天理教単語帳 神一条とは?

神一条とは?

おさしづに

天理王命といふ原因は、元ない人間をこしらへた神一条である

明治21年1月8日のおさしづ

とありますが、親神様のお教え下さった道は、人間思案で考え出された道ではなく、ない人間ない世界を創造された親神様の思召しからできた道です。

したがって、神一条とは、人間思案を交えぬ、絶対的な神の思召しという意味です。

おさしづには

神一条、事情は五十年いぜんより学者がしたのでもない、文字から出来たのでもない、智恵より出来たものでない 

明治22年12月27日のおさしづ

と仰せられています。

このお道を通る者は、人間思案を捨てて、親神様の思召しに添いきらせて頂こうとすることが大切です。

おさしづにはこの他に

これからさき人間心すつきりいらん、もうこれから神一条という道をたてにやならん、たてさゝにやならん、たてさしてみせる 

明治22年10月22日のおさしづ

金銭一つの道ぢやない、神一条は金銭でいかん

明治22年8月12日のおさしづ

神一条、神の支配、誰に遠慮きがねあつてはならん 

明治31年7月21日のおさしづ

などのお言葉で、「神一条」をお説き下されています。