かんろだいとは?
親神様が人間をご創造された証拠におぢばにかんろだいが据えられています。
天理教のおつとめは、このかんろだいを中心に行われます。
このことから、「かんろだいづとめ」と仰せられます。
かんろだいは、人間の創造とその成人の理を現して形造られております。
かんろだいの構造は、6角形の台、計13段で構成されており、それぞれ「ほぞ」でつなぎ合わされています。
1段目 | 径3尺 高さ8寸 |
2段目 | 径2尺4寸 高さ8寸 |
3~12段目 | 径1尺2寸 高さ6寸 |
13段目 | 径2尺4寸 高さ6寸 |
合計で8尺2寸(=約248.46cm)の高さになります。
本来このかんろだいは石製で、その上に五升入りの平鉢をのせ、天の与えである甘露を受けるのですが、明治15年5月に2段目までできていたかんろだいの石が警察の手によって没収されたことなどから、現在は木製の「ひながたかんろだい」が据えられ、世界中の心が澄み切ったとき、石製のかんろだいと平鉢が据えられます。
この甘露を頂くと人間は、病まず、死なず、弱らずに百十五歳の定命を保ち、この世は”陽気ぐらし”の世界となると教えられています。