ご挨拶
本年最後の12月の仕切りたすけの根源たるぢばへ誠真実を伏せ込もう!
日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に誠真実を賜り、誠に有難うございます。
本年を振り返りますに、今年は新型コロナウィルス感染という人類史上稀にみる大節をお見せ頂き、その甚大な影響が今も拡大の一途を辿っています。
その節に対する親神様の思召しとその思案については内統領先生始め 各上級の親々からも数々ご教示頂き、その思いにお応えするべく、活動が制約された中ではありましたが、ご存命の教祖のお供で勇んでにをいがけ・おたすけに奔走させて頂きました。
そして旬々の御用に対しても、皆が一手一つに談じ合い、練り合いを重ねて着実にひとつ一つの御用を真剣に務めさせて頂く中に、届かないながらもにをいがけ・おたすけの成果の上に、又おつくしの上に多大なる御守護を頂くことが出来ました。
残すところ、20日余りとなった今、本年締めくくりの御用であるおぢばへの仕切りに真実を尽くさせて頂き、心定め通りの運びをさせて頂きたく存じます。
何卒、今月も宜しくお願い申し上げます。
天理教八生兵庫分教会長 西村 一郎
我が身を捨てるが先 ~難儀苦労の時こそ、人の事をする~
木下寿美子先生教話集『親から子への贈り物』第1集「36、我が身を捨てるが先」より
本当に何にも教祖は、難しいことをおっしゃっていない。
悩まんように、人さんに迷惑かけんように、まず「人さんを救けなさい。人を喜ばせなさい」 「ほんなら私等、人ばっかし救けて喜んで貰うのは結構やけど自分は、どうなるんですか・・・?」と、この問題が残るわけです。
ところが、本当にやってみたら忽ちにして─
ふじゆうなきやうにしてやろう かみのこころにもたれつけ
十二下り 九下り 二ッ
「いやあ、ほんまにその通りやった」と・・・
ここは世間の考えと全く反対なんです。
信仰は、先に自分が不自由して掛かったら、あとは与えられるばっかりが残るんです。
結構に成ってから人の事しなさいと言うのが世間。
ところがお道は、難儀苦労の時こそ余計に人の事をするんですよ。
そんなん出来るのかと思いますけど、思い切ったらいつでも出来る。
只、自分が執着を持っているから出来ないだけで、出来んことはない。
いつでも出来るんです。
素直に飛び込んでみたら、いやあ、
親の世界てこんなに良かったんか、
こんなに有難いのか、こんなに嬉しい
世界なんかと、はっきり分かる訳です。
ですから、おぢばの方でも年限重ねて来て、来年は教祖ご誕生の二百年─世紀は変わろうとしてる。
世の中は今までの“物や金”から今度は“精神・心”という風に移ってる時代ですから、もうお道が今こそ活発にどんどんにをいがけをせないかん時が来てる訳です。
よふぼくの自覚と誇り
キーワードは「使命感」
物事には、“実質”と“形式”というものがあります。
例えば“仕切り”を形式として人様にお伝えするならば、「大教会を通しておぢばに運ばせて頂く金銭のお供え─」ですね。
それでは、形式として“よふぼく”を説明するにはどうでしょうか?
「ご存命の教祖より真柱様の手を通しておさづけの理を拝戴した者─」ですね。
それではその中身つまり“実質”とは何かということを 布教師は常に勉強しておかなければだめです。
それでは“よふぼく”の実質とは何かと申しますと─
「親神様の望まれる陽気暮らし世界を実現するために、その手足となって働く人材」ですね。
そのよふぼくには男女の差もなく、貴賎の差もない。
七十数億人の人間の中から「はい、あなた…はい、あなた」とピックアップされて陽気暮らしへのふしんの用材としていろんな事情、身情を通して、どうしてもあなたを世界たすけに使いたいんだ…と引き寄せられるんです。
世界たすけに働かせて頂こう!
誰も天理教に好きこのんで来た人はいませんね。
だけども、神様はそうじゃないです。
あなたを使いたいんだといって旬を見定めて引き寄せられる─そこには深い深い思惑があり、親心があるんです。
よふぼくは決して口が上手でなくてもいいし、力が無くてもいいんです。
そんなことよりも、それぞれがよふぼくとしての自覚と誇りを持って歩んでもらいたいですね。
私はお金も無い、立場も無い、何も無い しかし、ただよふぼくという、おさづけの理を頂いたその一点において、こんなにも素晴らしい宝を頂いていると思っています。
たん/\とよふぼくにてハこのよふを はしめたをやがみな入こむで
このよふをはじめたをやか入こめば どんな事をばするやしれんで
おふでさき第15号60、61
親神様が入り込まれたなら、本来廃れていた者も蘇ってくる。
よふぼくは、世界をろくぢに踏み均される教祖のお役に立てるよう、使命感を持って世界たすけに働かせて頂かなければなりません。
これがよふぼくの素晴らしさなんです。
心定め達成への6つの心構え
① 一の切り「時間」の使い方
まず、一の切り⇒時間、二の切り⇒金銭は、表裏の関係です。
仕切りをさせて頂く為には、何より時間の使い方が肝心です。
大事業を成し遂げられた方々は皆、一様に時間の使い方が違います。
例えば、仕切りを運ぶ日まで今日から残り3週間…日数で21日…掛けの24時間…掛けの60分…仕切りまであと何千何百分とすると、今日の1時間を、今の1分1秒をどんな心で、どう勤めるか・・・こう考えて、決して時間を無駄にしません。
② 「朝起き」の実践
教会に住む私たちはおつとめによって、毎朝・毎夕全ての目的達成や幸福の邪魔をする“心のほこり”を払います。
まさに無我の境地になって、感謝を捧げ、これによって良質の睡眠をさせて頂けます。
たとえ実際の睡眠時間は短くても、明日への英気を養うだけの眠りというものを良質にしていけばいいんです。
③ 明確な「ヴィジョン」
『私は代々続くこのいんねんを必ず納消するんだ!』との強い決意の下に、教会に住み込ませて頂きました。
何の目的で自分は天理教の信仰をしているのか ─
これがはっきりしていないと迷ったり、足踏みしたり、後ろに向いてしまったりします。
ですから、毎朝ヴィジョンに対する自分自身の心の向きをチェックしましょう。
④ 思いきれる「決断力」
朝、今日やるべきことを具体的にあげて、短く期間を仕切る。
夕方、何が出来て出来なかったかを振り返る(心の練りあい)。
そうして日々の一つ一つの小さな達成感を積み重ねる事により大きな目標を達成する導きとなる。
何より勇気を持って決断し、自分の心定めに対して、ご存命でお働き下さる。
おやさまを信じ切って、ひながたを目標に迷いなく進んでいけば、どんな困難な節が出てきても、必ず道は開けます。
⑤ 「姿形」から低くなる
謙虚になるには、まず頭を下げて形から低くなる。
華道でも 茶道でも形から覚えるものです。天理教の祭儀式でも同じことですね。
形をする事で、だんだんと時間をかけて、心が変わり、生き方が変わり、かりものが変わってきます。
⑥ 無になって「歩く」
歩くという事は、良い出会い・良いアイデア、そして無限の新たな生み出しに繋がります。
親神様のお身体である大自然の中を、自分の思いを無にして、親の自慢話をしながら“人様に救かって貰いたい”という理念を持って、おやさまのお伴をして歩くという事は、私たちの神経・細胞の隅々にまで、陽気暮らしの理が渦巻いてゆきます。
仕切りに向かい、教祖存命の理を信じて、真剣に理作りをして歩かせて頂きましょう!
にをいがけ・おたすけの成果
別 席 者 | 3名 |
よろこびの神殿ふしん喜納金
我が八生兵庫分教会は形の上でのふしんは完成いたしましたが、本当の意味でのふしん(心の成人)はまだまだ緒に就いたばかりと言えます。
当教会では神殿ふしん喜納袋(1口1万円)をご用意させて頂いております。
皆様の誠真実のお心寄せをお待ちいたしております。
年末年始のスケジュール
日 程 日 付 | 行 事 | 時 間 |
27日(日) | 天浦分教会 大掃除ひのきしん | *立教183年 別席 最終日 |
29日~31日 | 八生兵庫 おせち作りひのきしん | |
令和3年1月1日 (金)(火) | 天浦 元旦祭/八生兵庫 元旦祭 | 7:00執行/11:00執行 |
2日(土) (水) | <中央区布教>(初布教) | 9:30神殿集合 |
3日(日) | <兵庫布教> | 9:30神殿集合 |
4日(月) ) | 天浦分教会 霊祭 | 10:00 執行 |
14日() ) | 八生兵庫分教会 春季大祭 | 10:00執行 |
日 程 日 付 | 行 事 | 時 間 |
12月3日(木) | 八生兵庫 婦人の集い | 10:00 神殿集合 |
4日(金) | 天浦分教会 霊祭(女鳴物勉強会) | 10:00執行 |
6日(日) | <兵庫布教> | 10:00神殿集合 |
7日(月) | <西区布教> | 11:00八生瀧川布/9:00発 |
8日(火) ) | <中央区布教> | 10:00神殿集合 |
10日(木) | 大教会伏せこみひのきしん/天浦前日ひのきしん | 9:30大教会/14:00神殿集合 |
11日(金) 日()日( 土) | 天浦分教会 月次祭 | 9:30執行 |
12日(土) | 名田分教会 月次祭 | 10:00執行 |
13日(日) | <あまうら布教> | 9:30 あまうら神殿集合 |
14日(月) | 【八生兵庫別席団参①】 | 9:00兵庫発 |
15日(火) | 琴緒分教会 月次祭 | 11:00 執行 |
16日(水) | <松山布教> | 5:30 八生兵庫出発 |
18日(金) | 八生兵庫分教会 霊祭【仕切り〆】 | 10:00執行 |
女鳴物勉強会 | ||
19日(火) | <あまうら布教> | 9:30 あまうら神殿集合 |
20日(日) | <天浦分教会布教実習> | 10:30天浦神殿 集合 |
21日(月) | 天浦分教会伏せこみひのきしん | 9:00兵庫発 |
22日(火) | <垂水布教> | 9:30 神殿集合 |
23日(水) | 兵神大教会 月次祭 | 10:00 執行 |
25日(金) | 【八生兵庫別席団参②】 | 9:00兵庫発 |
26日(土) | 御本部月次祭 祭 | ・6:30 八生兵庫出発 |