陽気ぐらし

親神様が、ない人間ない世界をお創り下された目的は、人間が「陽気くらし」をするのを見て共に神も楽しみたいと思召されたからです。

おさしづに

「めんめんたのしんで、あと/\のもの苦しますやうでは、ほんとの陽気とはいへん 」
(明治30.12.11)

と仰せ下されています。

ですので、一時的な自分の楽しみは、真の陽気とは言えないのです。

むしろ、わが身やわが家のことは忘れて、人のため世のために尽くしきる時、真の意味で陽気ぐらしを味わうことができるとお教え下されています。

親神様は、その陽気くらしの世の様を見てお喜び下さり、どんな不思議なたすけもお見せ下さるのです。

しかるに、世の中の人はこの真理が分からず、目の前の欲望に囚われて「我さえよかったら良い」と間違って陽気くらしに進んでしまうのです。

心の持ち方一つで、コロリと世界が変わって見えるのは、こういうところにあると言えるのではないでしょうか?