ろくじは昔の奈良県の方言で、よく「ろつくのちにする」と言います。
ろくじとは、地面を平らにするという意味で、この言葉をそのまま用いて、親神様の思召を世界中の人々にお広めになるという意味で使われております。
おさしづの中にも
「すっきりろくじにふみならすで、さあさあ扉開いて扉開いて、一れつろくじ、さあろくじにふみだす」
(明治20.2.17)
「扉開いて世界ろくじにふみならすといふてある、扉を開いて世界ろくじにふみならしてまわりゐる、なれどもみなあんじてどうもならん」
(明治22.3.23)
「一寸にいくやない、一寸にいくやうでは一寸の道といふ、だんだん海もこし、山もこし、ろくじの道をつけるは一寸にいかん」
(明治26.1.12)
と仰せられています。
教祖は115歳寿命を25年まで縮められてまでて、世界一列ろくじ、すなわち「道を広くひろめる、たとえその道が困難でも必ず実現する、案じることはない」と世界一列に道をつけることを宣言しておられるのであります。