立教180年11月号　天理教八生兵庫分教会　よろこび月報

ご挨拶

真柱様のお言葉を心に刻み育成・丹精・心定めの完遂へ不断の努力を重ねよう─

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に絶大なるお力添えを賜り、誠に有難うございます。

去る１０月２６日、国内外から大勢の教友がおぢばに帰り集う中、立教１８０年御本部秋季大祭が真柱様祭主のもと、厳かに且つ陽気に執り行われました。

祭文奏上に続いてかぐら、てをどりが勤められた後、神殿講話に立たれた真柱様は、冒頭、

「この道が開かれた目的は世界中の人間をあまねく　たすけ上げて、元初まりにおける親神様の思召しである陽気ぐらしの世と立て替えることにある。」

との立教の本旨をあらためて示された上で、お出直しから今年で５０年の節目を迎えた中山正善二代真柱様のご業績にふれられ、二代真柱様が何より心にかけられた原典に一層親しみ、教えに即した通り方を心がけるよう促されて、講話を締めくくられました。

本年も残り二か月を切った今、真柱様のお言葉を心に刻み、にをいがけ・おたすけ、又、ようぼく・中席者丹精、更には道の将来を担う道の後継者の育成への不断の努力を重ねつつ、年頭の心定めの完遂を目指し、月々の別席団参、そして本年最後の『１２月の仕切り』の御用に向かって真剣に務めさせて頂きましょう。

今月も何卒、宜しくお願い申し上げます。

ゴ恩ニ報イル

立教180年10月9日 別席団参バス車内 順子奥様の話より

皆様、別席の中に出てくる「元の理」のお話を、「全く自分には関係ない話だ…」と聞いていらっしゃる方もおられるんではないでしょうか？

実は一番大事な話が、この話であり、全く関係の無い人など誰もいません。

「元の理」に 日々のご恩

なぜなら朝、目が覚めました。

たいしょく天のみこと様の理を頂いて、まず眼がパチッと開きます。

眼が開くと同時に、くにとこたちのみこと様の理を頂いて、眼と脳の働きが開始されます。

そしてをふとのべのみこと様のお働きを頂いて、筋肉が動き、をもたりのみこと様の理で、体が動いてお手洗いまで身を運びます。

くもよみのみこと様のご守護を頂いて、水気上げ下げ・飲み食い出入りの御守護を頂いて、おしっこが排泄されます。

それからくにとこたちのみこと様の水の守護を頂いて、顔を洗い、歯を磨きます。

そして台所では、今日は大根のおみそ汁を作ろうと理念が定まります。

くにとこたち様の水をお鍋に注いで、をもたり様の理でガスを点火し、水を温めます。

その間にたいしょく天様の切るという働きを頂いて、大根を切ります。

それを沸いたお湯に入れておみそを入れて溶かします。

お鍋の中でくもよみ様の理で循環し、出来上がったみそ汁の具を、たいしょく天様の歯で噛み分けます。

そしてゴックンとそれを飲み込めるをふとのべ様の筋肉の働きです。

胃まで運ばれた食べ物を消化して、ちゃんと栄養とカスに分けられ、吸収・排泄とくもよみ様のお働きを頂きます。

朝、目が覚めてから、ずーっと 絶え間なく親神様の十全の働きを、頂き続けて、私たちは生かされています。

運命転換！無から有！

ましてや、夫婦となって女性の胎内で受精し、岐魚(うを)と白(み)蛇(い)とを引き　　寄せて、見事にいざなぎ・いざなみ様が調和して、赤ちゃんという　　全く新たな生み出しがなされる。いわゆる天理教は何もない無から　　形ある有が生み出されていく教えです。　　　　～ 中　略 ～

私の家で言えば、本来の一家断絶離散・商売は倒産して破滅の一途を辿る混沌とした運命から思えば、到底有り得なかった家族が調和し、　　全うに代々続いていく運命が、だんだんと構築されていく。人々はその姿を見て「事情が治まった」と言います。また、病で苦しんでいく混沌とした体内が、心の入れ替えをする中に、天地海山日月と…親神様の

十全なる調和の働きを取り戻す中に、人々はその結果を

見て「病気がたすかった」と言うでしょう。

この道にふれて、事情が治まる・病気が癒える・・・

当然これは一つの形として必ず現れてきますが、そんな結果が目的ではありません。

～ 中　略 ～

人恩さえも裏切り・踏み倒してきた私たちはこの元の理に基づいて、世の為、人の為に捧げ切っていく中に、天恩を知りそれに報じていく生き方を身につけて、教祖が通られた苦労の万分の一でも偲ばせて頂けるよう、世界たすけに尽くさせて頂きましょう。

にをいがけ・おたすけの成果

月間よろこびスケジュール