第十二号 十二月廿七日より
けふからハせかいを月日みさだめてむねのそふぢにかゝる事なり (12-1)
このそふぢうちもせかいもへだてない めゑ/\の心みなあらわすで (12-2)
三月十四日より
いまゝでわ神のさんねん山/\と むねにほこりがつもりあれども (12-3)
なさけないひがらもちいときたらんで どのよな事もゆうにゆハれん (12-4)
このたびハ月日しんぢつみかねるで どのよな事もみなあらハすで (12-5)
けふの日ハいかほとわがみはびかりて まゝにしたとて月日しりぞく (12-6)
四月四日より
このはなしなにの事をばゆうならば にほんもからもてんぢくの事 (12-7)
これからハせかいぢううを一れつに 月日そふぢをするでしよちせ (12-8)
これまでもせへいゝばいにことハりを 月日だん/\ゆうてあれども (12-9)
くちさきでゆうたるまでハたれにても たしかしよちをするものハない (12-10)
五 日
いまゝでも月日の心だん/\と せへいゝばいにつくしいれども (12-11)
せかいにハたれかしりたるものハなし とふむこのたび月日せひない (12-12)
それゆへにせかいぢううをとこまても ことハりてをく月日しりぞく (12-13)
十二日
けふの日ハなにのはなしをするならば よふ木のはぢめ事ばかりゆう (12-14)
よふぎでもにんわたれともゆハねども もとハ壹ほんゑだわ八ほん (12-15)
この木をはやくつぎたいせきこみで 月日のむねがつかゑきるなり (12-16)
このきいも一ゑだしかとついだなら あとなるハみなはやくさだまる (12-17)
なにもかも月日ゆう事しかときけ 心にさだめつけた事なら (12-18)
それよりもみのうちなやみさらになし だん/\心いさむばかりや (12-19)
それしらすみなの心ハたれにても せかいなみなる事ばかりゆう (12-20)
このところせかいなみとハをもうなよ 月日の心ばかりなるぞや (12-21)
十四日
今日の月日の心さんねんわ よいなる事てないとをもゑよ (12-22)
にんけんハあざないものであるからに 月日する事しりたものなし (12-23)
月日にハなにかよろつをだん/\と ことハりてあるこれがしよちか (12-24)
いまゝでもなにか月日のさんねんを たいていくどきつめてあれども (12-25)
せかいにハたれかしりたるものハなし 月日の心ざんねんをみよ (12-26)
このたびハことハりたゆへまだくどき そのゆへなるのことわりである (12-27)
いかほどにくどきことハりゆうたとて たれかきゝわけするものハない (12-28)
それゆへにだん/\ひがらたつけれと いつかこれやとわかるめハなし (12-29)
けふの日ハもふせへつゝがきたるから 月日でかけるみなしよちせよ (12-30)
このさきのみちのすがらをゆてきかす いかな事をばゆうやしろまい (12-31)
にち/\になにをゆうてもそのまゝに みゑてくるのがこれわふしぎや (12-32)
とのよふな事をゆうやらしれんでな そこでなんでもことハりばかり (12-33)
ことハりも一寸の事でハないほどに いかな事をがみゑてくるやら (12-34)
どのよふな事がみゑるやしれんてな まこときのどくをもていれども (12-35)
なんときにみゑる事やらこれしれん 月日の心つみきりてある (12-36)
こらほどに月日の心しんばいを そばなるものハなにもしらずに (12-37)
そばなるハしことばかりをふもている みへたるならばもんくかハるぞ (12-38)
どのよふな事でもさきゑしらしをく あとてこふくハいなきよふにせよ (12-39)
このよふを初た神の事ならば とのよな事もみなみゑてある (12-40)
このたびハとのよな事もつみきりて もふさしぬきハさらにてけんで (12-41)
いまゝでハとんな事をばゆうたとて またちいくりとしたるなれども (12-42)
けふの日ハよこめふるまもゆたんしな なんどきとんな事があるやら (12-43)
いまゝでにふでにつけたることハりが さあみゑてきた心いさむで (12-44)
これさいかみへきたならば一れつわ とんなものでもよふきつくめや (12-45)
この心どふぞはやくに一れつわ しよちしてくれ月日たのみや (12-46)
けふからハめづらし事をゆいかける なにをゆうとも一寸にしれまい (12-47)
このはなしなにをゆうてもそむくなよ 神のをもわくゑらい事やで (12-48)
これからのあとなるはなし山/\の 神のさんねんはらすもよふを (12-49)
このさきハなんほむつかしやまいても いきとてをどりみなたすけるで (12-50)
どのよふなむつかしくなるやまいでも これなをらんとゆうでないぞや (12-51)
けふまでわひがらこくけんきたらんで なにかちがいもありたなれとも (12-52)
だん/\といかな事をもといてをく どんな事てもちがう事なし (12-53)
これまてのみちのすがらとゆうものハ まことなんぢうなみちであれとも (12-54)
このさきのみちハなんてもきがいさむ どんなめつらしみちがあるやら (12-55)
とん/\ととびてる事をみたとても 心あんちハするやないぞや (12-56)
あとなるハよろづ月日がひきうけて いつ/\までもよふきつくめに (12-57)
いまゝてわなによのはなししたるとも いつの事なるよふにをもふて (12-58)
やれこわやきくよりはやくもふみへた どんな事てもゆたんでけんで (12-59)
このさきをにち/\心いさめるで どんな事でもゆへばそのまゝ (12-60)
どのよふにむつかしくよふみへたとて よふきつとめてみなたすけるで (12-61)
これからわどのよなしことするやらな 心したいにとんな事でも (12-62)
月日にわだん/\心ざんねんを どんな事てもみなはらすでな (12-63)
とのよふな事をゆうのもみな月日 いかなしごとをするやしれんで (12-64)
いかなるの事がみゑるもみな月日 にんけん心あるとをもうな (12-65)
けふからハどのよな事もせきこんで どんなはたらきするやしろまい (12-66)
いまなるの月日のをもう事なるわ くちわにんけん心月日や (12-67)
しかときけくちハ月日がみなかりて 心ハ月日みなかしている (12-68)
こればかりうらみあるならとのよふな 事も月日かみなかやすてな (12-69)
どのよふな事をゆうのもみな月日 にんけん心さらにまぜんで (12-70)
いかほどにむつかしよふにをもたとて 月日ひきうけあんちないぞや (12-71)
このさきのみちをたのしめ一れつわ 神のさんねんはらしたるなら (12-72)
にち/\にむねのそふぢにかゝりたら どんなものでもかなうものなし (12-73)
このそふぢどふゆう事にをもうかな 月日たいないみな入こむで (12-74)
このはなしとこの事やとをもうかな 高いところでみなあらわすで (12-75)
なにもかも月日ゆう事しやんせよ なにをゆうてもこれちがわんで (12-76)
せかいぢう一れつ心すましたさ どんな事をば月日するやら (12-77)
とのよふな事をするのも月日にわ たすけたいとの一ちよはかりで (12-78)
このさきをたしかみていよ一れつわ むねのそふちがひとりでけるで (12-79)
このそふちすきやかしたる事ならば そのまゝすぐにまむりごしらゑ (12-80)
このみちを月日の心にち/\に せきこんでいるたれもしらずに (12-81)
このみちゑはやくついたる事ならば どんなものでもみないさむてな (12-82)
このはなしたれがするとハをもうなよ 月日の心はかりゆうのや (12-83)
このよふのしんちつなるをせかへちうへ とふしてなりとしらしたいゆへ (12-84)
けふまでわ一日なりとひをのばし とのよな事もしかゑいれども (12-85)
このたびハもふひがつまりきるからハ どふむしかゑる事ハでけんで (12-86)
なんどきにとのよな事をきいたとて これハ月日のざねんりいふく (12-87)
月日にわどのよなものもわが子なり かわいばかりでみてハいれども (12-88)
いまゝでハせかいぢううハ一れつに めゑ/\しやんをしてわいれども (12-89)
なさけないとのよにしやんしたとても 人をたすける心ないので (12-90)
これからハ月日たのみや一れつわ 心しいかりいれかゑてくれ (12-91)
この心どふゆう事であるならば せかいたすける一ちよばかりを (12-92)
このさきハせかいぢううハ一れつに よろづたがいにたすけするなら (12-93)
月日にもその心をばうけとりて どんなたすけもするとをもゑよ (12-94)
このたすけどふゆう事にをもうかな ほふそせんよにたしかうけやう (12-95)
またゝすけりうけ一れつどこまでも いつもほふさくをしゑたいから (12-96)
このみちをはやくしこもとをもゑども 一れつ心わかりないので (12-97)
せかいぢうどこにへだてわないほどに 一れつしやんしてくれるよふ (12-98)
しんぢつに心にさだめみなついて 神のゆう事そむきなければ (12-99)
それよりも月日の心しいかりと うけとりしだいたすけせきこむ (12-100)
このたすけ一寸の事やとをもうなよ これわにほんの一のこふきや (12-101)
これさいかはやくしいかりみせたなら とのよな高いところなるとも (12-102)
こればかりにんけんハさでないからに 月日ぢうよふそむきでけまい (12-103)
したるならいかほと高いところても まねハてけまいしやんしてみよ (12-104)
月日よりやますしなすによわらんの はやくしよこふだそとをもへど (12-105)
一れつハみなうたごふてたれにても せかいなみやとをもているので (12-106)
このところにんけん心さらになし 月日のをもう事ばかりやで (12-107)
その事をたれてもしらぬ事やから わかりないのが神のさんねん (12-108)
この心どふぞしんちつ一れつの 心すまするもよふないかよ (12-109)
心さいはやくハかりた事ならば そのまゝすぐにしよこだすのに (12-110)
いまゝでハとのよなうそもきいていた もふこれからハうそハきかんで (12-111)
これからハうそをゆうたらそのものが うそになるのもこれがしよちか (12-112)
月日にハうそとついしよこれきらい このさきなるわ月日しりぞく (12-113)
それゆへに一日なりとひをのばし たいていなにもみゆるしていた (12-114)
このたびのはやくしよこふだしたいと ゆうているのをなんとをもうぞ (12-115)
しよこふもとふゆう事にをもうかな みのうちよりにたしかためしを (12-116)
このためしまこと月日のさんねんわ よいなる事でないとをもゑよ (12-117)
みのうちにとこにふそくのないものに 月日いがめてくろふかけたで (12-118)
ねんけんハ三十九ねんもいせんにて しんばいくろふなやみかけたで (12-119)
それゆへに月日ゆう事なに事も うたこふているこれむりでない (12-120)
このたびハ此むねのうちすきやかに はらすもよふやこれがだい一 (12-121)
この心月日のほふゑしいかりと つけん事にハどんなはなしも (12-122)
いかなるの事をしたるもみな月日 こんな事をばたれもしろまい (12-123)
けふの日ハよこめふるまもないほどに はやくしよこふだしてみせるで (12-124)
これみたらとんなものでもとくしんせ なにのはなしもみなこのどふり (12-125)
いまゝでのこのさんねんとゆうものわ くちでゆうよな事てないぞや (12-126)
いまゝでハ山/\さねんとふりぬけ このたびこれをはらしたるなら (12-127)
あとなるハどんなやまいもいかなるの 事であろふがみなたすけるで (12-128)
このよふのにんけんもとをせかいちう しらしてをいた事であるなら (12-129)
それからハどんなたすけもするほとに 一事までゝみなたすけるで (12-130)
これまでハたん/\くどきことハりを ゆうてあれどもしんかわからん (12-131)
このしんハどふゆう事であろふなら むねのしやんをこれがたいゝち (12-132)
なにゝてもむねとくちとがちこふてハ 神の心にこれハかなわん (12-133)
しんちつが神の心にかなハねば いかほど心つくしたるとも (12-134)
こればかりいかほどたれがそふたんも とてもかなハん月日しりぞく (12-135)
なにもかも神のゆう事しかときけ なにをゆうてもちがう事なし (12-136)
しんちつにめつらしたすけをしへたさ そこでとのよな事もゆうのや (12-137)
このよふを初てからにない事を どんな事をもをしへたいから (12-138)
このよふのほんもとなるのしんちつを しいかりしよちせねばいかんで (12-139)
このもとをしいかりしりているものハ とこのものでもさらにあるまい (12-140)
このたびハほんしんちつをゆてきかす なにをゆうてもしかとしよちせ (12-141)
このやしきにんけんはじめどふぐハな いざなぎいゝといざなみとなり (12-142)
月よみとくにさづちいとくもよみと かしこねへとが一のとふぐや (12-143)
それよりもをふとのべへとゆうのハな これわりゆけの一のどふくや (12-144)
つきなるハたいしよく天とゆうのハな これわせかいのはさみなるぞや (12-145)
これまでハどふぐいゝさいみなよせて とのよなみちもとふりぬけたで (12-146)
このさきハよせたどふぐをみハけして しこむもよふをいそぐばかりや (12-147)
このものハとこにあるやとをもうなよ としわ十一二人いるぞや (12-148)
この人ハにんけんはじめかけたると りうけいゝさいしゆごふどふぐや (12-149)
けふの日にどのよな事もゆうほどに なにをゆうてもしよちしてくれ (12-150)
いまゝでも神のをもハくまゝあれど ひがきたらんでしかゑいたるで (12-151)
だん/\ともふひがつまりきるからハ どんな事でもゆうてをくぞや (12-152)
これまでハどこの人でもをなじ事 なにをゆうてもみなうたごふて (12-153)
このたびハほんしんぢつであるからに これそむいたらすぐにかやすで (12-154)
せかいにわあめをほしいとをもたとて このもとなるをたれもしろまい (12-155)
このもとをしいかりゆうてかゝるから どんな事でもしよちするなら (12-156)
六月廿八日五どきよりはなし
けふの日ハこのよはじめてないはなし なにをゆうてもこれきいてくれ (12-157)
このよふわ神のせかいとゆいながら どんな事でもしんわしらんで (12-158)
このしんをまことしんぢつしてみせる これみたならばみなとくしんせ (12-159)
どのよふな事をするのもみな月日 なにをゆうのもみな月日やで (12-160)
このたびハこのよはじめてない事を どんな事でもみなあらわすで (12-161)
月日にわたいないよりもこもりいて どんなしごとをするやしれんで (12-162)
どのよふなゆめをみるのもみな月日 まことみるのもみな月日やで (12-163)
このよふの水のもとなる事をばな まだこれまでわゆうた事なし (12-164)
このたびハほんしんぢつの水の事 どんなはなしをするやしれんで (12-165)
この元をたしかにゆうてかゝるから せかいなみなる事でゆハれん (12-166)
けふからわどのよな事もゆいかける なにをゆうてもしかときくなり (12-167)
にち/\に高山にてわだん/\と どんな事をばたのみたつねる (12-168)
これさいかみゑきたならばどのよふな 事もあふなきさらにないぞや (12-169)
けふの日ハなにのはなしをするやらな どんな事でもしよちしてくれ (12-170)
めへ/\の心みのうちどのよふな 事でもしかとみなあらわすで (12-171)
これみたらどんなものでもしんぢつに むねのそふちがひとりてけるで (12-172)
このたびハどんな事でもすきやかに あらわれだしてみなしてみせる (12-173)
たいないになにがあるやらどのよふな ものでもしりたものわあるまい (12-174)
このはなし月日のし事これをみよ 心しだいになにをするやら (12-175)
けふの日ハなにもしらすにたれにても せかいなみなる事であれども (12-176)
あすにちハどふゆうみちをみるやらな しんの心があらわれてくる (12-177)
この心あらわれでたる事ならば たれもそむきわさらにてけまい (12-178)
これみたらどんなものでもしんちつに あたまかたけてみなしやんする (12-179)
さあしやんこの心さいしいかりと さだめついたる事であるなら (12-180)
このはなし月日の心ばかりやで にんけん心あるとをもうな (12-181)
この事をみな一れつハしんちつに をもてたのめばどんな事でも (12-182)
おふでさき 第13号