おつとめとは?
おつとめとは、天理教における最も重要な祭儀で、人のたすかりや日々の感謝を神様にお伝えする時間でもあります。
かぐらづとめ
おつとめと言っても、何種類かの意味があり、一番重要とされているのは、毎月26日に天理教の教会本部で勤められる「かぐらづとめ」です。
かぐらづとめでは、10人の先生方が、「ぢば・かんろだい」を囲んで、元初まりにおける人間・世界創造に際しての親神様のお働きを手振りに表して勤めることにより、元初まりの親神様のご守護を今に頂き、よろづたすけの成就と陽気ぐらしの世への立て替えを祈念するものです。
みかぐらうた おつとめ よろづよ八首 十二下り 全文かぐらづとめの別名
かぐらづとめに続いて、神殿上段で男女3人ずつによる、てをどりが勤められます。
おつとめの地歌である「みかぐらうた」と九つの鳴物を使い、陽気に一手一つに勤められます。
つとめは、また、その意味合いの上から「ようきづとめ」「たすけづとめ」「かんろだいのつとめ」とも呼ばれます。
朝夕のおつとめ
全国にある各地の教会では、毎日「朝づとめ」「夕づとめ」が勤められています。
教会本部では、日の出と日の入りを基準に時刻を決めて勤められますが、一般の教会は、それぞれに時刻を定めて勤められています。
おつとめでは、拍子木、ちゃんぽん、太鼓、すりがね、に合わせて、参拝者全員が「みかぐらうた」の第一節から第三節までを唱え、お手を振ります。
朝には、神様のご守護で生かされていることにお礼申し上げ、今日一日、思召に沿って勇んでつとめることをお誓いし、また今日も無事無難に健やかにお連れ通りいただけますようにと、願いを込めて勤めます。
夕べには、一日を結構にお連れ通りいただいたお礼と反省、そして明日への祈りを込めて勤めます。
お願いづとめ
病気の平癒や事情のもつれの解決を願って勤める「お願いづとめ」は、それぞれの教会で随時に勤められています
朝夕のおつとめと同様に、「みかぐらうた」の第一節から第三節までを唱えて、お手を振りますが、たいていは拍子木と数取りのみで勤められます。
お願いに当たっては、
- 悩む人の住所
- 氏名
- 年齢
- 病名や病状
- 事情の内容
- お願いの筋
を申し上げます。
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