「このお道では、、、」
「お道の信仰者は、、、」
など、天理教ではさかんに「道」や「お道」という言葉を使います。
この道というのは、天理教の信仰のことを表しています。
おさしづには、
ほんにこれでこそ道の理かと、たのしんでくれてこそ道であろ (明治32.2.3)
むつかしい処通るが道や
(明治20.5.8)
道といふは小さいときから心うつさにやならん (明治33・11・16)
というように使われております。
教祖は子供を思う親心から、他にも分かりやすい様に、教理を何かに例えてお話下されています。
たとえば、神一条に進む者の道すがらを、「山坂」「茨ぐろ」「崖道」「つるぎの中」「火の中」「ふちなか」「ほそ道」などと様々な道を使って表現されてます。
このような、道すがらを経て「ほんみち」や「往還道」に出ることができるとお教え下されています。
この「ほんみち」や「往還道」を「ひろい道」「たのしみの道」「けっこうな道」「陽気ぐらしの道」と表現されています。
また、神一条に反することを、「世上の道」、「横道」などと言って戒められています。