【2020年3月号】天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

教会長挨拶

兵神大教会長様のお入込み─6月2日 八生兵庫分教会創立十周年記念祭を目前に

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に有難うございます。

本年は平成22年3月に当教会が創立されてより10年目に当たり、6月2日には兵神大教会長様のお入込を賜り、創立10周年記念祭を務めさせて頂きます。

この10年間は決して平坦なみちすがらではありませんでしたが、常に存命の教祖と上級の親々にお連れ通り頂いて教祖のひながたとお打ち出しの声を頼りに、ひたすらおつとめと、親孝行・人だすけに邁進させて頂きました。

その上に立って次の塚、即ち2年後の天浦創立80周年更に教祖140年祭に向かって、揺るぎない信仰信念の確立と成人の実を上げることができるよう「おつとめ、おたすけ、おつくし さあこれから」をスローガンに懸命に務めさせて頂くとともに、当面においては、4月10日と仕切っての天浦成人理立、4月19日の天理教婦人会創立110周年記念総会に合わせてのおぢばがえり別席団参等の御用をしっかりと務め、そして6月2日に迎える八生兵庫分教会創立十周年記念祭に向けて、おつとめを中心に「朝起き・正直・働き」の実践を土台に10周年活動を真剣に進めて参りましょう。

今月も何卒宜しくお願い申し上げます。

天理教八生兵庫分教会長 西村 一郎

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者11名

教祖ご存命を心から信じて!

木下寿美子先生教話集『親から子への贈り物』第4集「五十二、一生懸命を親は受け取る」より

やっぱり一生懸命というものは神様は、親は受け取って下さってる。何もかも見抜き見通しの親ですから、お互いに案じるよりも、毎日自分がちょっとでも成人したんやろうか、真実の心が出てきよるんやろうかということの方が、もっともっと大事であって、現実的な問題は大きく見えて小さい。

誠の人になるということ要領の良い人になるんでなくて、誠の人になるということが一番大事やないかなと。 

=中略=

でも、我が身はどうなってもええ、人から笑われそしられて、馬鹿な目にばっかり合いますけれども、それによって心は段々と、親神の思いに添うていけるし、そのつくした理運んだ理はどこへも行かへん

末代まで自分が持って生まれ、子孫がそれに相応(ふさわ)しいお陰をもらう。

無から有を生み出す喜び!

立教183年2月26日一郎会長様 御本部月次祭団参バスでのおはなしより

大教会初代の苦労

天理教は証拠信心と言いまして、必ず形をもって証明されます。

皆さん、別席場にズラーっと掲げられてある大教会の写真を見て、どうお感じでしょうか?

私はあれを見るたびに、「素晴らしいなぁ」と感動するんです。

八生兵庫の30倍以上はあるあんな大きな建物がどうやってできたと思いますか?

あの写真の巨大な教会の初代さんたちのほとんどが、最初は大変お金持ちの家柄でしたが、教祖にたすけて頂いた感激から、ひながたを慕って全て納消し裸一貫になって、辛酸をなめるような苦労の中も歩いて歩いてたすけてたすけて通られました

そんな初代の言うに言われないご苦労があっての現在のあの結構な大教会の姿があるんですね。

寿美子先生に導かれ

先日、私が調べてみたところ、八生兵庫のこれまでの別席者がなんと2200名、ようぼく350名、修養科修了270名というデータが出ました。

思い返せば、私たち夫婦も当初豊かな生活をしておりましたが木下寿美子先生に導かれ、全てをなげうって道一条を志し、天浦分教会に住み込ませて頂きました。

そしてお金の全く無い中を歩いて歩いて歩きこませて頂き、それはそれは大変な道中でありましたが、無から有を生み出す原理を教えて頂き、生み出す喜びを味わいながら数多の方々と出会い、今から十年前に念願の教会設立を果たしました

尽くしの効能は嫁

村橋家から嫁に来た私の最愛の妻・西村順子奥さんは「尽くしの鬼」と呼ばれるほど、お尽くしが大好きな人で本当によかったと思っています。

これが反対に、お供えの嫌いな嫁が西村家に来ていたら、とっくの昔に滅びてしまって、決して今のような結構な姿はなかったことでしょう。

それもこれも、西村家の信仰初代である西村久子おばあちゃんのお陰なんです。

成らん中、分からない中を、木下寿美子先生の言って頂く尽くしの御用に務めきって下さいました。

そのおばあちゃんが尽くし運んだ理 が末代の理となっています

親神様の残念

いま新型肺炎ウィルスが蔓延し、世間を騒がせています。

これは大教会長様が仰るように、かつてのコレラやペスト・SARSやMERSといった伝染病と同じく親神様の残念・立腹の現れであります。

陽気暮らし世界を望まれる親神様の思いとおよそかけ離れた我が身我が家第一の考え方の人間が増えている証なんです。

ですからお道が伸びなければ、今後世界は決して良くなることはありません。

まず私たちお道の者は、“いつでも・どこでも・だれにでも”の精神で、“昨日より今日・今日より明日”と成人できるよう努力を重ね、“かしものかりものの理”と“教祖存命の理”をしっかりと心に叩き込んで、何が起きてもブレない迷いのない道を歩ませて頂きましょう。

尽くした理は末代

立教183年2月24日 順子奥様 別席団参バス車中でのお話より

お道とのかすかなご縁

私の実家(村橋家)の母は余命2か月と宣告された末期がんを修養科三か月を通して、十数年命をのばして頂きました。

そして、最期は子供や孫に囲まれて安らかに神様のもとへ帰っていきました。

けれども本来ならそんな安らかな運命を辿るような私共の家系ではないんです。

しかし、その母のたすかりを通して、天理教の信仰のお陰で運命の方向を大きく変えて頂いたなぁと実感致しました。

それではこのようなたすかりのもとは一体どこから来てるのかと考えた時に、非常に微かなご縁がありました。

それは母が未だ幼い頃に、貧しいなりをした天理教の布教師さんがおうちに訪ねて来られたそうです。

「明日は月次祭というおまつりなんです。どうか何でも結構ですのでお供えをして下さい。」

その当時私の曾祖母は子沢山の大変な暮らしの中でありましたが、その布教師さんの誠真実に何か胸を打たれるものがあり、わずかな額のお供え(金)とおみかんの一袋でもといって 毎月来られるその方にお渡ししていたようです。

一粒万倍の種まき

考えてみますと、そのわずかなつなぎの真実を神様がお受け取り下さいまして、80年の時を経てそのたった一袋のおみかんが…その一盛りのおリンゴが…わずかなお供え(金)が、その孫の代になって、─私は天理教の教会の奥さんとなり、私の姉は教会長となり、それぞれ人をたすける道を選ばせて頂くような運命につないで下さったのだと感じます。

たとえその真実の種はとても小さな小さなものであっても、神様がお受け取り下さり、天のルールに適った種であれば、いずれスクスクと根を張り、芽を生やし、双葉となって、太い茎が伸び、季節が  来たらたくさんの花が咲き、花からちゃんと実がなります。

そこに何百何千という種が宿り、次の年には何千何万という種が出来るのです

もし曾祖母があの時、「そんなお供えなんて出来ません・・・帰ってちょうだい。」とその布教師さんを追い帰していたなら、恐らくいまの私たちの幸せな運命はなかったと思います。 

~中略~

神様に捧げさせて頂いた真心というものは、一粒万倍やなぁ。』と。

しかし、もしこれが悪い種だったらどうでしょうか・・・

色情で狂った、恩を仇で返した、親不孝した、お金をドブに捨てるような使い方をした・・・

逆もまた同じように、最初は小さい種ですが代が重なって、たくさんの花が咲き、実が実った時には、業病難病と現れ、家族関係の愛情・健康・経済の破綻となるのです。

月間よろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
3月3日(火) 3日(火)     婦人の集い/女鳴物勉強会(天浦恵美子奥様) 【別席団参①】10:00 神殿集合
4日(水)天浦分教会 霊祭9:30執行
5日(木)<西区布教>11:00八生瀧川布出発
6日(金)  <兵庫布教>10:00神殿集合
8日(日)  【別席団参①】八生兵庫喜竜会 担当兵庫9:00発
9日(月)    <中央区布教>9:30神殿集合
10日(火)大教会伏せこみひのきしん/天浦月次祭前日ひのきしん9:30大教会/14:00天浦集合
11日(水) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(木) 日()日( 土)名田分教会 月次祭10:00執行
13日(金) 日()日( 土)<松山布教>5:30兵庫発
14日(土)お手ふり勉強会(天浦会長様)13:00 神殿集合
15日(日)琴緒分教会 月次祭11:00 執行
18日(水)八生兵庫分教会 霊祭/教祖伝勉強会/喜竜会10:00執行/12:45/18:00
19日(木)【別席団参②】みんなで頑張ろう会 担当兵庫9:00発
20日(金)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
21日(土)八生兵庫ミニ子供会/【別席団参③】青年会担当14:30~/兵庫9:00発
22日(日)<垂水布教>9:30神殿集合
23日(月)兵神大教会 月次祭10:00執行
25日(水)婦人会伏せ込み団参/天理バザー/<天理布教>兵庫8:00発
修養科生入学受付兵神詰所15:00面接
26日(木)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
28日(土)【別席団参④】婦人会担当兵庫9:00発
4月 1日(水)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(木)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行