【一般人必見】宗教都市「天理」にある独特な建物について紹介します!

宗教都市である奈良県天理市には、3000畳を超える巨大な神殿の他に、その神殿を取り囲むように建てられた独特なデザインの建物があります。

今回は、その建物である「おやさとやかた」について紹介していきたいと思います。

おやさとやかたとは?

ねがい
ねがい

そもそも、おやさとやかたってなんやねん。

おやさとやかたとは、奈良県天理市にある「天理教教会本部」を中心に、68棟でひとつながりの全長約3.5キロを取り囲む建物のことです。

厳密には、まだ28棟までしか建っておりませんが、千鳥破風を置いた屋根、高欄が付いた外回廊、窓枠などに施された朱色のアクセントカラーは、天理市を象徴する建物です。

おやさとやかたの進捗状況

東棟

東左第1~5棟・真東棟・東右第1棟・4棟

西棟
西左第3~5棟・西右第2~5棟・8棟

南棟
南左第1~4棟・真南棟・南右第1~3棟

北棟
北左第4棟・8棟

※赤色の部分が既に建築されているおやさとやかた

おやさとやかたの中は・・・?

ねがい
ねがい

おやさとやかたの建物の中はどうなってんねやろ?

おやさとやかたの使用用途はさまざまで、

  • 病院「憩いの家」
  • 学校「天理教校学園高校」「天理大学」
  • 参考館「天理参考館」
  • 天理教の信者の宿泊施設

などなどに使われております。

おやさとやかたのモデルとは?

ねがい
ねがい

それにしてもビルの上に瓦って、独特なデザインやなぁ~。。。

おやさとやかたは、建物のデザインが少し独特なものになっています。

このおやさとやかたのモデルになった建物は、天理高校の校舎であるこの建物です。

天理高校の校舎の設計にあたったのは、東大図書館や東大医学部・法学部・農学部など、主に東大の建築に関わった有名な設計者です。

おやさとやかたの建築年・建築順

建築年用途
1955教義及び資料集成部、天理教音案研究会、天理教校本課
1955別席場
1955別席場
1955別席場、修養科棟
1955別席場、修養科棟
1962修養科棟
1965天理大学
1965憩いの家
1965憩いの家
1967天理大学
1969天理小学校
1970郡山大教会詰所、中河大教会詰所
1972天理教校專修科
1975天理教教厅
1975嶽東大教会詰所、鹿島大教会詰所
1975高知大教会所
1979教会長任命講習会および資格認定講習会
1980敷島大教会詰所
1981南海大教会詰所
1983憩いの家
1985高安大教会所
1992学校本部、一れつ会、少年会本部、学生担当委員会、学生会
1993天理教校学園高等学校
1993天理教校学園高等学校
2000天理参考館
2005天理教基礎講座、研修室、展示コーナー、映像ホール、陽市ホール、南右第二棟企画課

なぜおやさとやかたは建てられたのか?

👇なぜおやさとやかたが建っているのかを詳しく紹介している記事はコチラから👇

【天理市の建物】おやさとやかたに込められた二代真柱様の思い

まとめ

天理市は、日本で唯一の宗教都市となっています。

天理教信者でなくとも、ひときわ目を引く「おやさとやかた」や3000畳を超える巨大な神殿などを見に観光されるのも良いかもしれません。

天理市では、他にも参考館や奈良県歴史博物館など、楽しめるスポットが沢山あるのでオススメです。

奈良に遊びに来た際は、是非天理市にも観光に遊びに来てみて下さい!