はらだちとは?
親神様の思召しに添わない心づかいを「ほこり」に例えてお教え下されております。
そのほこりを分かりやすく8つに分けて、「八つのほこり」と呼び、そのような心づかいをしないよう、すなわち「ほこりをはらう」よう、お教え下されています。
その「八つのほこり」のひとつが、「はらだち」であります。
「おさしづ」に
腹のたてるのは心のすみきりたといはん、心すみきりたらば、人が何事いうても腹がたたぬ、それが心のすんだんや (明治20・3・22)
大きい心をもつて通れば大きいなる、小さい心をもつて通れば小さうなる、親がおこつて子供はどうして育つ、みな親のかはりをするのや、満足さしてつれて通るが親の役や (明治20・7・7)
とありますように、「腹が立つ」というのは、心がすまず、親神様の思召しが胸に治まっていないといえます。
どのような場合でも、親が子を育てるという気持ちになれば、自ずと「たんのう」の心になれるものです。
日々普通に生活していれば、腹が立つこともあるでしょう。
どのようなときでも、親神様の思召しと悟り、いんねんを聞き分けたんのうの心をおさめましょう。