の親にも、そしてまたその当人にも「すみません、すみません・・・」と両方に頭を下げて苦労していく・・・

まさに“金槌の川流れ”・・・

浮かぶ瀬がない・・・

これを通りきっていく中に、本当の意味で自分の運命が浮かび上がってくるんです。    

~ 中  略 ~

本日も親の思いに添って、素直な心で旬の御用に向かって教祖のお伴をさせて頂きましょう。

月間よろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
2月3日(土)  八生兵庫 婦人会の集い10:00 神殿集合
   4日(日)天浦分教会 霊祭10:00執行
5日(月)  【別席団参①】兵庫9:00発
7日(水)  <西区布教>   11:00八生瀧川布出発
   8日(木)  <中央区布教>    9:30神殿集合
9日(金)    【別席団参②】八生兵庫 担当兵庫9:00発
10日(土)<教会長布教所長夫妻布教・おつとめ練習>/前日ひのきしん9:30天浦/14:00神殿集合
11日(日) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(月) 日()日( 土)名田分教会 月次祭 /<垂水布教>10:00執行/13:00出発
13日(火)<兵庫布教>    10:00 神殿集合
14日(水)  <松山布教>   5:30兵庫発
15日(木)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
17日(土)八生兵庫ミニ子供会14:30 神殿集合
18日(日)八生兵庫分教会 霊祭/教祖伝勉強会/喜竜会10:00執行/12:45/18:00
【別席団参③】/天浦子供会「室内オリンピック」兵庫9:00発/天浦9:30受付
20日(火)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
22日(木)<西宮布教>9:30神殿集合
23日(金)兵神大教会 月次祭10:00執行
24日(土)天理バザー/<天理布教>兵庫8:00発
25日(日)修養科生入学受付9:30集合/兵神詰所15:00面接
26日(月)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
27日(火)<芦屋布教>9:30神殿集合
28日(水)【別席団参④】兵庫9:00発
3月 1日(木)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(金)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行