立教179年4月号　天理教八生兵庫分教会　よろこび月報

ご挨拶

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございました。

風さわやかに、花咲き乱れる春爛漫のこの月 四月は、私達全人類の母なる教祖(おやさま)が御誕生 遊ばされた縁(ゆか)りの月として、おぢばでは、教祖御誕生祭が執り行われます。

教祖は、空に五彩の雲たなびく寛政10年4月18日、大和国山辺郡(やまべごおり)三昧(さんまい)田(でん)にお生まれになられ、幼少の頃より慈悲と同情の心篤く、13歳で中山家に嫁がれてからも夫に忠実(まめ)やかにつかえ、父母には孝養(こうよう)を尽くし、自分を亡き者にしようとした者に対してすら労(いたわ)りの心で接する等、人並優れた天分をお持ちの方であられました。

旬刻限が到来し、月日のやしろとお定まり下されてからは、親神様の思召しのままにお通り下され、あらゆる迫害の中を、常に明るい心で、口に筆にそして行いに示して、万人たすかるひながたの道をお付け下さいました。

更に深い思惑から、現身を隠されて後も、存命のまま日夜を分かたずお働きくだされています。

来る18日には一同うち揃っておぢばに帰らせて頂き、教祖の218回目のお誕生日を寿ぎ申し上げたいと存じます。

更にその翌日19日は第98回婦人会総会が開催されます。　

道の台である女性が、教祖から産み育ての徳分を頂く日であり、兵神大教会の春のおぢばがえり団参かつ天浦別席団参でもあるこの日に一人でも多くの婦人会員そして別席者をお連れさせて頂きたいと存じます。

又、今月は本年１回目の天浦成人理立を運ばせて頂く月柄に当たります。

これまでおたすけ頂いたご恩と我々天浦の理につながる子供の上におかけ下さる天浦分教会長様ご夫妻の親心に少しでもお応えさせて頂くべく、４月20日と仕切っての御用を精一杯につとめさせて頂きましょう。

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

根を張る

木下寿美子先生教話集第1集52,「根がついているか」

根が付くということは何かと言うたら、一つ一つのことに対して大きな喜びとお礼、感謝を置く。

そして親神様の思召しである処の｢いちれつきょうだいやで｣と｢他人と言うて更にないのや｣と仰るように、｢皆仲良く救け合うて｣という。

その心でさせて貰うのと、人はどうでもいいと、“今さえ良くば、自分の思い通り何でもかんでも、自分が思う通りにこの世の中の事が成ればそれで良いんだ“と言うのと、一見動いている姿には変わりはありませんけれども、その結果どれ程の大きな差があるか。

～ 中略 ～ 

まだまだ世間には、この親の道を知らずに、教祖のひながたを知らずに、訳の分からん難しい苦労を、何にも実りのない苦労を、自分のほこりのために心が迷うて、そして人を痛め自分も痛めて、この世の中は難しい、なんと難しい、住み難いと言うて暮らして居られる方がたくさんある訳です。

尽くし・運びが育成と丹精

３月２６日御本部月次祭団参バス 順子奥様のお話より

一年間でも決して無駄には出来ない。

一年は３６５日一日たりとも自分の癖のままに過ごせない。

運命というのは『時間』ですね。

与えられた一日２４時間という『時間』に対して、そこには必ず…空気ひとつ吸うのにも、地面ひとつ踏むのにも、“税金”というお金がかかってきます。

“生きる”ということは、常に『金銭』が関わってきますから、『時間と金銭』の使い方が運命を決定します･･･つまり『命』ですから、勿体ない遣い方をしないよう、自分を戒めたいと思っています。

～ 中 略 　～

“こころざし”すなわち本音が形に成っていきます。

よく『信仰』を、他力本願とか…弱い人間がするもの…と誤解されますが・・・

　『信仰』とは、幸せになっていくための心遣いを日々、月々、年々積み重ねる努力です。

・・・教祖のおひながたにこそ、自分自身また人類の救済の道があります。

少しでもお喜び頂けるよう、油断のないようつとめさせて頂きましょう！

月間よろこびスケジュール