【2021年2月号】八生兵庫分教会喜び月報!

ご 挨 拶

地道で確かな歩みを進めよう

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り誠に有難うございます。

去る1月26日、教祖が現身を隠された明治20年陰暦正月26日に由来する立教184年春季大祭が、中山大亮様を祭主に本部神殿にて厳粛に勤められました。

大亮様の祭文奏上に続いて、かぐらづとめとてをどりが 滞りなく勤め終えられた後、神殿講話に立たれた表統領中田善亮本部員は冒頭、春季大祭の意義についてふれられた後、 教祖存命の理について、「現身を隠されてから130年以上も経た年月と、たすけ一条に邁進した先人先輩の真実のおかげにより、教祖のご存命のお働きを素直に信じ、お凭れすることのできる幸せを味わえる─」と述べられました。

次に、教祖140年祭まであと5年の当日、教祖年祭に言及され「10年毎に訪れる教祖年祭は私達ようぼくの10年間の成人の姿をご覧頂き、次なる成人を楽しみして頂くものである。平常時であり、コロナ禍の今、相談思案を重ね、できるところから動き始めて頂きたい─」と述べられました。

更に、新型コロナウィルスについて、「この困難な状況は当面続くので、この機会をプラスに転じる考え方をし、個人として、また教会として何ができるのかを思案し、相当強い 決意をもって臨む必要がある」として、「おつとめをはじめ、 あらゆる場面で励ましあい、力をあわせ、明るくこの事情を乗り越えて頂きたい─」と教示されました。

また、おたすけの意味や仕方、更にはおたすけの相手との お出会いの頂き方、そしておたすけの拠点である教会のありかたなどについても詳しくご教示下さいました。

そして最後に「教祖150年祭を目標とし、そこに向かって地道で確かな歩みを進めていくこと」を提唱し講話を締めくくられました。

私たちは表統領先生をはじめ、去る月にお聞かせ頂いた親々のお声にお応えするべく、来年に迎える天浦分教会創立80周年という次の塚に向かって、地道におつとめと布教、又、ようぼく中席者の丹精、道の将来を担う人材の育成に努め励み、一歩一歩をやの思いに近づく成人の歩みを進めてまいりましょう。

今月も何卒宜しくお願い致します。

天理教八生兵庫分教会長 西村 一郎

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者4名
よ う ぼ く1名
 修養科修了生1名

兵神大教会「朝起き・正直・働き」新・実践項目

  • 朝起き・・・起床して、まずおつとめを勤め、身上かりものの御礼と御願いから一日を始めよう。
  • 正 直・・・裏表のない心で通り、御教えの実践を心がけよう。
  • 働 き・・・御恩報じのひのきしん、人だすけに誠真実を尽くそう。

風の時代 ─おたすけで心を磨く

天理教は親の道

天理教”という親の道を批判して、歯向かって結構になる道理は、どこにもありません。親に繋いだ道と親に歯向かった道と、年限経てば経つ程大きな差が出てきます。

教会に繋がりながら多少、熱心に布教やひのきしんをやっていても、3代4代したら跡形もなく果てていく・・・こういう家もあります。

折角お道を通っていても、本音の心に親不孝な種があると継続・発展しません。親に仕込まれる度に、不足して…愚痴をこぼし…反抗して…言い訳をし…批判をまき散らした家は、次の世代が立ちません… そして3代目になったら、もう霧のように消えています。

日々の心の置き処

それでは、代が重なって栄えている家とはどういう家でしょうか?

それは“親を裏切らなかった…”この一点に尽きます。どんな中でも親に付き従うて、時には辛抱や我慢もしながら、たんのうした家─。

皆さん、見ていて下さい。

十年後にはっきりと出てきます。

日々の信仰の在り様、心の置き処、親に対しての取り組み、何を口にし、どんな種を蒔いてきたか…良いも悪いも、ちゃんと理が出てきます。

恩に始まり恩に尽きる

ですから、私たちがこうして結構に信仰させて頂けるのも、かつて親々が苦労して通って下さったお陰なんです。『ご恩』ということを本気で腹に据えたら、おやさまは如何ようにもお働き下さいます。

これは私が三十数年この道を通ってきて得た一番の答えです。

だから人間は恩に始まり、恩に尽きるんです

~ 中 略 ~

親というものを蔑(ないがし)ろにし、親に残念をかけていく事で、最も自分にとって残念な思いをかけてくる子供の姿・家庭内のとんでもない事情 が現れてくるのです。

尽くしが最良の薬

そういった問題を引き起こす原因であるこの親不孝を払拭するのに最良の薬となるのが、尽くし運びの御用なんです

それは何故か─?親の理を頂かないと尽くしというものは成ってきません。

だから尽くしで苦労する度に、魂に親の理が入ってきます─

つまり身をもって苦労するから、親のご恩がわかってくるんです。

やはり人をたすけ、親に尽くす苦労が、一番人格を磨いて下さいます。

おたすけによって魂を豊かに

おたすけで何か事が出てきた時に、それを見せられる自分自身に対しておやさまは、いま一体何を言って下さっているのか ─という思案・・・

常に内省し自省していくことで、問題が治まり、おたすけの相手が真に救かっていく心の理作りとなるのです。

おやさまの教えを聞かせて頂いて、どんなに不自由しようとも、質素で貧しくとも、心は貴いもので在らねばなりません。

私たちはいんねんの苦労で魂が廃れきってしまっています。

だからこそ、理の苦労を求めて、魂を豊かなものに変えてゆく─これが信仰ではないでしょうか

「すべてに負けなさい!」

かつて木下寿美子先生に「心定めはどうしたら成就しますか?」と尋ねると、先生は『すべてに負けなさい!』と言って下さいました。

私たちは常に、旬の御用という心を低くして負けていくというチャンスを与えて下さっているのですから、どんな悔しい思いをしても、とにかくすべてに負けて日々通らせて頂きましょう。

勇みのカリスマ講座苦労は永らえて

『永らえて永らえてこの道、苦労を楽しんでおくれや─』

何でもすぐに結構になってしまうということは、良いようで 本当は良くありません。

誰もが早く結果や形がなってほしいと 望むものですが、それでは本当の苦労の大事なところがわからないんですね。

思い起こせば、八生兵庫分教会のふしんにおいて、永らえて伏せ込ませて頂いたことは本当に良かったと思います。

名田分教会を大教会に!

かつて名田分教会の110周年を迎えるにあたって、当時の大教会長様より「名田大教会を目指せ!」とのお声があり、天浦の前会長様としても「名田に5か所の部内教会をお供えしたい」との思いから当時最も勢いがあった(布教所)天浦白宝・八生兵庫・北大路・千喜・千葉のTさんそれぞれに資金を用意して下さり、教会昇格を目指して邁進しました。

私たち夫婦も前会長様から「土地探しをするように」とのお声を頂きましたが、不動産を回っていると、寿美子先生から「土地探しはしてはいけない、必ずおたすけで成ってくる!」とのお声で、まず私たちは途方にくれました。

言うに言われない道中

そんな時に私が、突然重度のくも膜下で死にかけたのです。

これで教会設立は一旦頓挫となり、更にそれから大変な道中が続きました。

それ以前にも数十年間、祖母(久子)や父(武郎)が長年にわたって天浦に伏せこんでくれていたので、その徳をベースに私たちも、教会昇格を目指して、そのお声から3年─ふしん完成に至るまでの8年─その伏せ込みの言うに言われない期間があったからこそ、現在の八生兵庫のこの素晴らしい神殿と勇んだ教会内容の姿があります。

天然自然の道

今、人の痛みや苦しみをわずかでも分かるようになれたのは、この苦労の道中が長かったお陰です。だから、やっぱり苦労は永らえていかねばならない。

木下寿美子先生の教話集にあるように、“我々は天然自然の道を歩んでおるんや。”

では、その天然自然の道とは何か─?

苦労を永らえて、苦労を楽しんで通る。

ここにこの道の醍醐味があります。

月間よろこびスケジュールR184.2.3~3.2

日   程                                 日  付行    事時   間
2月3日(水)     婦人の集い 【別席団参①】10:00 神殿集合 兵庫9:00発
 4日(木)天浦 霊祭10:00執行
 5日(金)  <中央区布教>   9:30神殿集合
  7日(日)  <西区布教>11:00八生瀧川布出発
9日(火)    <兵庫布教>    10:00 神殿集合
10日(水)天浦月次祭前日ひのきしん13:00天浦集合
11日(木) 日()日( 土)天浦 月次祭<遥拝式>9:30執行
12日(金) 日()日( 土)名田 月次祭 /鳴物勉強会/教理勉強会10:00執行
14日(日)<兵庫布教>    10:00 神殿集合
15日(月)琴緒 月次祭/お手ふり勉強会11:00 執行/10:00集合
16日(火)   <松山布教>      5:30兵庫発
18日(木)八生兵庫 霊祭/女鳴物勉強会10:00執行/12:45/18:00
20日(土)<天浦分教会布教実習> 教理勉強会10:30天浦神殿 集合
22日(月)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(火)兵神 月次祭<遥拝式>・鳴物勉強会<10:00執行>
26日(金)御本部月次祭<遥拝式>・鳴物練習  よう <10:00執行>
3月 1日(月)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん 
2日(火)八生兵庫 月次祭10:00執行

新型コロナウィルス感染拡大の為、急遽、予定が変更になる場合も多々ございますので、予め行事内容・時間など、ご確認の上、ご対応して頂きますよう宜しくお願い致します。

また、行事ご参加の際はくれぐれもマスクの着用などの感染対策にご協力くださいませ。

よろこび月報2月号 立教184年2月2日 発行