ほこり(埃)とは?
神様の思召しに添わない身勝手な心遣いをほこりと言います。
天理教では、根から悪いという悪は存在しないという考え方です。
あるのは、日々掃除をしたかったらホコリが積もるようなものとして、心得違いがあるだけだと神様はお教え下されています。
ホコリは毎日掃除しても出てくるもので、これを日々掃除さえしていれば、すぐ積もることもないのですが、日々の掃除を怠れば段々高く積もって、やがては掃いても拭いても取り除きにくくなるのであります。
しかし、どれほどの心のほこりが積もっても、しっかりと掃除するなら、どのようなほこりも払うことができます。
親神様は、ほこりを払う節として、一人ひとりに身上事情のてびきを与えられ、しっかりほこりを払うようお導き下されるのです。
ほこりの心づかいとして、
- 「をしい」
- 「ほしい」
- 「にくい」
- 「かわい」
- 「うらみ」
- 「はらだち」
- 「よく」
- 「こうまん」
の「八つのほこり」をお教え下されています
このような心づかいをしないよう、日々わが身を振り返って、心の掃除をしていくことが大切なのです。