ありのままdiary R188.1.30

遠方出張

ついに約束の日。

Yさんを迎えに行って教会めがけて出発。

Yさんは10月に初席を運んで下さったが、その際に私が

「どなたかおぢばに行ける人いたら紹介して欲しい」

と言った言葉を受け、ホンマに何人かに声かけてくれていた。

そのうちの1人が今回、たすけてほしいということで相談され、会長さんに伺ったところ受けることになった。

Yさんもすごいですねぇ。

恩を感じてくれていたり、立ててくれる姿勢がすごくて、なんか恥ずかしくなるのです。

ということで今回、YさんがSNSを通じて友達になった人で、会うのは初めてだが電話やり取りで話が進んだというから行くことになった。

めちゃくちゃ心配ですよね。

普通の教会なら受けないし避けると、さすが八生兵庫だと副寮長先生が言っておられる。

とにかく、私も案じ心は捨ててもたれる思いで今日まで過ごしてきた。

ただ、何もない姿で迎えに行くことになるし、色んな事情を抱えてそうだということで、本格的なおたすけへと発展する可能性も生じる。

しかも、寮生としてはあり得ない出会いなのである。

私は岡山にいるのに、迎えに行くのは三重なのです。

他に例のない1件だと思いながら出発しました。

どんなおたすけになるか分からないため、会長さんも同行して下さることになった。

それも他では考えられないと副寮長先生は言う。

ということで、あらゆる概念を超えたおたすけに向けて、神戸経由で三重までGO。

教会で会長さんと、運転の手伝いで青年T君も同行して下さる。

教会に向かう車内はYさんと2人きりで、珍しく色んな話が出来た。

アホみたいに笑える内容をはじめ、真面目な話も織り交ぜながらお話できたからよかったと思う。

これまでは、まだ出会って半年も経ってないし、遠慮が出て言えないこともたくさんあったが、Mさんの停滞ふしをきっかけに、関係の方々に対して言わなアカンことはちゃんと言おうと決めた甲斐があった。

おかげで、Yさんの生活状況なども知ることができたし、どんな風に考えて過ごしているのかも聞けたから有難い。

充実した車内時間となり、今後の対応を考えるきっかけとなれてよかった。

無事に教会に着き、Yさんにも初めて参拝して頂けた。

Yさんも昼食を頂きながら会長さんとお話してもらえて良い時間になったと思う。

そして、T君の運転で、道を覚えるためには初めて且つ人生2度目の三重へと向かう。

なかなか田舎な三重、その中でもイオンがある住宅街にお住まいでした。

Yさん情報では家族の方が不在と聞いていたから安心して迎えに行き、本人もどんな人か想像しながら訪問する。

結果、案の定ではあるが暗い顔をした根暗そうな青年である。

しかも挨拶や礼儀も身についておらず、会長さんに失礼な態度となってしまう可能性を高く感じ、その瞬間に、私だけでも無礼な姿に対して苛立ちを感じないように努めると決めた。

おたすけとして関わったら自然と心が決まると言いますか何というか、澄んだ気持ちで接することが出来るもんだと瞬時に感じた。

だからおたすけをしなアカンのか…

でも色んな姿を通して私自身の因縁を目の当たりにするから苦しいのも事実。

どう受けとめて、どのように悟っていくのかが分かれ目になってくるでしょう。

そんな感情を咄嗟に抱きながらも、1つ希望となることもある。

お連れする方の家はけっこう立派な一軒家で、戸別訪問では絶対に断られるような佇まい。

そんな中にもやっぱり助けを欲する人は潜んでいるようで、突っ込んでいけばようやく判明するものもあると思うが。

SNSでのおたすけもあるという凄さも実感。

また、普段の戸別もいつか、家の見た目では分からないおたすけとも出会うかもしれないという、布教師としては有難い気づきも得られたと感じる。

さらに不思議なことは、その方の家の隣が天理教の教会だということが分かった。

そこに引き寄せられるのでなく、実働しまくる八生だからこそ繋がったし、受けることができたという神の働きを目の当たり。

不思議過ぎて実感湧きませんでした。

今日は、おられないと思っていたご家族の方もおられ、お母さんにも挨拶させていただけた。

息子の行末を心配している顔、天理教を怪しんでいる顔、その両面を含む表情をしている。

ベストの展開は、分離していた家族関係が修復し、お連れする方が家族にも喜ばれる姿に変わってゆくことを願う次第。

色んな気持ちで迎え、おぢばに向かう。

夕づとめが終わった頃に到着して参拝、会長さんが神殿案内をして下さった。

有難く、学ぼうという気持ちで聞かせていただいた。

詰所で夕食を食べて休ませていただきました。

稼働し続けたハードな1日を終え、明日の別席に備えます。

今日もありがとうございました。

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