天理教人名辞典 原某 はらぼう

原某 はらぼう

明治7年(1874)陰暦10月に起こった大和神社のふしのとき、大和神社の神職として名前が見える(『稿本天理教教祖伝』115頁)。

『稿本天理教教祖伝』では、姓だけで名は「某」とのみ表現されている。

明治7年5月15日改の神官一覧によれば、大和神社禰宜兼権中講義原忠憤。

原家は元来興福寺大乗院の家司の家。

ちなみに、当時の大和神社大宮司は原忠懐の仕えた元大乗院門跡松園隆温であった。