ご挨拶
内統領先生のお言葉を胸に刻み、年頭の心定め完遂へ!
日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に有難うございます。
去る10月26日、晴天の御守護のもと、立教184年 御本部秋季大祭が中山大亮様を祭主に厳かにかつ陽気に執り行われました。
祭文奏上に続いて、かぐら・てをどりが勤められた後、神殿講話に立たれた内統領・宮森与一郎本部員は、立教の元一日にあたり、教祖のひながたの一部を振り返り信仰の基本に立ち返ってみたいと話を起こされました。
最初に、夫・善兵衛様のとられた行動─即ち教祖を月日のやしろに差し上げるとの親神様との約束を守りぬいた史実を通して、「ひながたの道は終始一貫、私達の心定め─即ち、決心を急き込まれた道であるとして、事ある毎節ある毎に何らかの決心をしていくことが、成人につながる」と述べられました。
又、元治元年のつとめ場所のふしんに当たって、後の本席・飯降伊蔵様に仰せられた教祖のお言葉にこもる親神様の真意を細かく分析され
「入信間もない人に対しても、本教の教理の根本に関することははっきり伝えること、また、様々な御用に対しても、誰かに言われてするのではなく、自らできることを自分で考え、それを毎日こつこつ積み重ねることが大切である」
ことなどをお話下さいました。
更に、長男・秀司様にまつわる御事歴については、「人間思案に流れることなく、神一条に徹する通り方の大切さ」をご教示下さいました。
そして最後に、「現在のコロナ禍のもとでは、周囲に心を配り、身近な所からおたすけを心掛け、ひながたの道を踏み外さぬよう知恵を出し合って、勇んで通ること」を切望されて講話を締めくくられました。
私達は、この内統領先生のお言葉を胸に刻み、本年最後の12月の仕切りと年頭に定めた人作り完遂を当面の目標に、いよいよ来年6月に迫る天浦創立80周年記念祭に向かって、少しでも成人させて頂けるよう務めさせて頂きましょう。
今月も何卒宜しくお願い致します。
まずは心のふしん「心定めが第一」
立教184年10月17日西村 順子奥様 朝席でのおはなしより
天理教史上最大の弾圧
教祖が現身を隠されて後、天理教が国々所々へ物凄い勢いで伸び広がり、それに伴って天理教は弾圧の時代を迎えることとなります。
その当時、天理教撲滅の政策が実際に国会で審議され、内務省秘密訓令が全国に発令されました。
それは外からの弾圧はもちろんのこと、警察が信者のふりをして教団の中に入り込み、内部から潰して いくという国家を挙げての弾圧でした。
これが恐らく天理教の迫害の歴史の中で、最も厳しく教団にとって最大の危機であったと言えるでしょう。
人が集まることがご法度となり、ここの教会のように集団生活しようものなら全て解散を命じられ、本部へのお供えも途絶え、食べていく事もままならない厳しい状況の中、只々ご本席様を通してのおさしづだけを頼りに、想像を絶するような迫害の中を、その日一日一日凌いでいかれたそうです。
お道の歴史が語る大節からの大普請
そんな最中に明治40年、教祖から
「ふしん、ふしん」
というお声が出ます。
当時の御本部の会計の方が、本席・飯降伊蔵先生に
「12000円(今の貨幣価値でおよそ3千万円)足りません。」
と伝えられると、その次の日から100日に及んで、おさしづが出ました。
それに対して当時の先生方が練り合い談じ合う中に、
「これは形の普請を言われてるけれども、そうではない・・・この厳しい内外の迫害に対して心の普請を急き込まれている・・・もっと心をつくらせて頂いて、より一層人だすけに励もう・・・確かに弾圧はあるが、命をかけておたすけをしよう・・・」
と心が定まり、その頃の布教師さんは着の身着のままでおたすけに奔走され、わらじの紐も解かずに玄関先で横になって2~3時間休んだら、またおたすけに飛んでいくような、白熱的なおたすけが展開され、そういった中に出来上がったのがあの御本部の北礼拝場です。
金や物を集めようというでなく、人をたすけるということに徹した末に、全国から大きな檜が続々と献木され、やがて教祖殿が建ち上がり驚くような大普請・大正普請が為されていきます。
ですから、もう駄目だというような非常に苦しい節にこそ覚悟と腹を決め、さらに一層捨て身の精神で、にをいがけ・おたすけ・尽くし運びに励むならば、必ずや成ってくるということです。
お道の歴史がそう語ってくれています。
「もう駄目だ…」というときの思案
私も布教師としての人生の中で、お尽くしがどうしても出来ない・・・
全く集まって来ない、非常に厳しい状況が2度ほどありました。
そのときにどう思案したかと言うと、
「まだまだ尽くし方が足りないから、天から与えが降りてこないんだ!」
と。その時、私はいま全く宛てもお金も無いからこそ、桁を変えて尽くしの心定めの額を増やしたのです。
そうするとその心定めを教祖がお受け取り下さって、奇跡的なご守護を見せて下さいました。
そしてその度毎に、尽くしの桁を上げて頂きました。
無いから出来ないんじゃない。
それぞれの「覚悟」と「腹」にかかっています。
あたわる自分に成人していけばいいのです。
思いが人を生む、お金を生む。
思いが事柄を展開していくのです。
思いとは=(イコール)心、本音です。
生み出しを邪魔する悪いんねん
生み出していく一番の原動力は“恩”です。
「ご恩を返そう、親に喜んで頂こう」
その思いさえあれば、人間として結構になるに決まっています。
しかし、それを邪魔するものはそれぞれの魂に持った悪いんねんです。
前生で親を泣かし残念をかけてきたその種が、そんなつもりはないのに今生また同じ親不孝の種を蒔いてしまう。
お互いにいんねん自覚の上に、油断せぬように通りたいものです。
小さな油断が破滅を招く
それではどういう時にいんねんの種がはびこるのでしょうか。
自然界でも種が根っこを伸ばして芽吹いてくるときは、たいていぽかぽかと暖かい春でしょう。
ここで言うぽかぽか暖かい春とは、生活が緩い気楽なときなのです。
日々の生活が緩んでくれば、いんねんの種が出やすくなります。
結構なときはいんねんの力の大きさを侮って、
「まあこれぐらい・・・こんなことぐらい」
という小さな油断が、身の破滅を招くのです。
にをいがけ・おたすけ・尽くし運びに苦労を厭わず務めることでいんねんから守られ、結構な運命の種を蒔くことが出来ます。
慎みが往還・慎みが理
コロナの世界的な節によって、人が集まれない…騒げない…喋れない…これらを思案してみれば、今親神様からもっともっとと欲望を求め自らを蝕み滅ぼしている人間に対して「慎み」ということを言って下さっているように思います。
私たちは「慎み」ということをテーマに、親孝行と人だすけの上に苦労を求め、心の成人を求めて、日々通らせて頂きましょう。
誠なら必ず還る!寿美子先生の生き様─~運命をたすけて下さった大恩人~
立教184年10月20日 朝席のおはなしより
誠・真実で出したものは必ず還る!
木下寿美子先生は、大教会の御用の上に常に尽くし切って通られました。
特に料理の御用が多く、その殆どが持ち出しで
「たとえ親の御用でお金を使いすぎても、必ず返ってくる」
と仰られていました。
そして上級や大教会に一切請求なんかしたことはありません。
そこに理立・お尽くし・御礼をされます。
しかしその運んだものはその後ちゃんと天浦に繋がる信者さんが勇んで運んでくるのです。
これはまさに親神様・教祖がその先生の心の誠を受け取り、
「ほら、必要なものはちゃんと回してあげましょう。」
と信者さんを通して、またおたすけを通して、ふしぎと集まって来るのです。
どんな苦労の道中もいずれ喜びで還る!
寿美子先生は
「一時は自分がどんなに悪く思われても、誠で尽くした事柄は後で必ず喜んでもらえるのだ。」
と仰られています。
そのときはお節介のようですけれども、真実を尽くし切る中にやがては喜びとしてちゃんと返ってくるのです。
先生は私ども西村の家にも、親の尽くしの御用で無理難題を運んで来て下さいました。
先生は兄嫁である西村久子・祖母にその御用を頼みに来られました。
私の父・武郎や親族たちは
「先生はいつもお母ちゃんをいじめとる・・・お金ばっかし持っていく…」
と、あまりいいようには思っていませんでした。
当時先生は灘区にあった教会を売って、まだ原野のような垂水の地に移転したばかりのどん底の時だったと思います。
親への尽くしが我が足元の人財として還る!
親族からも嫌がられながら親の御用に明け暮れる先生にとって、大変なご苦労の道中であったことと思います。
しかしその頃先生が西村家に運んで下さった理によって、永い時を経て、この私は現在も先生を好きとか嫌いとかを越えて、“運命をたすけて下さった恩人”として仰ぎ、ようぼくの使命感に目覚め、その御恩返しに明け暮れています。
親への尽くしが人財を生み出し、布教師が育つ種となったのです。
よろこびの神殿ふしん喜納金
我が八生兵庫分教会は形の上でのふしんが完成し、昨年設立十周年を迎えさせて頂きましたが、本当の意味でのふしんは終わっていません。
神殿ふしん喜納袋(1口1万円)をご用意させて頂いております。
皆様の変わらぬ誠真実のお心寄せが、喜びの種まきとして末代栄える理になります。
👇ペイペイでお供えされる方はコチラをタッチ👇
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にをいがけ・おたすけの成果
別 席 者 | 4名 |
よ う ぼ く | 1名 |
月間よろこびスケジュール
日 程 日 付 | 行 事 | 時 間 |
11月3日(水) | 婦人のつどい | 10:00 神殿集合 |
4日(木) | 天浦分教会 霊祭 | 10:00執行 |
6日(土) | 《 兵庫布教 》 | 10:00 神殿集合 |
7日(日) | 《 西区布教 》 | 9:30 神殿集合 |
10日(水) | 大教会伏せ込みひのきしん | 9:30 大教会神殿集合 |
天浦分教会 月次祭 前日ひのきしん | 13:00 天浦神殿集合 | |
11日(木) 土) | 天浦分教会 月次祭 | 9:30執行 |
12日(金) ( 土) | 名田分教会 月次祭 | 10:00執行 |
15日(月) | 琴緒分教会 月次祭 | 11:00 執行 |
16日(火) | 《 松山布教 》 | 5:30兵庫発 |
18日(木) | 八生兵庫分教会 霊祭 | 10:00神殿集合 |
19日(金) | 《 西宮布教 》 | 9:30 神殿集合 |
20日(土)ん) | ***** | |
21日(日) | 大教会月次祭 前々日ひのきしん | 9:30 大教会神殿集合 |
22日(月) | 《 垂水布教 》 | 9:30 神殿集合 |
23日(火) | 兵神大教会 月次祭/遥拝式 | 10:00執行 |
26日(金) | 御本部月次祭/遥拝式 祭 | 8:30神殿集合 |
28日(日) | 《 中央区布教 》 | 9:30 神殿集合 |
12月1日(水) | 八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん | |
2日(木) | 八生兵庫分教会 月次祭 | 10:00執行 |