はたらきとは?
天理教で使われる「働き」は、世間一般で使われるような意味としては使われません。
まず、教祖のひながたにならい「朝起き、正直、働き」ということが、私たちの生活信条なのであります。
教祖自身、お身体があまり丈夫なほうではなかったですが、生涯を通して非常によく働かれたというは、教祖が人の二倍働かれたという史実が残っています。
教祖はまた
「はたらくとは、はたはたを、らくにさすことや。」
と人々に分かりやすく教えて下されています。
すなわち働くということは、自分の為やお金の為に働くのではなく、はたはたの人を楽さすために働くという意味を持っているのであります。
近代では、労働問題がさかんに議論されていますが、お道でいう働き、あるいはひのきしんという教理は、新たな解決さをもたらす労働観であるのではないでしょうか。